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【選挙ウォッチャー】 かすみがうら市議選2023・分析レポート。

 1月15日告示、1月22日投票で、かすみがうら市議選が行われ、定数16に対して19人が立候補しました。当初は、選挙の取材もそこそこにツイキャスの古参リスナーのドリーネさんと一緒に「つけ麺」を食べに行くつもりだったのですが、意外と良い取材ができ、レポートも充実してしまいました。
 かすみがうら市は、長年にわたって市政を歪める利権構造があり、市長や市議が裏金をチューチューしていた疑惑がある町ですが、こうした古い体質から脱却するため、今回の市議選は密かに大事でした。

 この選挙の争点は「政治倫理条例」の制定です。
 この「政治倫理条例」とは、利権構造の中にある人は議員になれず、市議は利権と決別しなければならないという条例です。これまで議員の親族の会社に数百億円というお金が流れていたこともあって、「そういうのは、もうやめよう!」と言っているのですが、「やめない派」が多数となり、これまでにも否決されてきた歴史があります。
 先日の茨城県議選では、「利権からの脱却」に道ができ、少しずつ生まれ変わろうとしている「かすみがうら市」。非常に面白い選挙であることは間違いありません。


■ 選挙ボード解説動画withドリーネさん

 今回は特別に、地元民のドリーネさんが横で解説をしてくれています。
 4年前の「かすみがうら市議選」も取材することができ、こうして変わらずに一緒に取材ができていることを嬉しく思います。早くコロナ禍が収まって、自由にラーメンを食べられる日が来ますように!


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