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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#184)。

何が悲しくて、バカのためにマンツーマンレッスンしてあげなければならないのかがわかりませんが、とりあえず、今日からNHKから国民を守る党が印西市長選を荒らしに来るので、印西市の皆さんに注意喚起を促す意味も込め、池戸万作という自称・れいわ新選組のブレーンだという人間が、立花孝志の動画を見て「素晴らしい」と言っているので、それが一体、どれくらいバカなことなのかを皆さんに知っていただこうと思います。立花孝志のデタラメ動画を見て「なるほどガッテン」しちゃっている奴は、たまたまれいわ新選組を支持しているだけで、一歩間違えればN国信者です。もはや、れいわ新選組の支持者とN国信者は紙一重になりつつあり、今、れいわ新選組からまともな人が抜け、N国信者ぐらいのバカによって支えられ始めていることを大変危惧しております。せっかくなので最初に言っておきましょう。ムサシの不正選挙はありません!


■ 池戸万作の立花孝志絶賛ツイート

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れいわ新選組のブレーンを自称し、令和初の政治経済評論家だと言っている池戸万作。そもそも、どうして立花孝志にアンチしかいないのかって、それは立花孝志が大西つねきさんもビックリの優生思想を語り、「発展途上国の人たちは虐殺するしかない」とか「アイム・ヒットラー!」とまで言ってのけるぐらいのバカだからです。ちなみに、これは炎上目的のためにリップサービスで言っているのではなく、ガチで言っています。池戸万作は、そんな人間のデタラメ分析を見て「素晴らしい」と言っているのですが、どこが素晴らしいのかが僕には全然わかりません。というのも、立花孝志が語っているのは、ほとんどがデタラメだからです。


■ 池戸万作が絶賛している立花孝志の動画

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池戸万作が絶賛しているのは、どうやら「都知事選挙に落選覚悟で立候補している合理的な理由を時間をかけて説明させて頂きます」という43分18秒の無駄に長い動画です。立花孝志は冒頭で、どうせ小池百合子が勝つと分かっているのに選挙に出ている人間が「当選できる」と思っているのは嘘だと言い出します。こんなところで、いきなりガッテンしちゃう人間はN国信者まっしぐらですが、いくら小池百合子さんが強いからと言って、何もしないわけにはいかないのですから、まずはどの候補も、勝てるか勝てないかではなく、勝つことを目指して頑張らないといけません。そんな中で立花孝志は「山本太郎さんだけは勝てるかもしれないので、本当に当選しようと思っているかもしれない」と言っていて、さっそく情勢を読み違えているのですが、これが池戸万作の心を猛烈にキャッチしてしまったのでしょう。

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相変わらずツッコミどころが満載すぎて、片っ端からツッコんでいくと2時間以上かかるので、とりあえずバカが引っ掛かりそうなところだけツッコんでいくことにします。この動画で立花孝志は、「選挙には多数派のみが当選する選挙と、少数派も当選する選挙がある」と言っています。要は、定数1の東京都知事選や東京都議補選では勝てないけれど、定数40の葛飾区議選や定数50の船橋市議選なら勝てる。船橋市議選の得票率はわずか1.1%だし、葛飾区議選の得票率は1.36%。だから、最近は立花孝志のことをオワコンだと言う人がいるけれど、もともとそれくらいしか人気がないんだから、オワコンではないと主張しているのです。しかし、NHKから国民を守る党は間違いなくオワコンです。最近は市議選でも当選できなくなっているばかりか、いよいよ供託金まで没収されるようになってきました。なんてったって小金井市長選に立候補した時の立花孝志の得票数は、ご覧の通り。

[当]西岡 真一郎 50 現 1万8579票
[落]河野 律子  51 新 1万0759票
[落]森戸 洋子  63 新 1万0399票
[落]立花 孝志  52 新    678票

レポートはレポートで面白いんで、お時間がありましたら読んでいただきたいのですが、NHKから国民を守る党は今、「少数派も当選する選挙」とやらに立候補しても落選し、逆に供託金を没収される方が難しいぐらいの京丹後市議選でも供託金を没収されているのです。もちろん、今回の東京都知事選でも300万円の供託金を3人分、合計900万円を没収されています。参考までに、1年前の参院選の東京都選挙区で獲得した得票率と、今回の東京都知事選で獲得した得票率を見れば一目瞭然です。

2019年の参院選:12万9628票(2.25%)
2020年の知事選: 4万3912票(0.72%)

参院選の時には大橋昌信という立花孝志に劣る知名度の人間が立候補していて2%超え。今年の東京都知事選は、主要5候補の中に入れてもらい、あれだけメディアの露出があって0.7%。YouTubeの登録者数も5万人近く減っていて、SNSで立花孝志を絶賛する奴も絶滅しつつあるのに、まだ人気が変わらないという解説をしているのですから、この時点で何一つ分析ができていません。

