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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#240)。

 12月1日、私の暮らす千葉県柏市はすごく良い天気だったので、そろそろストーブを出したいと思い、部屋の片付けていた。すると、片付けを始めてから30分も経たないうちにインターホンが鳴り、郵便局員が特別送達を届けてきた。
 現在進行形で抱えている裁判が「4つ」に増えた瞬間である。
 私はすぐに片付けを中断し、コンビニまでコピーを取りに行き、一筆箋に伝言を書いて、赤のレターパックで弁護士に送った。結局、掃除をするために空けておいた午前のスケジュールは、事務作業で終わり、郵送代やコピー代が2000円近くになった。
 銀行で130万円を振り込んだ帰り道、3本79円のこしあん団子を見つけて、思わず買おうと思ったものの、今からそんな買い食いをしていては月末までお金が持たないと諦めたくらいなのに、この裁判の対応に2000円も使っているのだから、私は一体、何をしているのだろうか。
 さて、この「N国マガジン・12月号」は、裁判費用のカンパ込みの価格となっているため、起こされている裁判の進捗を含め、皆さんと共有することを目的としている。今回もどのような訴状が届いたのかを、誰よりも早く皆さんと共有したいと思う。今回も訴状を見てひっくり返ることだろう。


■ 新たに起こされた裁判の詳細

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 今回も、原告の名前は伏せさせていただく。
 事件番号は「令和2年(ハ)第985号」である。
 裁判は「松戸簡易裁判所」で起こされており、第1回目の期日は2021年1月13日午前11時となっている。来年の話ではあるが、準備期間は1ヶ月ほどしかない。場所は、松戸簡易裁判所の503号法廷だという。

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 今回も、簡易裁判所で起こされているため、答弁書がつけられている。この後、皆さんに訴状をご覧いただくが、とてもA4ペラ1で答弁できるようなものではない。

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 最近は、こんな注意書きも入っているという話もありつつ、話はすぐに本題に移る。

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 今回の裁判は、原告は一般人。代理人になっているのは、これまで立花孝志や久保田学が私を訴える際にも代理人になってきた、千葉地裁のすぐそばにあるという松戸の弁護士事務所である。そして、損害賠償額は33万1452円。1320円で購入した記事の内容が不服だとして、30万円の精神的被害を訴えている。

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 まず、私についての説明は「いわゆるブログなどを定期的に掲載する自称記者」ということになっている。そもそも私は「ルポライター」を自称しているが、「記者」を自称することはない。勝手に「記者」と呼んでおきながら「自称記者」とは何だろうか。
 最初から予防線を張っているところが大変興味深いが、原告はあくまで立花孝志に相談しただけで、あくまでN国党員ではなく、NHKから国民を守る党とは関係がないという話を主張している。

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 訴状によると、私はブログのコメント欄で返金要求をされたことになっているが、今のところ、ブログのコメント欄を見ても、返金を要求するようなコメントは1件もない。そもそも返金を求めるようなコメントが存在しないのに、「現時点においても何ら回答がない」と、まるで私が不誠実な対応をしているかのような訴状になっているが、返金を求めるコメントが存在しない限り、回答することはできない。原告は一体、どこにコメントを書いているのだろうか。
 原告は10月21日に「国民生活センター」に相談の電話をかけたそうだが、電話だけでは思うように内容が伝わらず、何ら解決に向けた話をすることができなかったそうだ。しかも、よりによって「国民生活センター」の電話対応した人が「女性」で、原告は説明するために「ちんこ」という表現を使わざるを得なかったために、著しい精神的苦痛を被ることになったのだという。

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 原告は「この続き:4文字」ということを理解することが困難だと主張していて、「ちんこ」は3文字なので、4文字になっていて「ちんこ。」だと想像することはできず、思わず買ってしまったそうだ。

