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【選挙ウォッチャー】 仙台市議選2023・宮城野区レポート。

 7月21日告示、7月30日投票で、仙台市議選が行われました。
 宮城野区は、定数10に対して14人が立候補し、最大の見どころは、社民党が合流した立憲民主党が議席を守れるのか、ポンコツ感溢れる日本維新の会の競輪選手が当選するのか、オーガニックヤーマンの参政党は当選するのか。
 いよいよ仙台の地で「日本維新の会」「参政党」がダブル当選するようなことがあると、衰退国家ニッポンの景色がだいぶ鮮明に見えてくることになりそうですが、一体、どうなるのでしょうか。

 今になって思えば、2019年の仙台市議選は、7月の参院選の激闘の余波が残っており、立憲民主党には風が吹き続けていました。今年は少なくとも追い風は吹いておらず、むしろ逆風が吹いているのではないかと思っております。
 参院選や宮城2区で激戦を制しており、宮城1区も立憲民主党が逆転するかもしれないという情勢の中では、非常に気になる選挙だと思いますが、いかんせん「維新の人たちはレポートを買って研究するけど、立憲民主党はレポートを買わずに研究もしない」ので、これからも維新が強くなっていくのではないでしょうか。これはもう選挙に対する向き合い方の問題で、選挙に向き合わない政党が弱いのは当然です。


■ 仙台市宮城野区・選挙ボード解説動画


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