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その先を考えた時 目に留まった オズワルド伊藤さんの髭


プロフィール通り、対象とする方々の何を知るわけでもなく描かせてもらっていますが、なかでも伊藤さんについての引き出しはかなり空いてます。


しかしながら、また お笑い界にいるならそうだろうけど、この方はとりわけ神経を研ぎ澄まし 常に最適解を探してる気がして、眼鏡の奥にある目の更に奥には脳があるんだよなぁと、至極当然の事を思ったりするんですよ。

加えて情も深そうだから、かつての職場には 信頼を寄せる人も多かったように思いつつ、佐久間さんと伊集院さんが話していた事については深いがゆえなのかよくわかりません。


自著の帯では、伊藤さんより微妙に大きめなフォントのカズさんが ― こんなに文才あるなら『文章書いたら?』なんて勧めなきゃよかったよ ― と。
この本自体は読んでいないものの(すみません)他で読んだ文体は、とても"軽やか" だけど "軽い" わけではなく、どんどん読み進めたくなるものでした。



ともあれよく知らないのに何かを期待してて、Inkscapeを使い始めるにあたって ”描きたい候補” に挙げてた お一人が伊藤さん。


で、いざInkscapeを使ってみると、マウスだけで描く私には結構重要なブラシがないし、初記事で綴ったようにこのソフトの厄介事にも頭を抱えてて、それでも工夫して続けるか否かを決める判断材料にしたのは、伊藤さんの「ヒゲ」をどれだけ描き表せるかでした。


オズワルド伊藤さんを描く過程のイラスト
あぁ やっぱり描き進めたいなぁ……



それまで毛髪にはブラシを使っていて、ヒゲを描くのも初めて。


まぁ不安な事ばかりで、ストレスから血栓ができやしないかとヒヤヒヤしながら、でもガンガン進めるとバンバン落ちる、を繰り返し

ある程度ヒゲの見通しが付いたところで他のパーツもざっと描き進め、とりあえず保存して他の機能も試すべく小物に移り、おおまかなメイン機能を巡って描き終えたら、他の対象に移ってしまったので

「とりあえず保存してた伊藤さん」は、出演するビールのCMが終わらないうち出しちゃうことにしました。



ごめんね。伊藤さん。

ちゃんとしたヒゲが描けるようになったら
また描かせてほしいです。



お笑い芸人オズワルド伊藤さんと関わるもののイラスト

― オズワルド 伊藤俊介 ― by chiffon 2024






スタイラスペンが浸透してても、マウスだけで描き始めた私のようなタイプは、いたとしてもごく稀かと思うんですが、今後は描く事自体がなくなってAIの生成画像に埋め尽くされていくんでしょうか。


ベジェ曲線での描き方を説明するイラスト
ベジェ曲線をうまく操れれば 達筆にもなれそうな気になる


結果として目に映るものは同じようでも、「代わる」でも「替わる」でもなく、AI生成以降は局面が「変わる」ようなイメージがあります。



" 成績優秀な新入社員に対する指示を より的確にしていけば、構想に近いかそれ以上の結果を出してくれる ” といった感じに捉えているその画像生成AIを かつて試した際には「指示すれば瞬時に作られるけど 楽しさはない」という想定通りの感想を持ちました。


画像に限らず、創造性があるものを代替するのはまさに「代替」で、主語が人ではないところに「楽しさ」という感受の差が出てくるんじゃないかと。



もっともAIが使い方次第なのは画像生成にしても同様で、使うのが楽しい人もいて、仕事なら収益を上げるためには必須で、知らないところで恩恵にあずかってる場合もあって、少なくとも情報だけはアップデートしていくべきものと受け止めています。

だから、落合さんみたいに使わない事を一刀両断する(と私は感じてる)のもちょっと違うなと。

私なんかにどうこう言われたところで鼻にもかけないでしょうけど、何にせよ彼の話は以前から興味深く受け止めてはいましたし、変わらずのグミ好きで糖分過多になるのを勝手に心配していますが。



私は目と手にやや支障があるので、デジタルで描く事を選んだけど、障壁が高くなれば画像生成AIを使うかもしれず、ヒントを得るため・効率化を図るためといった部分的な利用も、何かの折にはあるかもしれません。

それに 画像以外の生成AIなら、調べ物で使う事もあります。


ともあれ 生成 AI の使用が一般的になれば 考え方や忍耐力が変わるはずだし、大量の電力消費と それに伴うCO2排出については現時点でも問題で、なによりAI 自体が望まない方向に使われてはならない事を、併せて考え続ける必要があるでしょう。



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