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【選挙ウォッチャー】 衆院選2021・岡山4区レポート。

10月19日告示、10月31日投開票で、衆院選が行われました。今回ご紹介する「岡山4区」は、非常に大激戦となったのですが、「ポンコツvsポンコツ」の頂上決戦としては、かなり見ごたえのある選挙区です。岡山4区は「倉敷市」にあたりますが、「NHKと裁判してる党(主に被告で)」の浜田聡の出身地でもあり、日本を代表する「ゴッサムシティ」として名を馳せてしまうのではないかと心配しています。実質的に「自民vs立憲」の一騎打ちではあったのですが、両者ともポンコツ過ぎて、涙が止まらないレポートに仕上がっております。

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橋本 岳  47 現 自民党(公明党推薦)
柚木 道義 49 現 立憲民主党(社民党推薦)
中川 智晴 63 新 無所属

世の中には、国会議員の先生様に向かってオマエのようなバカが「ポンコツ呼ばわり」するなんて、どれだけ非常識なんだとおっしゃる方がいらっしゃるのは重々承知の上です。しかし、サムネイルの写真を見ていただいたら一目瞭然なんですが、コロナ禍が少しずつ落ち着いてきたとはいえ、病院で働く医療従事者の方々は忙しいのです。ましてや高度救急救命センターを併設しているような病院は、いつ何があるか分からないので、選挙に付き合っているほどの暇はないと思います。しかし、何の命令なんだか知りませんけれども、制服を着た医師・看護師がズラリを並ぶ。これぞ日本を代表する「ゴッサムシティ」の光景です。


■ 中川智晴候補の主張

かつては国家公務員として働いていたという中川智晴さんは、いわゆるホゲホゲしたタイプのオジサンです。本当に能力のある人がどんどん才能を発揮できるような社会にすれば経済も発展していくと訴え、スーパーコンピューターを用いた犯罪予防システムの構築などを公約に立候補してきました。これから犯罪しそうな人をスーパーコンピューターで解析し、事前に取り締まるような話をしているので、冤罪を生みそうな予感しかしていませんが、倉敷市出身のホゲホゲしたオジサンが、300万円の供託金を払って選挙に立候補してくることになりました。政党のバックもなく、ただホゲホゲしているので、まったく票を取れませんでした。供託金没収です。


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