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28歳、5年間の公務員生活の後、小さなIT企業に転職。新しく見える世界を楽しんでいます…

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28歳、5年間の公務員生活の後、小さなIT企業に転職。新しく見える世界を楽しんでいます。楽しく一生懸命に働くこと、東京の生活、読書、アート、坂道、雪、移住、、、

最近の記事

久しぶりに書いてみる

5月に転職してから、時間的にはかなり余裕があったのだけれど、あれもこれも勉強しなきゃ感があったせいで、プライベートなことを整理して書くことができていなかった。 こんなほったらかしのnoteですが、以前の投稿に「スキ」の通知がたまに届いて。こそばゆいような不思議な気持ちになった。 「現在の誰か」が「過去のわたし」に向き合ってくれたこと。 「現在のわたし」は、恥ずかしくて「過去のわたし」に向き合うことを躊躇ってしまうのに。 * 現在と過去が対峙する時間のラグ。 多くの

    • 女性が働くことについてゆるゆると考えた

      ここ数か月、女性が働くことについてゆるゆると考えていた。 何冊かの印象的な本に出会って、それぞれの本から得た発見、新しい思考が、ある程度まとまりをもって自分の中に落ち着いた感じがするので、文章にして整理しておきたいなと思う。 1.濱口桂一郎「働く女子の運命について」今回の文章にどんぴしゃなタイトルな本だけど、本屋に並んでいても多分自分からは手に取っていなかったなと思う。 付き合い始めて間もなかった恋人の積読に入っていて、男の人なのにこれを選んで買ったんだなぁと興味深くて

      • 5月からの新しいステージ

        数日前に内定をいただき、5月から働く先が無事決まった。 内定取り消しのニュースもたくさん見たし、転職活動も採用プロセスに時間が掛かるという話も聞いていたし、そんな中で、心から働いてみたいと思う会社と出会え、就職が決まったたことは、本当に恵まれていると思う。 転職を決めた時には、東京を出て地方で、始まりから終わりまで見える規模の会社で働きたいと思っていた。 方向性の核の部分はしっかりあったのだけれど、漠然としている部分が多かったし、自由な移動ができない状況で、いきなり地方

        • 自宅留学を始めます

          退職後に1か月セブ島留学をしようと思っていたのに、こんな状況で見込みが立たなくなってしまった。 今まで受験勉強やらTOEICの勉強やらで読み書きはたくさんしてきたし、1か月留学すれば、結構しゃべれるんじゃない?、仕事でも使えるんじゃない?と思っていたけど、改めて考えてみると、留学に期待しすぎていたと思う。 毎日10時間英語漬けになるんだから効果は間違いなくあると思うけど、もし1か月で話せるようになるなら皆行ってる。 行けばなんとかなると思っていたから、最近はめっきり英語

        久しぶりに書いてみる

          心がぽきっと折れること

          仕事で対外的に重要な数値の算定作業をしていて、大詰めの作業中、もう修正が厳しくなっているタイミングでのミス発見。 振り返ってみてもどうしたって起こってしまったミスなのだけれど、上司に上げた時の「またー?」の疲れ切ったような一言に、心がぽきっと折れた。 音が聞こえそうなくらい、ぽきっと。 心に絆創膏をぐるっと巻き付けて、なんとかこらえながら翌日修正作業を終えたのに、また深夜見つかった別のミス。 あまりにへとへとで頭を動かせず、ひとまず帰ったものの、パソコンの画面が頭にこ

          心がぽきっと折れること

          ポストカードと手紙と

          コロナウイルスでピリピリしているし、連日帰りが深夜で疲れ気味だった木曜日の夜、綺麗なポストカードが届いていてほんわり。 毎週のように会っている、30分で帰れる実家住みの妹からで、メッセージの内容は、新しく買った星の王子さまの切手を貼りたくて送ったよー、お姉ちゃんの部屋に一番馴染みそうなポストカードを選んだよー、というそれだけ。 あとは可愛らしいイラストもスタンプみたいにちょこちょこ描いてあって。 ポストカードをラインみたいなインスタントメッセージとして気軽に使うのいいな

          ポストカードと手紙と

          5年働いたら、なんでもできそうな気分になったこと

          私は特別苦手なこともなくて、それなりに結果を出して、一般的に想像される正しい人生を歩んできたと思う。 でもそれは、自分にずっと自信がなくて、人からどう思われるかを気にしていたからで。それなりに満足感を得ながら生きてきたし、自分の過去はもちろん愛おしいと思っているけれど、自分の中から生まれた強い想いに突き動かされて選択をしたことがない、というのが自信のなさに拍車をかけていた。 公務員を選んだのも、尤もらしい理由は色々あったけど、結局は自分ができそうな仕事だったからだと思う。

          5年働いたら、なんでもできそうな気分になったこと