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泡沫ちゃん『非行少女ヨーコ』を観る

東映 1966年 監督 降旗康男

緑魔子の大ファンと豪語しながら実はあんまり観ていない泡沫ちゃん。ということで代表的な『非行少女ヨーコ』を。

・緑魔子が若い!可愛い!あどけない!初々しい!
・石橋蓮司がこれまた若くて、ツルンとしてる。おねえ役もぴったり。この二人が後に結婚するんだなぁと微笑ましく見てしまう。ナロンという役名も良き。脇役っちゃ脇役だけど味があって、でも目立ちすぎない良い役者さん。
・城野ゆき。知らなかったけど、素敵な女優さん。友達に似てるなーって思いながら観てたら、はんかハマってしまった。だからって追いかけようとは思わないけど、また見られたらいいな。
・大原麗子。途中で配役を見て吃驚。まったく分からなかった。脇役の一女優さんと思ってみてたらまさかの。いや可愛いなー綺麗だなーとは思っていたんだけどね。これが後に大女優になるのかぁと感慨深くなりました。

以上が気になる役者のお話。ストーリーは、うん、まぁ、とりたてて面白くもなく、心に刺さるものがあるわけでもなく、だからって最悪とまではいかないけれど、監督はいくつの時に撮ったんだろう。若者目当てにこういうのは撮るの?青春群像劇でもなく、でも当時の新宿には合っていたのかな。そうそう昔の新宿が見られたのがよかったな。こんな時代もあったのねと。ひとりキャーキャーしてしまった。しかも同じところその日に行っていたからね。それにしても睡眠薬でこんなにラリれる??あーそうだ!寺山修司が出てたのが良かったかなー。しかも否定する役でね。ただ緑魔子の麗しさのためにただ画面を眺めたいなというのはあります。予告編は良かったよ。

予告編、貼りたかったけどYouTubeじゃないと貼れないのね。なのでせめてリンクを。
https://www.dailymotion.com/video/x2p8dla

でも観てよかったです。楽しかった。この頃の邦画の始まり方はとってもかっちょいいし、BGMの入り方とか今の映画にはないもの。わざとらしかったり仰々しすぎるけどそれが良いと言いますか。うん、ご馳走様でした。


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