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【選挙ウォッチャー】 2020年8月の総括と9月の計画。

今月は、エアコンのない作業部屋の室温が39度になったこともあり、地獄のような環境で原稿を書いていたのですが、なんとか1日も休まずにレポートをお届けすることができました。唯一、心残りだったのは、NHKから国民を守る党の新藤加菜がPCR検査で陽性となり、NHKから国民を守る党の関係者が濃厚接触していたにもかかわらず、大量のボランティアがマスクをせずに箕面市に乗り込んでいたことから、感染リスクが非常に高いと判断し、取材を断念したことです。僕は危険厨なので、何よりも感染しないことを心掛けているのですが、それは取材活動にも影響を及ぼします。


■ 8月の売上は先月より落ち込む

7月は東京都知事選があったために堅調な売上を記録したのですが、今月は河井案里・克行夫妻の公選法違反に伴う三原市長選安芸高田市長選があったものの、思ったほどの注目度ではなく、先月に比べると約35%ほどの落ち込みとなりました。先月は「れいわ新選組」のレポートもそこそこ売れたのですが、今月は「玉木新党」に関するレポートを出したものの、売上としては「れいわ新選組」の半分くらいでした。また、NHKから国民を守る党の崩壊を見守りたい人たちも増えてきたため、「N国マガジン」の販売本数が増えつつあります。ここまで収益性がまったくありませんでしたが、最後に少しでも赤字額を解消できればと思います。


■ 2020年9月の取材計画

9月もまた大きな選挙がありません。最大の目玉は、9月20日に行われる座間市議選ということになろうかと思いますが、しょぼい政党、オリーブの木、国民主権党(トラブルで無所属)、れいわ新選組などの候補者が出てきますので、かなり面白いことにはなりそうです。

8月30日:北塩原村長選
9月 6日:八千代町長選
9月 6日:八千代町議補選
9月13日:和泉市議選(※)
9月13日:いわき市議選
9月13日:真鶴町長選
9月13日:大井町長選
9月13日:府中町議選(※)
9月20日:座間市長選
9月20日:座間市議選
9月20日:伊勢原市長選
9月20日:大洗町長選
9月20日:摂津市長選(※)
9月20日:摂津市議補選(※)
9月27日:富津市長選
9月27日:伊方町長選(※)

新型コロナウイルスの状況次第では(※)となっている選挙は見送る可能性があります。新幹線に乗って取材できていた時代がどれだけありがたいものなのかが身に染みてわかりますが、今は感染防止のために車で移動することをルールにしているため、かなりのハードスケジュールです。


■ 箕面市長選&市議選のキートスは繰り越し

箕面市長選&市議選を取材するためにキートスを募集しましたが、NHKから国民を守る党の関係者に新型コロナウイルスの感染者が見つかったことを受け、取材するには感染リスクが高いと判断し、取材を見送ることになってしまいました。そのため、箕面市長選&市議選を取材するために募集した金額(キートスの手数料が引かれて4万0880円)がプールされることになりました。もし9月13日の和泉市議選を取材することになれば、そのまま使わせていただくことになり、和泉市議選の取材ができなかった場合にはその後の選挙の取材に使わせていただきます。


■ 鹿児島県知事選のキートスの余剰金

先月は、鹿児島県知事選の取材に行けなかったので、6万4010円の余剰金が発生しました。このお金は三原市長選、三原市議補選、安芸高田市長選などの取材費に充てることになったのですが、高速道路代、駐車場代、ガソリン代、その他雑費を計算したところ、5万8842円となり、5168円の余剰金が発生しました。しかし、このお金は北塩原村長選の取材に充てさせていただくことにしたため、すべて使い切りました。


■ 安芸高田市の温泉をクラファン支援

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8月は、皆様からのキートスで安芸高田市長選を取材することができ、地元の方にもレポートを買っていただきましたので、新型コロナウイルスの影響で売上が下がり、存続が危ぶまれているという安芸高田市の「高宮温泉」のクラウドファンディングに参加することにしました。お礼に入浴券がついてくるそうですが、新型コロナウイルス感染防止のため、期限内に温泉に行けるかどうかはわかりませんが、たとえ温泉に行けなかったとしても、応援の気持ちでクラウドファンディングすることにしました。『チダイズム』では今後も縁のあった地域に恩返しをしてまいりたいと考えており、収益の一部をさまざまな形で還元したいと考えております。


■ 8月の設備投資はカーナビを買い替える

新型コロナウイルスの影響で、車で移動することが基本になってしまったのですが、この生活はまだまだ続きそうで、現在は新東名高速道路でさえ空中を走るような感じになっているので、最短コースを効率良く表示してもらうためにも、カーナビのソフトを買い替える必要があると考えていました。新しい道路が一切収録されておらず、不自由が生じるレベルになってしまいましたので、8月の設備投資はカーナビのソフトを買いました。純正のナビだったため、お値段にして約2万2000円だったのですが、スマホの地図を利用するとドライブキャスをやりにくくなる懸念があるので、カーナビは必要な設備投資です。これからの財政事情を考えると、これまでのように道路にお金をつぎ込んでいくようなことはできなくなってくると思うので、今の車でカーナビのソフトを更新するのは最後でいいかもしれません。


■ 危険厨の防護マニュアルの第8章を書き始める

書籍化を目指して15万文字以上の原稿を書いたものの、結局、あんまり売れないと判断して、『危険厨の防護マニュアル』の発売は見送られることになったのですが、執筆から約3ヶ月が経ち、次々と新しいことがわかってきましたので、追加の「第8章」を執筆することにしました。既にマガジンをご購読いただいている方には追加料金なく読めるようにする予定で、だいたい2万文字ぐらいの原稿になるかと思います。