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 慰謝料として30万円を請求することになった理由は、「記者」であることが自称としか思えないような人間の経歴を信じ、情報を確認できると思ったのに、情報を確認することができなかったこと。さらに、国民生活センターの電話対応した女性に「ちんこ」という表現を繰り返し使わなければならないのは性的羞恥心を害され、著しい精神的苦痛だったということです。
 説明を受ける側が何度も「ちんこ」と言われて、セクハラされている気になってしまうというのなら話は分かるが、説明する側が「ちんこ」と言わなければならなくて苦痛だったというのは「オマエの匙加減だろう」としか言いようがない。直接的に「ちんこ」と言わなくても、「男性の下半身を指し示す3文字の言葉」などの言い回しで回避することはできるだろうし、そんなに恥ずかしければ電話の相手を男性に代わってもらうこともできたのではないだろうか。痴漢の被害者が警察に事情を説明する際だって、「女性の警察官に対応をお願いしたい」と言えば、簡単に代わってくれるはずだ。
 己の無能をこちらの責任にされ、返還要求もないまま、突然、33万円を支払うように裁判を起こされても、こちらとしては対応のしようがなく、さらには立花孝志の呼びかけに応じ、弁護士を紹介されていると考えられることから、この裁判は明らかに不当である。

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 何度も指摘していることであるが、このマガジンは10本保証で1320円となっている。この記事だけを単体で語られても、他の9本のレポートで重要なことはたくさん書いている。特に、10本目のレポートの最後に、この裁判の非常に重要なヒントを示している。
 どうせ1320円を返金してほしいというのなら、10本すべてのレポートを並べ、「どこにも重要なヒントが書いていない」と言ってもらわないと困るのだが、終始、このレポート単体で語られている。逆に、裁判官に1本で1320円であるという印象を与えようとしているのだろうか。
 さらに、この証拠資料は重要なところが切れている。この記事を最後までスクロールすると、そこに出てくるのは「コメント欄」である。原告はコメント欄で返金請求をしたにもかかわらず、私が何ら回答をしていないということになっている。しかし、実際のコメント欄はご覧の通りである。

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 この記事に対するコメントは1件しかなく、明らかに原告ではない読者が10月12日につけた「大どんでん返し!!」という言葉のみである。その後もたくさんの読者がこの記事を読んでいるはずだが、良くも悪くもコメントをつけたのは1人だけである。
 現状、原告が書いたとされる返金要求のコメントは見つからない。このような裁判を起こされ、初めて返金要求があったとする主張を目にしているので、当然のことながら、返金要求があったことを認識していない。もっと言えば、裁判が起こされた今になっても、まだ返金要求があったことを認識していない。探しているが、見つからないのである。
 普通、裁判の証拠を提出するのに、完全ではないものを提出することはないはずだ。にもかかわらず、不自然にコメント欄だけがカットされた状態の証拠資料が提出されており、少なくとも、この記事には原告による返還要求のコメントは存在しない。

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 原告が「記事を買った」という証拠は添付されている。
 しかし、この裁判で比較的重要なことは、私に対して何度も返金するように求めたにもかかわらず、私が頑なに応じることなく、やむを得ないので裁判をすることになったという話ではないだろうか。そうでなければ、何一つ返金を求めていないにもかかわらず、いきなり裁判を仕掛けてしまった頭のおかしい人になってしまう。
 誰にでも裁判をする権利は与えられているとはいえ、返金を求めることもなく、いきなり裁判を仕掛けてしまったのだとすると、これはとても大変なことである。こんなことがまかり通るようになると、世の中が裁判だらけになってしまう。もしかすると、味のおいしくないラーメンを食べさせられただけで精神的苦痛を訴えて裁判を仕掛けられるようになるかもしれない。

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 大変強気なことに、10月20日にクレジットカードで購入した記事は12月に請求されるようであるが、銀行口座からお金を引かれるのが12月だとしても、10月20日に遡って3%の金利を支払うように求めている。

