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ますます必要な薬剤師の対人援助業務

厚生労働省:令和4年度調剤報酬改定の概要 (調剤) 厚生労働省 保険局 医療課2022.7.13最終アクセス

いよいよ、しっかりと優先順位のトップに掲げられてしまった、薬局薬剤師の対人援助業務。
すでに、これ、わたしは、薬剤師さんの対人援助業務の大切さをありがたいことにお話しする機会をいただいてきました。
数年も前からその機会を必要と考えられて、教育計画をたてJーRIHDOや塚本に声をかけてくださった方は、本当に視野が広く、薬局の盲点でもあり今後の生かせる大切なことについて、気づいておられる方なんだなと尊敬します。

そもそも厚労省が示す⇩のスライドは、平成27年から言われているものです。

そして、

このように、薬中心の業務から患者中心の業務にシフトがどうしても必要で、専門性に合わせてコミュニケーションの能力の向上は必須です。

患者さんも「先生」と呼ばれる人の話を従順に聞く時代は終わり、保険診療で公費にもかかわらず、「消費者意識」を強く持つようになりました。

医療チームの中で、「接遇」や「コミュニケーション」について、向き合ってこられなかった、最後の医療職は残念ながら薬剤師さんに多いのではないかと思っています。
正確な調剤を求められる中で、さらにその部分を強化するには困難を極めます。
また、チーム医療の中でも自分の業務以外のことに対しては自分の手を差し伸べない特性も強いと見受けられます。直接身体に触れることも少なく、「肌で感じる作業」が少ないからかもしれません。そして、何より、
いい見方をすると、責任感のある仕事をしているからこそ、絶対領域をはみ出ないで責任の範疇の仕事をすることの裏返しかもしれませんね。

もう数年も前から薬剤師さんの対人援助の向上のために、手がけてきましたが、
今、やっともっと世の中にも認知され始めてきた感じもしています。

私はその地域の特性を考えた薬局薬剤師さんのオペレーションに沿った患者理解と対応を考えることができると思っています。
ピンときたら、お声かけくださいね。

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