chiffon

シフォンと申します。'24春から Inkscape を使い始め、惹かれるとこ…

chiffon

シフォンと申します。'24春から Inkscape を使い始め、惹かれるところがある方々と関わるものを描かせていただく事にしました。ブランドロゴと特記した箇所以外は、時間がかかっても全て描いています。どの方も詳しい事は知らないため、関係ないものも含まれていたらすみません。

最近の記事

絵本"挫折しそうなときは、左折しよう"を訳した 成田さんの胸懐

シニカルな直球を投げ、大局的に論じ、投げやりに思える時でさえ 確たる存在と映るのに 脳裏に浮かべれば 消え入りそうな 成田悠輔という人にそんな印象を持ち 数年が過ぎました。 にわかに脚光を浴び始めた時から その捉えどころのなさを 私はおそらく世間と同じように感じ 「正解の無いクイズ」を見始めたのも 出演者にその名前があったからで 論考を浅く聞いているだけでは核心を捉えていないだろうし、人となりも勝手に思い描いているだけですが 俗っぽく世に知られている生い立ちが 心理

    • 「やすこちゃん」となった光浦さんに 険しさはなかった

      ワークショップは大盛況。 以前はそんなじゃなかったのにと、光浦さん。 カナダ留学のため、芸能界を休止すると公表した時から その社会的地位や年齢を踏まえ 驚きと羨望と応援の言葉が世に飛び交っていました。 高等遊民なんて声もあったけど 何らかの確信がなければ踏み出せず、 踏み出したところで楽な話でもないと 多くの人が同じように想像し、エールを送っていた事でしょう。 そこにCOVIDが蔓延し、計画がなし崩しになりかけても決行に至れたのは もとより光浦さんが外に目を向けてい

      • ふかわさんの羅針盤が示す先は きっと変わらない

        2022年春から「バラダン」※ TOKYO MX の情報番組 「バラいろダンディ」 が マンスリーアシスタント体制となり、今年2月に大御所である山田邦子さんがその位置に就いた時は驚いたし、その理由もまるでわからなかったけど なんとなく安心はしたんです。 その後ふかわさんの喉が絶不調となった時なんて まさに良かったと思い、それ以降は邦子さんの延長続きで 一部の曜日しか視聴していない私が言うのもなんだけど、落ち着いて見ていけるものだと安心しきっていました。 "MX ギャラ大丈

        • 記憶に刻まれている「太田光の私が総理大臣になったら…」   

          便乗っぽいタイミングは避けたいんですが、    予定がずれると面倒な事になるのでアップします。 政治を論じる場も層も広がり 受け手としては時間の制約すらなくなったこの時代にも しばしば脳裏に蘇る番組 『 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』 2006年に日テレで始まり、幾度かの改編を経て終了した2010年から はや14年経った事にまず驚きましたが 毎週金曜の8時台という、ゴールデンタイムど真ん中の1時間が キー局で放送されていたわけで TVでのマーケティング

        絵本"挫折しそうなときは、左折しよう"を訳した 成田さんの胸懐

        • 「やすこちゃん」となった光浦さんに 険しさはなかった

        • ふかわさんの羅針盤が示す先は きっと変わらない

        • 記憶に刻まれている「太田光の私が総理大臣になったら…」   

          レミさんを見るたび 愛しさの先にある悲しみを思う 

          「和田さんが肺炎で」との知らせには 当時私も衝撃を受けました。 いや、あの底抜けに明るいレミさんを対象とするのに こんなタイトルや書き出しはないなと思ったものの、他のイラストを描きながら数日経っても別の何かは浮かばない。 と言うより心が抗う。 だってこの二人を描きながら 何度泣きかけた事か。 レミさんの心を案じたあの日から 時は流れ あけっぴろげで飾らない明るさと天性の純粋さが相まった人柄は 以前と変わらないように映るけれど、和田さんを語る姿から伝わる寂しさや悲しさは

          レミさんを見るたび 愛しさの先にある悲しみを思う 

          「言葉は変わっていくものだから」 柔らかに穏やかに 金田一先生は言うのだ

          「引きがいい」というのか、モチーフとさせて頂く方がメジャーなTV番組に登場したり、紐付く事が続いています。 金田一先生もつい先日の昼時に出演されてて、公開順と偶然合っただけなのに なんだか嬉しいものだなと。 「こだわり 」と いう言葉は、自分に対する"良い意味合い”で使われる事が多いと思いますし、私も以前は同様に捉えていました。 上司から指摘されたその誤釈を 未だ覚えているくらいなので、私は「言葉」へのこだわりを手放せないのかと考えたけれど、やっぱり違う。 言葉こそ大

