【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#365)。
ついに、11月25日に総務省から「令和3年度分」の各党の政治資金収支報告書が発表され、今年もまたNHK党の報告書がグダグダすぎる内容になっていました。
しかし、今年は何と言っても「自民党と統一教会の関係」が取り沙汰されており、マスコミ各社が目を皿のようにしてチェックするのは、NHK党でなく「自民党」です。なにしろ、今回発表される政治資金収支報告書は、今年の5月末までに提出しなければならなかったため、安倍晋三銃殺事件が起こる前に提出されています。あの事件が起こるまでは、どの自民党の議員たちも「統一教会と仲良くして何が悪いんですか?」というテンションだったため、きっといろいろなものが正直に書かれているに違いなく、発表される前から全メディアがクラウチングスタートのポーズをしている状態でした。
本当は、メディア各社と一緒になって「ヨーイ、ドン!」に参加し、自民党と統一教会のズブズブな関係を暴き、一躍、注目されるのが正解なのかもしれませんが、人には役割というものがあり、僕は「NHK党」です。
今年は、尊師・立花孝志個人にいくらの貸付が行われているのか。「立花孝志ひとり放送局株式会社」にいくらの貸付が行われているのか。「ネット選挙株式会社」にいくらの貸付が行われているのか。尊師本人にも、尊師の会社にも「お金を返すための収入」がありませんので、基本的には一方的に貸し付けられるだけで、返済のアテはありません。これが非常に大きな問題だと思いますし、11億円の借金がどれだけ政党交付金から返済されているのかについても把握しておく必要があると思います。
■ 東谷義和にアブダビ銀行の口座凍結の可能性
東谷義和がドバイの「アブダビ銀行」に口座を作ったものの、銀行の担当者が東谷義和のWikipediaを見て、「詐欺をして海外逃亡中」と書かれていることを確認。「このままだと口座の継続ができないので、ポリスレポートを出してほしい」と相談されたそうです。すると、東谷義和は「自分は犯罪をしてないので、ポリスレポートぐらい出したるわい」とドバイの総領事館を通じてポリスレポートを請求したのですが、警察庁から「ポリスレポートは出さない」との回答を受けてしまい、最後は総領事館にカチコミに行き、会話の様子を盗撮して配信していたわけです。
最終的に商品を返せば万引きしても良いというわけではないので、詐欺をしたことには変わりがないし、謝罪と和解をしていることからしても、罪を認めたも同然です。そもそも今日まで一度も国会に出席していないことだって、「日本に帰ったら逮捕されるかもしれないから」なので、れっきとした海外逃亡犯です。アンチが書き込んだWikipediaが効果を発揮してしまうことを心配していましたが、詐欺をして逃亡したことは、テメエの自伝にも書いてあることだと思うので、今さらガタガタ騒ぐことじゃございません。なんなら、すべての銀行の口座が凍結されるべきだと思います。
■ 令和3年度・政治資金収支報告書の検証①
今年も「令和3年度・政治資金収支報告書」が発表される季節になりました。令和3年度(2021年)は10月に衆院選がありましたし、それなりに政治活動や選挙運動を展開していたので、お金を払っていないはずがないのですが、それらのお金が一切計上されていません。
こんなことは言うまでもないのですが、NHK党の政治活動で使われたお金は、すべて明記されていなければなりません。公表せずに、こっそり使うことはできないのです。一体、どんな杜撰な会計処理をすれば、こんなことになるのかが全然わかりませんが、これでよく「NHKの経理を担当していた」と言えたものです。こんなドンブリ勘定しかできない奴が、NHKの経理なんて務まるはずがありません。
今年も会計責任者が「粟飯原美佳」になっていますが、何もわからないポンコツな女の子に責任を負わせるなんて、尊師・立花孝志の極悪非道ぶりったらありません。おそらく粟飯原美佳は、この収支報告書がどれだけヤバいことになっているのかを知りもしないのでしょう。
2ページ目から、さっそく訂正印が押され、手書きで数字が書き込まれるというポンコツぶり。こんなことになっているアホの政党は、NHK党と社民党しかありませんでした。
さて、NHK党の収支を見てみると、前年度からの繰り越しは3022万4667円しかありませんが、今年度の収入の総額は13億3698万3123円となりました。このうち政党交付金の総額は1億7053万4000円となっており、約9億円は借金です。この他に細々とした収入が計上されていますが、あとで詳しく解説します。
ポイントは、この年の政党交付金が1億7053万4000円だったにもかかわらず、今年の支出が5億6319万2803円になっているということです。借金をしなければ、党の収入は「政党交付金」しかないので、収入より支出の方がはるかに大きく、3億9265万8803円の「赤字」を垂れ流していることになります。
なお、今年の参院選で東谷義和が当選したことで、受け取れる政党交付金の総額は約3億3300万円になりましたが、それでも5億円以上の支出をしていることを考えれば、「満額になっても毎年2億円以上の赤字が出る計算」になります。しかも、東谷義和には3億円の成功報酬を渡すことを約束しているので、令和4年度の支出はさらに深刻なものになります。中村典子のYouTube広告に700万円、酒谷和秀のYouTube広告にも数百万円を計上しているとみられることから、支出はさらに膨れ上がっていると考えられます。党を存続させるためには、さらなる「おかわり借金」をする以外に存続の道がないという状態です。