■ N国マガジン8日間集中連載のお知らせ

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9月6日告示、9月13日投開票というスケジュールで行われる和泉市議選に合わせ、一人でも多くの方にNHKから国民を守る党のカルト性を知っていただきたいということで、再び8日間の短期集中連載をお届けする計画を立てております。「N国マガジン・9月号」は10本保証のレポートとなっておりますが、今日までに5本のレポートをお届けしておりますので、あと5本をここでお届けします。


■ 新型コロナウイルスの爆発的流行に備える

これから新型コロナウイルスがどうなっていくのかを予測すると、あんまり良いシナリオになるとは思えません。海外では「検査をどれだけ充実させられるかが経済を回すためのカギになる」と考えられ、実際、検査を充実させられたところから徐々に経済が回り始めています。ハーバード大学の研究でも同様のシミュレーションが出され、この時代に検査を絞った方がいいという頭の悪いことを言っているのは「日本」ぐらいしかありません。新型コロナウイルスについては研究が進み、子どもの保有しているウイルス量は大人に比べて多く、しかも、子どもは無症状であることが多いことがわかりました。にもかかわらず、日本では子どもたちの教育について真剣に考えられるようなことはなく、安易に「9月入学を採用すればいい」なんて言ってみたりするアホの政治家ばかりで、オンライン授業が採用されることはありませんでした。これも日頃から子どもたちの教育にお金を注ぎ込む文化のない日本ならではのポンコツさだと思いますが、学校を見てみると、子どもたちはどこからどう見ても「密」な環境で授業を受けており、子どもたちを媒介して新型コロナウイルスの感染が拡大される可能性が高くなっていると考えます。実際、夏休みに入ったタイミングで実効再生産数が「1」を下回るようになってきて、アホの専門家が「新型コロナウイルスは7月をピークに感染は止まっている」なんて言っていますが、子どもたちが動かなくなったからだと考える人が日本の専門家にはいなかったようです。そうこうしているうちに、子どもたちの夏休みは終わってしまい、再び学校で「密」な環境になり、再び子どもたちがウイルスを媒介するようになれば、新型コロナウイルスが再び流行しない根拠がありません。残念ながら、日本は医療が崩壊して異常な死亡率を記録しない限り、緊急事態宣言も出さず、このまま無策を続けることになると思います。無策を続けるということは、アメリカやブラジルのように取り返しのつかない状況まで放置することになるので、日本にこれから本格的な地獄が広がることを意味します。むしろ、地獄の方向に確実に歩を進めているという状況です。ということは、最悪シナリオを考えた時に「2ヶ月ぐらいは取材に行けなくなる」という覚悟をしなければなりません。しかも、国から休業補償を得られるかと言った時に、満足な補償は得られないと思うのです。つまり、持っている約2ヶ月分のストックをここで使ってしまうのではなく、万が一に備えて、なるべく取っておいた方がいいという結論に達しました。


■ 他人のYouTubeチャンネルには出演しない

これから「選挙ウォッチャーちだい」が少しずつ有名になり、数字の取れるコンテンツに成長していくことを見据え、他人のYouTubeチャンネルには出演しないことを決めました。ただし、YouTube以外のコンテンツ(ツイキャスなど)の出演は引き続き可能とします。例外として、一般公開されない会員限定などのYouTubeコンテンツであれば、出演を検討します。また、記者会見の中継などは例外とします。


■ イベント出演はROCK CAFE LOFTのみ

新型コロナウイルスの影響もあって、ROCK CAFE LOFTで行われる横川圭希さんとのイベント「ドッキドキ選挙報告会」以外は出演をしません。例外として、菅野完さんのサロン、藤倉善郎さんや鈴木エイトさんのイベントにオファーがあればオンラインで出演させていただきます。例えば、大きな選挙の直前や直後に、僕をゲストに招いてイベントをやりたいというようなオファーは受けられませんので、ご了承ください。


■ 地方の選挙を積極的に見ることが宣伝になる

最近、少しずつ僕の知名度が上がり、レポートを買ってくださる方が増えつつあります。NHKから国民を守る党とどれだけやり合っても数字は増えませんが、地方の選挙を見ることで僕のことを知ってくださる方が増え、アクセスも増えるようになってきました。そして、アクセスが増えるキッカケとなっているのは、やはり小菅村、塩谷町、安芸高田市といった選挙です。つまり、人々が求めているのは「良い結果になったもの」であることがよくわかります。はっきり言って、良い結果になるかどうかはどうすることもできないので、こればっかりは有権者の皆さんに頑張っていただく以外にないのですが、当たり前の話、良い結果になったものは読みたいけれど、悪い結果になったものはそんなに読みたくないというのが心理なのだと思います。個人的には悪い結果になったものも読んでいただきたいのですが、人口に関係なく、どれだけ地方に遠征できるかが「選挙ウォッチャー」として売れるかどうかのポイントになるということがわかってきました。新型コロナウイルスの影響で、なかなか泊まりがけの取材ができなくなっていますが、やはり可能な限り、全国の選挙を飛び回って取材をするということが大切になってくると考えます。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

来月は、夢や目標を持って仕事をしたいということで、かねてからまとめたいと思っていた「アフターコロナにやりたい100のこと」を発表したいと思っています。「ガールズバーに行きたい」とか「もんじゃ焼きが食べに行きたい」とか、コロナだからできないことがたくさんあって、「小菅村でキャンプがしたい」とか「安芸高田市の温泉に行きたい」とか、取材を通じて行きたくなったような所もたくさんあります。ワクチンや治療薬ができるのを期待するしかないのですが、とにかく今は感染しないために最善を尽くすこと。その先に楽しいことが待っていると信じて、それを励みに毎日を頑張って生きていきたいと思います。

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。