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自然光が贅沢すぎる至福空間Dia:Beacon [NY/SF旅 #03]

3日目は今回のニューヨーク旅行で一番楽しみにしていたと言っても過言ではない、ちょっとマンハッタンから離れた場所にある美術館、Dia:Beacon(ディア・ビーコン)に行ってきました。

Dia:BeaconまではGrand Central Terminalから1時間に1本しかない電車に乗って2時間弱ほど。

電車の時間に合わせて宿を出たはずがなぜか間に合わず笑、駅構内をぶらぶらしながら時間を潰し、次のPoughkeepsie行きの列車に乗りました。

Grand Central Terminalの券売機で、往復券と入場券がセットになったチケットがあるので、それを買ったら改札など何もなく乗車するだけです。

電車は進行方向左側(3人席がある側)が景色がきれい、とのことで迷わず左側に座ったのですが、ハドソン川とその対岸に広がるおだやかな景色にとても癒やされます。

対岸にあるウェストポイント(陸軍士官学校)や教会などをGoogle Mapsと照らし合わせながら乗っていたらあっという間に到着しました。

BEACON駅からは歩いて10分ほど。
さっそくドキドキしながら扉を開けて入りました。

入って左側に少し歩いて右側を見た瞬間、大げさじゃなく息が止まりそうになりました。

自然光がとにかく美しすぎる…。

ビスケット会社ナビスコの包装紙印刷工場を改修してできたそうで、大きな作品がたくさん展示されていることで有名なDia:Beacon。

建物の壁沿いにある窓だけでなく、大きな天窓からも美しく光が降り注ぎ、自然光を建物の中にいながらこんなにも心地よく浴びられるのかとずっと感動していました。写真では全然伝えきれなくて悔しい。

そして自然光が入らないエリアにも、たくさんの作品が、心地よい距離感で展示されています。

しばらくこの建物の中を歩いていると、初め驚いた作品の大きさは、もはや全く気にならなくなっていて、眼の前に広がる建物と作品が織りなす空間に夢中になっていました。

なかなか帰りたくなくて、2周して、3時間ほどじっくりまったり楽しんでみました。帰りの電車も1時間に1本しかないので、カフェで時間を少し調整したり、駅まで少し寄り道しながら散歩して、再びマンハッタンに。

Beaconエリアには他にもギャラリーや素敵なお店があるみたいなので、次はもっとゆっくりこのエリアを探索してみたい。


ニューヨークは、水平垂直がよく似合う。気がする。

つづく。


前回までのニューヨーク旅行記も、もしよろしければ読んでみてください。


ありがとうございます!とてもうれしいです。