見出し画像

webと企画 #8 フォトディレ

こんにちは、クリエイティブディレクターの
高宮と申します!

第七回目の記事では
「トーンマナーとロゴの扱い」
という部分についてざっくりお話
いたししました。前回の記事はこちら
https://note.com/chiharunoippo/n/n45b57fb5a6a5?magazine_key=m21a2eaeb0055

さて第八回目の記事では
「フォトディレクション」
についてお話ししようと思います。

今回お話するフォトディレクションは
Webサイトを作る上でのフォトディレクション
に焦点を当ててお話します。

まず、webにおける写真、画像の重要性は
非常に高く、ユーザーに与える印象や
体験に大きく影響
を与えます。

写真が悪いとどれだけデザイナーさんが
良いwebデザインをしても
与える印象や体験に反映できなくなります。

実務の中ではLP(ランディングページ)は
特にそうだと感じるのですが
写真一つの写り方や表示位置などで
CVR(コンバージョン率)が大きく変化
します。
※LPやCVRについて書いた記事はこちら
https://note.com/chiharunoippo/n/n062ec9efa96d

数値として特に顕著になるのは
LPというだけでどんなwebサイト、ページにも
写真の影響度が大きいです。

では、webにおけるいい写真を
用意するために何をすべきなのでしょうか。
以下の3つの方法があります。

・フリー素材写真を探す
・有料素材写真を探す
・撮影スケジュールを組み、
 そのサイト用で撮影を行う

一つずつ見ていきましょう。
まずはフリー素材写真を探す場合です。
予算などの都合もあるため、フリー素材を
使用することもあると思います。

フリー素材で気をつけたい点は
・同じような写真ばかりになっていないか
・サイトのイメージとあっているか
・商用利用可能か

という点です。

詳しく説明すると、
同じサイトで写真を選ぶうちに、
同じような写真が意図せず並んでしまう事、
サイトのイメージとかけ離れてしまい、
画像が浮いてしまっている事、
商用利用ができないものではないか
利用規約を確認する事です。

そして、それは有料素材でも
同じことが言えます。
有料素材の場合は、特に、
制作チームと念密に打ち合わせをして
本当にその写真でいいのかという点も
しっかり話し合う必要があるでしょう。

さて、次は
「撮影を行う」という選択肢について
お話しします。

こちらのケースは、予算にもより
その時々による柔軟な対応が必要ですが
メリットとしては、
他にはない写真でサイトを作れる
という点が一番大きな利点です。

そのサイトならではのこだわりを
出すことができるため、自由な
テーマをより引き出す
ことができます。

しかし、いざ撮影を行うとなれば
準備と念密な打ち合わせは欠かせません。
やるべき事と流れを説明すると、

・誰にとってもらうのか
・いつどこでとってもらうのか
・誰を、何を撮影するのか
・どんな写真をとってもらうのか

基本的には5W1Hを埋めていくように
撮影のための計画書を制作し
実際の撮影内容を考えましょう。

まず、誰にとってもらうのかというのは
カメラマンのことで、プロの方に
依頼する場合は特に予算と技術を
検討する
必要があるでしょう。

そして、このとき私は実務では
知人にカメラをしている人がいる場合などは
連絡を取りやすい知人に優先して
ご相談させていただくケース
があります。

日頃コミュニティーを広げられていれば
いるほどここで選択できる選択肢が増え、
話がスムーズに進む場合があります。

次にどこで撮ってもらうかについて
ですが、この場合の選択肢は
・スタジオ撮影
・ロケーション撮影
が大体のケースで想定されます。
予算や撮りたい内容によって
検討し決めていきましょう。

撮影内容についてはチームに
デザイナーがいればその方とも
打ち合わせをしながら、
何を着た誰をどういった角度で撮影するか
までを決められると他の部分の
決まっていない部分もそれに合わせて
考えていけるので進行しやすくなります。

内容が決まれば必ずすべきなのは
撮影に参加するしない関係なく
報告と撮影内容を記した計画書の共有です。

共有することで、
仕事の確実度、安定度を全員が把握でき、
不明な点も指摘してもらえるので
共有してさらにイメージを固めると
イメージした写真を撮ってもらいやすく
なります。

今回は
「フォトディレクション」
についてお話しました。

次回は
「トレンドデザインとその効果」
についてご紹介したいと思います。

ここまで読んでくださった皆様、
ありがとうございました。
次回も、よろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?