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今年、出逢ってよかった3曲でも振り返りますか。#MEETBEAT2020

年の瀬です。今週から学校もお休み、インターンも今日が仕事納めでした。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

そして、2020年はどんな年でしたか?
私にとっては、出会いと別れ、再スタートというワードが連想される1年になりました。当たり前のことが当たり前ではなくなって、新しい環境の中、試行錯誤してきたし、自分の軸が大きく揺れて宙ぶらりんだったなぁ……。なんて。

またノイズキャンセリング効果の高いイヤホンと出逢ったこと、音に敏感な資質があることを知ったこともあり、色んな音楽と生活した1年でした。

さて、居場所づくりをやっていた時期からゆる~くお付き合いさせてもらっているテルりんさんから
#MEETBEAT2020という企画のお誘いをいただいたので、2020年に出逢った大好きな曲を3つシェアしていこうかなと思います。

素敵な#MEETBEAT2020企画の説明はこちらから…!↓

柔らかい切ない、それが心地好い。『魚と猫』Sori Sawada

今年、1番聞いたアーティストだと思います。
はじめてSoriさんの曲を聞いて、文学的な歌詞とゆったりと時間が流れるようなメロディー、少し切なげな歌声に一気に引き込まれて以来、大好きになりました。
(※Soriさんの曲だけが入ったプレイリストを作ってしまうくらいにはハマった。)

そんなSoriさんの曲の中でも、印象深いのは『魚と猫』。
SoriさんのTwitterで、「共生できない二匹のお話」と書かれていたのを思い出して、「向き合ってきたようで、向き合ってたのは相手に擬態した自分だったのかもな。」と自分勝手な関係性を考えたり。

歌詞が、何度も人に壁を作って生きてきた私にとってズッシリと募るもので、でも苦痛ではなくて。忘れられなかった。そんな感じ。

”頼るのに慣れていなくて
優しいだけの人で終わった。
あなたを騙して悦に浸って
あなたも怖いまま、委ねてきたのに。“
”すれ違うならぶつかった方がいいだろう。“
”繋いだ手は、実は絡まっていただけなんだ。“

様々な出会いと別れを経験した今年、Soriさんのこの曲を何度も聞きました。人生のBGMです。

生きるって時折醜いけど、それすらも美だよね。『デマゴーグ』キタニタツヤ

キさん​は、こんにちは谷田さんという名前でボカロPとして活躍されていた時から大好きなアーティストさんです。
『初夏、殺意は街を浸す病のように』『芥の部屋は錆色に沈む』『記憶の水槽』……、本当に大好き。

さて、その中でも今年出逢ってよかった1曲は『デマゴーグ』。
キタニさんの曲調では珍しく、しっとりとした感じだけど、歌詞は強く美しかった。

決して明るくポジティブな曲ではないけど、前を向けるって曲ありませんか?『デマゴーグ』がそれofそれです。
個人的には、前を向けるというか前を向く覚悟をつけさせるって感じです。

生きることにおいて、あからさまに美しく尊いことなんて存在しないよなって思ってて。割と高頻度で、人間の醜さとか、社会の不条理とか、やるせなさとかに出逢って「あ~もう人生クソだな」ってなるんですけど。

その醜さこそ、人生においては美だよね。
という考えが人生を豊かにして、強さに変わっていくんだろうなと感じました。

”隣にいる誰かを妬ましく思う日々さえ、受け入れられますように
その目を覆いたくなるような現実の醜さでさえ、
抱きしめられますように
ずっとその苦しみ全てを抱えて生きる、あなたへの祈りを!“


自分の人生に誇りと責任を持つ強さ。『スーサイド ボーダレス』meme tokyo.

でんぱ組inc.と虹のコンキスタドールのジュニアオーディションを経て、去年結成されたアイドルグループ「meme tokyo.」。
お披露目されてからずっと追ってきたのですが、この『スーサイド ボーダレス』を1回聞いて、グッと心が動きました。

全部の歌詞の目線が近くて共感するなぁ、と聞いていたら、実はmeme tokyo.のメンバー全員が作詞に参加していると知って、もっと魅力的に。

ひとことで言うなら、自分の人生に誇りと責任を持てる強い人でいたい。って感じ。

簡単に繋がれて、簡単に自己表現ができるけど、その裏では色んな人間がいることを知って、どこを見ても誰かの評価軸によって評価、比較されてしまうけど、
自分の生き方も、自分の価値も、決めるのは私自身。そして自分の存在を証明して認めてあげられるのも私自身なんだ。

こういう強い気持ちを後押ししてくれた、今年の私にとって大切な1曲になりました。

”Ah こんな僕でもなれるかな
君の生きてく理由に
捨てたもんじゃないって、人生
ここから 僕らの 本当の スタートさ
昨日の後悔も
いつか来る絶望も
未来の不安だって
誰にもわかんないだろう“


2020年は、「生きること」「交わること」を学ぶ1年。

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大好きな曲、今年出逢ってよかった曲を振り返ると、私にとっての2020年は「生きること」と「人と交わること」を思考し、学び、時には学びほぐす1年であったのかなと思いました。

自分自身や、私が関わりたいと思う人、社会で交わった人々との関係。そこで起きた出来事は、きっと人生において大切なエッセンスなのだと感じます。

人との関わりが希薄になった1年と答える人もいる中で、私は人との関わりを深く考える1年になったと共に、タイミング的な問題で私の人生を振り返る深い1年。

そんな1年を彩る曲として、特に印象深い3曲を選んでみました。
他にも、Spotifyに入っていない曲、選べなかった曲もありますが、その曲たちはまたいつか。


皆さんの今年出逢ってよかった曲はなんですか?
是非、#MEETBEAT2020で教えてくださいね♡

参加したプレイリストはこちらから↓


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