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まみい
2020年7月8日 01:28
「明日なんてこない」頭の中でずっと呪文のように唱えていた。とある土曜の夜。近所の公園。となりのベンチに座っているおじさんは木々のささやき合いに耳を傾けていた。一方私はスミノフアイスを傾けていた。爽やかな味に反して私の心は重苦しかった。明日がきてほしくない。理由は割愛するがただそれだけのことだった。*時間とは無情なものだ。私がどんなに駄々をこねようともそいつは