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【選挙ウォッチャー】 三田市長選2023・分析レポート。

 7月16日告示、7月23日投票で、兵庫県の三田市長選が行われ、現職と新人3人、合計4人による激戦となりました。
 わざわざ僕が兵庫県まで激走し、取材をした理由は、勢いに乗る泉房穂さんのパワーが選挙にどう影響するのかを知るため。政治家の中では「神」の領域に入りつつある泉房穂さんは、関西圏で自民党はもちろん、日本維新の会さえ駆逐する可能性があると考えており、その始まりを見守っておく必要があると考えたからです。

森 哲男   71 現 無所属(自民・公明・立憲・国民推薦)
田村 克也  57 新 無所属(泉房穂推薦)
長谷川 美樹 72 新 無所属(共産推薦)
多宮 健二  53 新 無所属(元参政党)

 争点となっているのは、三田市民病院の統合・移転計画の是非になりますが、現職は統合・移転を推進している側の人。共産党の長谷川美樹さんはゴリゴリに反対している人。田村克也さんは「計画の白紙撤回」を公約としていますが、病院については、あまり公約の中心にはしていませんでした。多宮健二さんは、元参政党の泡沫候補です。


■ 三田市長選・選挙ボード解説動画


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