見出し画像

【選挙ウォッチャー】 東京都議選2021・西多摩選挙区レポート。

6月25日告示、7月4日投開票で、東京都議選が行われました。西多摩選挙区は、福生市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町のエリアで、定数2です。選挙ポスターは4枚しか貼られていませんでしたが、ここには5人が立候補しており、そのうちの2人が泡沫候補となっておりました。N国党の公認ではありませんが、微妙にN国関連の候補者が出ていましたので、このあたりの複雑な事情も説明しなければなりません。

画像1

清水 康子 54 現 都民ファーストの会(税理士)
田村 利光 54 現 自民党(都会公企委員長)
宮崎 太朗 41 新 立憲民主党(元参院議員秘書)
高沢 一成 47 新 半N国信者・半N国アンチ
角田 統領 72 新 自称・大統領のジジィ

このN国周辺の入り組んだ事情について、わざわざ無料で解説する必要もあるまいと思うので、マニア向けのレポートとして有料部分で解説することにします。なので、無料部分は「自称・大統領のジジィ」です。これも会うことができれば、年末のイベントを飾りかねない有力候補だったと思うのですが、その主張はなかなかパチキレています。


■ 角田統領候補の主張

画像2

角田統領さんは、このたび「立憲共和党」なるものを立ち上げて立候補してきました。発信している電波が強すぎて、もはや何を言っているのかが全然わからないのですが、「国民万歳条例」なるものを作るつもりのようです。そして、自民党は天皇制の復活を目指しているので、これに反対すると明言しているのですが、本当にそうなのでしょうか。大統領の頭の中ではいろいろと考えるところがあると思うのですが、いろんなところを省略し過ぎているので、基本的に何を言いたいのかが全然わかりません。これからもいろんな選挙に立候補してきそうな予感がしているので、今後もチェックしていきたいと思います。


ここから先は

4,267字 / 9画像

¥ 110

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。