【選挙ウォッチャー】 荒川区長選2020・分析レポート。
11月1日告示、11月8日投票(9日開票)で、荒川区長選と荒川区議補選が行われることになりました。荒川区は、南千住、三河島、日暮里、西日暮里、町屋などのエリアで、いわゆる「東京の下町」にあたります。住宅が密集していて、首都直下型地震が来た時には大きな被害が出るのではないかと予想されている所ですが、大阪で例えるならば「西成区」のような所なので、そこそこ独特の空気が流れているといえます。
西川 太一郎 78 現 自民・公明推薦
湯川 一俊 71 新 立憲・共産・社民推薦
立候補したのは、今年で5期目を目指す現職の西川太一郎さんと、共産党を中心に立憲民主党や社民党が推薦する新人の湯川一俊さんです。ぶっちゃけた話、選挙をやる前から結果が決まっていると言っても過言ではありませんので、盛り上がりには欠ける印象です。今年も投票率はそんなに伸びないのではないかと思わずにはいられません。
■ スーパークレイジー君、直前で出馬取りやめ
今年7月の東京都知事選で大きな話題となったスーパークレイジー君こと西本誠さんが、荒川区長選に立候補することを表明していたのですが、結局は立候補しませんでした。その前には、つくば市長選に立候補することも匂わせていたのですが、こちらも断念。つくば市議選の方には、スーパークレイジー君に触発された女性が立候補しているのですが、見事に落選。選挙という意味では苦しい状態が続いています。これからも選挙に挑んでくるのかどうかは分かりませんが、町を良くしたいという思いを置き去りにして、とりあえず選挙に立候補してくるというのは、あとで区民や市民が困ることになりかねないので、引き続き、チェックはしていきたいと思います。
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