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【転職直後はコレが大事】非効率的なことに時間を割く

こんにちは、ちはるです。


転職後1ヶ月で何をしてきたか

4月から新しい職場で働き、1ヶ月が経ちました(あっという間すぎる…)。

今までと同じケアマネの仕事ではありますが、職場が変わったことでいろいろな苦労も…。

今日は、私がこの1ヶ月で意識して時間をかけてきたことを書いてみようと思います。

何を頑張ってきたかというと、今後の仕事の質や効率化につなげるための、普段はやらない無駄な仕事です。

ケアマネの仕事をする上で大事なもの

ケアマネの仕事を簡単に言うと、介護が必要な方の相談にのって、必要なサービスを手配・調整すること。

「〇〇ができなくて困っている」「△△が自分でできるようになりたい」といった相談を受けても、ケアマネが直接解決できるわけではありません。
その人のニーズを確認した上で、ケアマネとしての専門性をもとに、解決するための選択肢を示して選んでもらうことが仕事。

解決するための方法は、ヘルパーに手伝ってもらうことだったり、専門的なリハビリを受けることだったり、車椅子などの道具を借りたりすることです。

そのため、実際に支援をしてくれるヘルパーさん、リハビリのスタッフ、福祉用具の業者などとのつながりと信頼関係が何より大事。
(ケアマネが直接支援をすることはありません。というか支援してはダメです。)

他にも、病院だったり、包括支援センターだったり、地域にあるいろいろな関係機関と協力していく必要があります。
ケアマネ、ソーシャルワーカーが仕事をしていくためには、とにかく地域とのネットワークが欠かせないわけです。

ところが、私は県をまたいで転職したため、今まで築いてきたいろんな関係機関とのネットワークがゼロになってしまった状態。
ここから地域にある関係機関を把握して、いい関係をつくっていくのが大変なんですよね。
これは時間がかかるので、2~3ヶ月でできることではないのですが、それでも地道に頑張っていくしかない。

一見効率的ではない仕事が大切

地域にある関係機関(社会資源とも言うのですが)を把握して、関係をつくっていくために、今はとにかくあちこちへ実際に足を運ぶしかないです。

普段はFAXや郵送で済ませる書類も、わざわざ届けにいって直接話をしたり、何かと用事をつけていろんな施設や病院へ行き、中の様子を見てみる、など。
単に顔を覚えてもらうだけでなくて、そこで見聞きした情報が、後日思わぬ形で活用できることも多いです。

福祉の世界で15年相談援助職をしてきましたが、結局のところ、これが一番早いですね。一見すごく効率が悪いのですが、結果的には後々仕事がしやすくなります。
(他にうまくネットワークを構築する方法があったらぜひ教えてもらいたいです。)

今の職場の上司や同僚は、私のこのやり方を理解してくれているので(やたらといろんなところへ出歩いているなと思われてるでしょう)、好きなようにやらせてもらっていて感謝しています。
自分のやり方で好きなようにやらせてもらえるというのも、今までの実績とか、普段の仕事を認めてもらわないとできないことですよね。

今後の効率化のための準備

このように、ネットワークをつくるために時間を割いているのですが、これは今後の仕事の質と効率を上げるため。
ある程度できあがってくれば、省けるところは省いていきます。

同時に、この1ヶ月で時間をかけてきたのは、効率的な作業のために必要な準備。
いろいろなリスト、様式、テンプレの文言など、はじめにある程度手間をかけて作っておいたほうが後々楽。
いろいろ準備して(今後やっていく中で、さらに使い勝手がいいように修正していくのですが)、来月以降の仕事の作業は少し楽にできるかなと思います。

まとめ

今日は、転職してから私が時間をかけてきた、仕事の効率化に向けた準備について書いてみました。
私は福祉の業界(その中でも相談援助職)としてしか働いていなくて、他の業界のことは分からないのですが、何か共通する部分やヒントになる部分はあるのではないかなと思っています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


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