学びや気づき、結果はいつも行動の先に。

情報にあふれる今の時代、誰でもアクセスできる情報の価値はどんどん下がっていっています。

「これって○○なんですよ。」
「あ、知ってます。ネットで見ました。」

という会話を耳にすることも最近ではかなり増えてきました。

「これからはシェアの時代だ！」とみんなが口を揃えて言っていますが、だからこそ、誰もが知っていたりネットで簡単に調べられる二次情報や三次情報よりも、自分が体験したり経験した独自の一次情報を持っていることが今後価値になっていくんだなぁと思います。

例えば旅行先の情報を調べる時も、「観光スポットがここにあって、ここに行くとこれが食べられる」というどこでも得られる情報よりも、実際に行った人が「このお店では味が濃い目で、苦手な食材を違う食材に変えてくれて、店員さんがこんな人で、こんな面白い話しが聞けて、こんな風に感じた！」という体験談が綴られたブログの方が断然面白くてタメになったり。

わたし自身も、そういった実際の体験や経験から得られるオリジナルな情報をたくさん持っている人に惹かれるし、本を読んでいても、ありきたりなHow toが書かれたものより、その人の価値観や個性がたっぷり感じられる文章の方が読んでいて楽しいなぁと感じます。

行動して、体験して、五感で感じて、それを自分の中で解釈して、唯一無二の独自の価値をたくさん積み重ねること。

失敗や自分の弱さに寛容になって、思い切って完璧主義をやめてみて、とにかく動いてみるのです。

動いた分だけ視界はどんどんクリアに、晴れていくし、学びや気づき、結果はいつも行動の先にしかないのです。

武藤千春