【選挙ウォッチャー】 長岡京市議補選2019・分析レポート。
1月10日に行われた京都府の長岡京市長選なのですが、実は、同時に市議補選も行われることになり、こちらは市長選と違って、ブサイクをウリにすることもなく、なんなら共産党から美人ママさんが立候補したため、少しは選挙らしい選挙になりました。長岡京市長選はポスターを見た瞬間に、僕でさえ「現職に入れよう」と即決するレベルだったので、市長選で自民・国民民主・立憲民主・公明推薦の現職に入れたほとんどの人たちが、市議選では共産党に入れるのかが問われる選挙です。市長選に足を引っ張られる展開になってやしないかと心配になる選挙となりますが、取材を通じてわかったことは、中村歩さんは素晴らしい候補です。
中村歩さんは、これだけ街のことを真剣に考えている人も珍しいと思えるほど、素晴らしい候補でした。いかんせん共産党から立候補しているため、本当は素晴らしい候補にもかかわらず、今回の選挙では、地産地消の給食を実現したいという、「もっと他に問題がたくさんあるだろ!」という小野洋史さんに敗れることになりました。もう少し市民が選挙に興味を持ち、両方の政策を聞き比べたら、断然、中村歩さんの方が良いに決まっていますが、自民党の戦略に乗っているだけのポンコツ気味のオジサンが勝つことになってしまいました。時々現れる共産党の素晴らしい候補に、もう少し光が当たるといいなと思います。
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