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 最後に、立花孝志がTwitterで「詐欺罪」だと呼びかけ、それに応じたかのようなTwitterの内容が添付されている。おそらく原告は、「『命短し、恋せよ』がくえん」というアカウントを利用していたのだろう。
 「チンこに著作権もへったくれもあるかぁ!晒す!」と言って、有料部分を晒すという暴挙に出ているのだが、有料の著作物のオチの部分をしっかりとネタバレさせている証拠を添付し、そればかりか、立花孝志がこれを「詐欺罪」だと主張したことにより、このたびの裁判に至っていることを示している。甲第4号証は極めて重要な証拠である。

 以上が、今回の裁判で原告が送ってきた資料である。
 国民生活センターの女性に「ちんこ」と言うのが30万円の慰謝料を請求せずにはいられないほどの精神的苦痛だった人物が、SNSで普通に「ちんこ」と書いている現実。口に出すのは性的羞恥心で溢れるが、全世界に発信することに「ためらい」はないらしい。
 この裁判は、慰謝料などで33万円を請求されているのだが、おそらく弁護士費用も同じくらいかかるのではないかと考えている。このように裁判をされてしまうと、原告にお金を払うか、弁護士にお金を払うかの違いしかなく、どのみち33万円くらいのお金はかかることになる。これが「破産させる」と宣言していた立花孝志の狙いなのかもしれないが、とにかく12月末までに用意できればいいだろうから、私としては12月の記事が少しでも売れるように頑張るしかない。


■ 裁判を扇動していた立花孝志のツイート

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 立花孝志は、この「『命短し、恋せよ』がくえん」というアカウントの画像を引用し、これが詐欺罪の証拠だとツイートしている。その上で、被害者が連絡をくれれば、警察に被害報告をするとしている。そこで、現在は削除されているものの、「@hacchi_1a」というアカウントとやり取りして、「直ちに返金請求しませんか?」と書いている。

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 立花孝志はその日のうちに「慰謝料も取れると思うので、私が紹介する弁護士に委任して頂けませんか?」とツイートしているのだが、何を根拠に慰謝料を取れると言っているのだろうか。
 訴状によれば、原告は「国民生活センター」に電話をした際に、相手が女性だったため、何度も「ちんこ」と言うハメになり、性的羞恥心に耐え切れず、30万円でももらわないと困るという話になっている。ところが、立花孝志は原告が10月21日に「国民生活センター」に電話をする前から「慰謝料も取れる」と書いている。実際、原告は立花孝志や久保田学の裁判をしてきた松戸の弁護士をつけているわけだから、時系列に矛盾が生じる。
 立花孝志が「慰謝料を取れる」とツイートしているのが10月21日の午前1時57分。国民生活センターの相談時間が10時から16時であることから、物理的に相談することは不可能である。だとすると、何を根拠に「慰謝料が取れる」と言っていたのだろうか。
 何はともあれ、原告は立花孝志が呼びかけていたため、相談した末に裁判を起こすことになったことを冒頭に書いている。ノーリスク・ハイリターンが約束されていると思って訴えてきたのかもしれないが、この裁判にもしっかりと弁護士をつけ、然るべき大人の対応をさせていただく。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 もしかしたら、原告は私の記事を買って、本当にガッカリしたのかもしれない。4文字というのをしっかり見ることもなく、「ちんこ。」しか書いてなかったものだから、「やられた!」と思ったのだろう。
 しかし、時にこのような記事を書く私だが、それでもなるべく読者の期待を裏切らないように頑張っているつもりだ。10本保証のマガジンの中で1320円分の元が取れたと思っていただけるぐらいに満足していただくために、明かせるものは明かし、情報を共有している。そして何より、私が今日まで240本にわたって記事を書き、訴えていることは「立花孝志は、ろくな人間ではない」ということである。その再三再四の警告を無視して、よりによって立花孝志に相談してしまった原告は、私の記事の本質をまったく理解できていないということなのだろう。

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