おそらく尊師・立花孝志は、この起死回生の一打として、政治家アイドルプロジェクトである「政治家女子48」を考えたのだと思います。アイドルビジネスに乗り出すことで、武道館でライブなどをして、キモヲタどもからお金を巻き上げようという算段だと思います。
しかし、あまり知られていませんが、僕は放送作家時代、アイドルをプロデュースする側にいた人間です。黒歴史ではありませんが、恥ずかしいので具体的には言いませんが、アイドルをメジャーに押し上げるのは、かなり難しいです。今はYouTubeの時代なので、これまでにない形のアイドルを生み出し、億単位のお金を稼ぎ出すことも夢ではないのかもしれませんが、それにしても「政治家女子48」というのは、企画コンセプトの段階で売れる予感が全然しません。それこそ日本武道館なんぞを借りてしまったら、大赤字をこいて終わります。だいたいマントル系地下アイドルでしかない夏目亜季がセンターを務める絶望的なアイドルユニットに、誰が金を払って見に行くのでしょうか。
そもそもアイドルをプロデュースするためには、かなりの投資が必要になります。投資をするとなったら、またお金が必要になるわけで、ますます支出が増えることになります。
さて、3ページ目からは「借入金」となります。
僕はこれを「将来的な被害者一覧」と呼んでいますが、最低でも100万円で、1000万円を投資している人までいます。どう見ても財務状況が悪いのに、それでも投資できる人たちの神経がわかりません。
特筆すべきは、立花孝志ひとり放送局が4500万円、立花孝志が1200万円を貸していることです。「党からお金を借りているのに、党にお金を貸す」という謎の行為が行われているわけですが、自分にも利子をつけるつもりなのでしょうか。
もう一つ、大変興味深いのが、会計責任者でもある粟飯原美佳が、党に500万円もお金を貸しているということです。公設秘書という身分ではありますが、500万円という大金を党に貸せる20代女性というのは、大変珍しいと思います。そのお金はどのように用意されたものなのでしょうか。
44番の梶谷秀一は、2019年の参院選で岩手県選挙区から立候補したことがある人間で、「自腹イレブン」と呼ばれる男の一人。来年4月の杉並区議選に立候補してきますが、NHK党に800万円を貸し付けました。法人3社を経営しているそうですが、NHK党に貸し付ける十分な資金力があります。将来的に貸し倒れに遭っても、物の善悪の判断のつかないN国信者ゆえに自業自得です。
83番の「佐直ゆきの」は、先日の市川市議補選で当選した佐直友樹の嫁である佐直ゆきの(佐藤ゆきの)だと思います。「今はNHK党と縁が切れている状態だ」と言っていましたが、貸し付けている200万円の返済は求めているのでしょうか。
少なくとも、資産を200万円貸し付けてしまうぐらいの、どっぷりとしたN国信者であることがわかります。やはり「隠れN国」であることを市川市民の皆さんにはご理解いただきたいところです。
113番には「武元誠」の文字があります。
当時はコールセンターで働いていましたが、かつてコールセンターで働いていた人間たちは一掃され、現在は武元誠をはじめ、牧原慶一郎も、川口尚宏もいなくなりました。ガサ入れなどがあった頃のコールセンターを知る人物は、誰もいなくなってしまった状態です。
コールセンターの給料がベラボウに高いわけでもないのに、300万円を貸し付けできるというのは謎ですが、武元誠はこの300万円の返金を求めるのかどうか。今後の動きにも注目です。
135番に、一つだけ法人が出てきます。調べてみると、まったくよくわからない岡山県の会社ということのようですが、2000万円という巨額の貸付をしています。税金対策なのか知りませんが、法人として貸付をしているのは1社しかありません。
140番の中江友哉は、今年の参院選で宮城県選挙区から立候補した人物です。中江友哉については写真付きで捕捉されています。来年4月の統一地方選では、横須賀市議選に立候補する予定で、ズブズブのN国信者であるこがわかります。30歳ですが、500万円をNHK党に貸し付けられるぐらいの資金力がありました。
うだつの上がらない20代や30代の若者たちが数百万円単位のお金を尊師・立花孝志に貸し付けられるのですから、日本はまだまだ金銭的な余裕があると感じます。
160番の個人は4000万円を貸し付けています。
寄付であれば限度額を超えているということになろうかと思いますが、あくまで「貸付」という形を取られているので、特に限度額はないということのようです。
なお、政党交付金でお金を返すことはできませんが、あとで登場する収入の欄を見ると、政党交付金以外の収入は、ほとんど「借金」になっていますので、借金の返済を借金で行っている状態である、つまり、ポンジ・スキームに陥っていることは間違いありません。こちらも、いずれ解説してまいります。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
令和3年度の政治資金収支報告書を見た所感としては、一つ一つの細かい項目はあまり面白くありませんが、全体として「借金ありき」になっているところが、非常に不健全な運営になっていて、ツッコミどころ満載です。
全ページを丁寧に説明してまいりますが、ここまで詳しく説明できるのは全国に『チダイズム』だけでございます。ゆっくりと検証してまいりますので、ぜひ次回のレポートをお待ちください。