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心の可視化 アートセラピーについての記事

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#最近の学び

心でみて描く空〜アトリエの色・形・イメージ〜

心でみて描く空〜アトリエの色・形・イメージ〜

アトリエの子ども達とお母様と『空』を描きました。空を見上げる余裕もなく過ぎていく忙しい日々の中、絵筆をもちホッと一息。穏やかな時間が流れます。何も考えず、想い想いに真っ白なキャンバスに色を置き重ねていく過程。描くことは、レジャーとしての暇ではなく、日間(心に日の差す間)であることに気づかせてくれます。『空』は心の風景でもあるのです。今日はアトリエに集われたお一人おひとりの心の空を紹介します。

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心の可視化

心の可視化

児童発達支援センターにて
 心の可視化は容易いことではい。と思っているのは大人だけなのかもしれません。
小児期の逆境体験やその子の現在置かれている環境や立場をまずは受け入れることが支援の第一歩だと思っています。
それを受け入れた上でのセラピーワーク。

 2年半で子ども達の色や形やイメージがこんなにも広がったこと。また閉ざしていたものを明け渡してくれたことに感謝しかありません。

今日の気

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一人ひとりの特性(個性)とともに子ども達の表現を見つめて

一人ひとりの特性(個性)とともに子ども達の表現を見つめて

「ママ、障害ってなあに?」

「生きづらさ、という人もいるよ。」

「じゃあ、僕にも生きづらさはあるの?」

「うん、あるよ。みんなある。ママにもあるよ?ただ、見えやすいか見えにくいか。それだけのこと。」

「どうしたら生きづらさはなくなるの?」

「誰でも困っていることがあるでしょ。困ってしんどいなと感じたら、ママやお友達だち、先生と二人三脚すればいいんだよ。

そうしたら生きづらさはいつのまに

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表現者である子ども達を守り抜く支援。居場所。

表現者である子ども達を守り抜く支援。居場所。

4年前に勤めていたアトリエに戻ってまいりました☺️
ハピネスキッズアート。
代表のもりもとさゆり先生との出会いは7年前。

まだ1歳だった息子を連れて、
先生の自宅アトリエを訪ねたのがきっかけでした。
日々刻々と過ぎていく我が子との尊い時間をどう過ごすか。
そう模索していた時に出会ったお教室でした。

初めての育児に悩む私の価値観や性格に
彩りを添えてくれたのがもりもとさゆり先生でした。

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『描いてみたいなぁ』という想いを大切にしたい。アトリエの子どもたちの色と形日記

『描いてみたいなぁ』という想いを大切にしたい。アトリエの子どもたちの色と形日記

「少人数でゆっくりと絵を描いてみたい。」
「もっと絵のことを知りたい。」

そんな女の子の想いから生まれたドローイングクラス。じっくりと目の前の対象を見る。私のたちの生活の中でモノと対話する時間がどれくらい確保されているのでしょうか。過剰な情報や慌ただしく街を行き交う人々の波にもまれ、子どもたちは一体どのようにして誰にも介入されない自分の特別な時間を獲得していくのでしょうか。

秋がやってきました

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ピカピカ玉の不思議!広がれアトリエの色、形、イメージ! 

ピカピカ玉の不思議!広がれアトリエの色、形、イメージ! 

月に一度のアトリエ講師です。今日は初めてのマンツーマンレッスンでした。台風が心配でしたがなんとか無事に行うことができました。いつも会いに来てくれるAちゃんと色んなお話をしました。ゆったりとした温かな時間が流れました。

ピカピカ玉の不思議。
何度つくっても一つひとつ色合いや光の帯び方が違ってきます。
今回はマニキュアやラメでピカピカ玉を更にメイクアップしてみました。
台湾からお取り寄せした指輪ケー

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