見出し画像

(詩)流れ流されて

流れ、流され

波にもまれてここに来た

砂浜に一人

はるか彼方の水平線

孤独なんて今更だ

風が冷たく吹きつけて

隣には誰もいない

寂しさはあるけれど

歌を口ずさみ歩いて行く

随分と遠くに来たものだ

落とし物は数え切れない

後悔ばかり拾ってきた

それでも振り返りはしない

精一杯今を生き抜く

いつか迎える終わりまで


(撮影と制作:地平線)

この詩を書くうえで麻枝准作詞作曲「きみの横顔」の影響は計り知れません。それでも私なりに書いたつもりです。オマージュということでよろしくお願い致しますと共に麻枝氏に厚くお礼申し上げます。

この記事が参加している募集

#私の作品紹介

97,343件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?