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防災意識を常にアップデートする。


九州では記録的な大雨によって、浸水被害や土砂災害などの被害が広がっている。災害大国と呼ばれる日本だが、ここ数年はとにかく災害が多くて、そのたびに何もできない自分を不甲斐無く、無力に感じてしまう・・・。

それと同時に考えるのは、もしも自分がいる場所で大きな被害が起きそうになった時、起きてしまった時にどうやって自分や家族の命を守るかということ。

東京だけを拠点に暮らしていた頃は、住み慣れた街で地形も理解していたし、東日本大震災をきっかけに災害時のための備えをしたり、避難する場所も家族で共有していたが、昨年から東京と長野での二拠点生活を始め、ここ数日は改めて家族と今の暮らしの中での災害時についての決め事や情報のシェアをしている。

とはいえ、未だ収束しない新型コロナウイルスの影響で、避難所に行くという選択がベストなのかどうかもその時々で変わってくるし、長野の家には高齢の祖母もいる。さらに我が家には大切な愛犬たちもいるから、きっと行動も制限されるだろうし、その時の状況によってどのような選択をすることが正しいのか、正直わからない。

日本では地震に対しての意識は高いと思うけど、ここ数年、地球温暖化などの影響により気象災害の規模は想像もできないほど大きく広くなってきている。今までの常識では命を守ることすらできないとても難しい時代に突入しているのかもしれない。

地震や気象災害、感染症など何においても言えることだが、「今ある常識は通用しないのかもしれない」と危機感を持ち、歴史から学び、自分たちの知識を常にアップデートしておくことで、いざというときパニックにならず、冷静に命を守る最適な選択ができたり、誰かの命を守る行動に繋がるのではないだろうか。

「私は大丈夫」「私の家は大丈夫」「私の住む地域は大丈夫」と過信せず、ちゃんと判断ができるよう、常に意識を高めておこう。

そして、みんなでみんなの命が守れるよう、今私にできることを常に模索していこうと思う。


武藤千春

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