【選挙ウォッチャー】 茨城県議選２０１８・那珂市選挙区レポート。

茨城県那珂市は、実に香ばしいことになっている選挙区です。茨城県議選と同時に行われる那珂市議補選には水戸駅前でヘイトスピーチを繰り広げていた日本第一党の候補者が立候補しています。なんと、定数４に対して６人しか立候補しておらず、自民党や共産党といった組織票で着実に票を稼ぐタイプの人はほとんど立候補していないため、女性が１人であること、日本第一党という身分を隠して「無所属」で立候補していること、他の候補者たちがポンコツ感満載であることなどから、日本第一党の原田陽子さんが当選する確率は非常に高いと分析していました。なので、那珂市議補選は猛烈に香ばしいことになっているのですが、この那珂市という町では茨城県議選もなかなか香ばしいことになっていましたので、触れないわけにはいかない選挙区になってしまいました。

遠藤 実　　　５２　元　隠れ国民民主党
大和田 和男　４０　新　隠れ自民党
小宅 清史　　４４　新　隠れ自民党
武藤 博光　　５６　新　日本維新の会

茨城県議選の那珂市選挙区は定数は１なのですが、現職の先崎光さんが市長選に立候補することになり、元職の遠藤実さんが８年ぶりの復職を目指しています。ただ、現職がいないなら大チャンスだということで、それまで市議をしていた人たちが続々と参戦しており、だいぶ白熱した選挙が展開されそうな予感がしています。さっそく見ていきましょう。