          「言葉は変わっていくものだから」 柔らかに穏やかに 金田一先生は言うのだ

          " ジャーナリスト 堀潤 "が追い続け 共に求めたいものとは

          偶然 映し出された中に、見慣れた顔がありました。 ” 民放出身アナ ”という括りで構成されたそのクイズ番組は 既に後半で、トップのまま逃げ切り 優勝したのが、顔の主である豊崎さん。 「モニフラのみんな~」 と手を振る彼女に、私も思わず「おめでと~」と手を振り返したのです。 その ”モニフラ” こと 「 堀潤モーニングFLAG 」 は、月~金の朝に放送されている東京MX局のニュース番組で、報じるべきを報じ、自身で考える事を呼び掛けてきました。 その時間帯にありがちな占い

          " ジャーナリスト 堀潤 "が追い続け 共に求めたいものとは

          唯一無二と誰もが称える 「清水ミチコ」 という在り方

          羨ましい生き方としてダントツなのは 所さんのようだし 私もそうだけど、合わせて思い浮かべるのは「清水ミチコ」その人だったりします。 お二人は 大まかに分類すれば同業でも 方向性は随分違い、表にしない苦労があるにせよ、これほどしなやかに そしてこんなにも長く我が道を行ける(ように見える)のってすごいですもん。 お金があれば何でも叶うってうそぶく人も、それが前面にあるわけじゃないこのお二人は、大富豪より むしろなりたい存在なんじゃないかな。 そもそも富豪って 幸せそうには見

          唯一無二と誰もが称える 「清水ミチコ」 という在り方

          その先を考えた時 目に留まった オズワルド伊藤さんの髭

          プロフィール通り、対象とする方々の何を知るわけでもなく描かせてもらっていますが、なかでも伊藤さんについての引き出しはかなり空いてます。 しかしながら、また お笑い界にいるならそうだろうけど、この方はとりわけ神経を研ぎ澄まし 常に最適解を探してる気がして、眼鏡の奥にある目の更に奥には脳があるんだよなぁと、至極当然の事を思ったりするんですよ。 加えて情も深そうだから、かつての職場には 信頼を寄せる人も多かったように思いつつ、佐久間さんと伊集院さんが話していた事については深いが

          その先を考えた時 目に留まった オズワルド伊藤さんの髭

          斎藤氏が説き続ける「3.5%の人達が本気で立ち上がれば」

          抱いている疑問がいくつかあります。 その一つが、このところよく耳にする 「そもそも若者の母数が少ないんだから 投票しても意味がない」といった声に対するもの。 年齢によって意見がくっきり分かれるというわけでもないだろうし、何かムーブメントが起これば民意は大きく流れるし、何より そう言って手放したしっぺ返しは大きそうだけどいいの?って。 加えて群集心理に分け入る仕組みが強固になったこの社会では、売れ筋とか選挙とか似た感じで動いてる(みたいだ)から、願った方に流せるかもしれないし

          斎藤氏が説き続ける「3.5%の人達が本気で立ち上がれば」

          「正解の無いクイズ」で存分に素を発揮する A マッソ加納ちゃん

          こちらに掲載予定のイラストをやっと7回分ほど描きためたので、順番を考えながら編集していくつもりだったんです。 加納ちゃんの分は直近に描いた事もあり もっと後に掲載するはずが、描き終えた頃 短めのヘアスタイルに変わってしまったのと、少し前に「正解の無いクイズ」初のライブイベントも発表されていたため、前倒ししました。 さて、その加納ちゃん。 「正解の無いクイズ」では、全開で笑う傍ら、お題をシモに流しがちな呂布さんと山添さんを軽~くいなすんですよね。サバサバ系とは聞いていたけれ

          「正解の無いクイズ」で存分に素を発揮する A マッソ加納ちゃん

          研鑽を積み 内省を重ねる伊集院さんが 醸し出すもの

          紆余曲折の中でも 自らに問い続け 苦くてもかみ砕き ちゃんと消化して 自分だけじゃなく 世に役立つくらいまで 吸収できたんだろうと思う 伊集院さんに抱くのは どこか絶対的な信頼感。 身をもって確信した 「楽しかった事 好きだった事に 社会性を持たせたら食っていける」 という師匠の言葉を 伊集院さんは 幾度となく語り伝えてきたから それが支えになった人も 少なくはないでしょう。 抗い難く 歪み続ける社会。 踊らされ なのに乗れていると思い込み 乗らない人も

          研鑽を積み 内省を重ねる伊集院さんが 醸し出すもの

          自身の哲学を軸に 飄々と渡りゆくヒコロヒー

          ブレイクするまで そこそこ間があったとは 思えないほど 八面六臂の活躍を見せている ヒコちゃん。 どこにいても絶妙な距離感を保ち 芯が通った涼やかな表情から 大きく外れる事はないけれど 驚いた時は 目を見開く。 でも本当の素は そこにもないような気がして いつもフラットで近そうなのに その実遠くにも感じて そんなところにも 惹かれるんだと思う。 今回 描かせてもらうにあたり "ヒコロヒー" を検索すると 好きな事として タバコや麻雀などがあがっていた。 今

          自身の哲学を軸に 飄々と渡りゆくヒコロヒー