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【選挙ウォッチャー】 茨城県議選2018・つくば市選挙区レポート。

12月9日投開票の茨城県議選で、最も激戦が繰り広げられた選挙区の一つが「つくば市」です。つくば市には「学園都市」もあり、多くの研究者とその家族が住むエリアとなっており、総じて政治に対する意識が高く、学歴と年収の高い人たちが多いエリアとなっています。一時期は「結婚するならツクバ系男子」と言われたほどで、安定収入、女遊びをそんなにしない、優しそうな人が多いということで、結婚相談所では人気のカテゴリーに属していたほどです。そんな土地柄ゆえに教育水準が高く、子育てにも適した環境が整っている「つくば市」は、無投票当選が決まる田舎がある中で、大激戦の選挙が展開されることになりました。

鈴木 将  46 現 自民党
星田 弘司 44 現 自民党
田村 佳子 64 現 公明党
山中 泰子 67 現 共産党
野口 修  63 新 立憲民主党
飯岡 英之 58 元 隠れ自民党
塚本 一也 53 新 隠れ自民党
後藤 吾郎 39 新 無所属
八代 克彦 61 新 無所属

つくばエクスプレスが順調で、周辺の人口が着実に増えていることもあり、前回は定数4だったのですが、今年から定数5に増えました。つくば市は非常に広く、なかなか取材するのが大変なのですが、電車、バス、車を駆使して可能な限り、取材をしてまいりました。


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