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もう一つ、池戸万作が「すげぇ!」と思っていそうなのが、「ネットをしない老人は死んでいくので、ネットをする若者世代と入れ替われば、N国は復活する」という理論です。これについては、さまざまな角度から「そんなことはない」と言えるのですが、まずネットを見る人が多くなっても、ネットを通じて立花孝志の悪行を知る人が増えれば増えるほど、N国に投票する人は少なくなります。まさに今、N国の人気がなくなっているのは、ネットの情報を通じてN国がクソだということを知る人が増えたから。今となっては若い人ほどN国を拒絶しています。もう一つ真面目なことを語れば、時代とともに利用されるプラットフォームが変わるということです。昔はSNSの中心がミクシィだった時代もあり、情報はブログで発信するのが定番でしたが、今はTwitterやFacebook、Instagramが中心です。さらに若い人たちの間ではTikTokが加わり、年齢によって利用するSNSも異なります。一言でネットと言っても、自分が若者に伝えられるチャンネルを持っているとは限らない。つまり、立花孝志の解説はデタラメなのです。ちなみに、この動画では立花孝志の一流パチプロ伝説が語られているのですが、少なくともNHK時代のスーパーサラリーマン伝説は話を盛りまくっているので、一流パチプロ伝説が本当なのかどうかも、かなり怪しいと思っています。こればっかりはNHKとは違い、証言してくれる人が期待できないので、嘘とまでは言い切れないのですが、だいぶ怪しいことは間違いありません。何でも盛って話してしまうのは、池戸万作のTwitterのプロフィールと同じです。

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あと、この動画では、選挙の応援に来てもらった迷惑系YouTuberの「へずまりゅう」という人の話がたびたび出てくるんですが、つい先ほど逮捕されたというニュースが入ってきました。犯罪者とつるんで、自分もまた刑事事件の被告人になっているのですから、とんだ反社会的カルト野郎です。立花孝志いわく「将来を見据えて選挙戦略を立てている」そうで、そのために今日もふざけた選挙をやっているそうなのですが、やればやるほど人気は低迷しており、今日から始まる印西市長選では「こっちに来るな!」の嵐です。今回も供託金が没収されるかどうかの面白い選挙になりそうなので、しっかり見守ってまいろうと思います。そして、立花孝志はそもそも15年後や20年後の話をしていますが、NHKから国民を守る党は年内で終わる見込みの政党です。5年後には確実に消滅しているので、「将来を見据えている」と言っている時点で、ヘソで茶が沸きます。そして、この動画の36分ぐらいから見ていただいたらわかりますが、立花孝志は政治家にあるまじき、大西つねきがかわいく見えるぐらいの、とんでもない「命の選別」の話をしています。

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「私はこれは医療崩壊をすれば、無理にお医者さんや看護師さんにですね、三六(協定)を超えるような、労働基準法違反をするような労働はしてほしくありません。もうそこは諦めていただくということをしっかりと通達というか要請をします。もう医療崩壊をして、これ以上ですね、医療の提供を受けれずに、いわゆる医療の崩壊がなければ助かる命であったとしても、それは守らないということを明確に申し上げておきます

そもそも助かる命があるならば、1人でも多く助けるために走り回るのが政治家の仕事のはずですが、立花孝志は「発展途上国の人は虐殺しろ」と言ったことが世界のニュースになったほどなので、「それは守らないということを明確に申し上げておきます」だそうです。クソです。さらに、こんなことも言っています。

「経済を回すことによって病気で亡くなる方々、その遺族からは相当なバッシングを受けますが、でも、やっぱり守るべきものは『健康な人の命』だということをですね、前面に出していかないと、全世界が疲弊してくると、国内でまだ争っているうちはいいんですが、もう国内で取るものがない、これだったら戦争をして他国から物資を取ってこいという感覚は、これまでの歴史上そういうことが起こって戦争になっているわけですから、日本もですね、何でもかんでも自粛という形にしていたら、それこそ日本という国がもう侵略されてしまう可能性も、恐れもあるわけですから、しっかりとね、決めれること、怖がらない」

病気の人が死んでも、健康な人が生き残ればいい。まさに今回、大西つねきさんが炎上しているのと同じことを立花孝志が言っていて、池戸万作は大西つねきさんは悪くないんだと擁護し、こうした立花孝志の動画を絶賛しているのです。さては、れいわ新選組のブレーンを自称しているので、大西つねきさんにこうした思想を植え付けたのは池戸万作でしょうか。おそらく、一部のれいわ新選組の支持者の方々は、僕が立花孝志のことが嫌いだから、立花孝志を褒めるものはみんな否定したいと思っているのかもしれませんけれども、今日の今日まで立花孝志を最前線で見てきて、立花孝志がまっとうな意見を言っているのを見たことは一度もないし、これを「正論」だと言っている人間がいるのだとすると、だいぶ頭がおかしいです。とりあえず、池戸万作のせいで、ずいぶん時間を無駄にしたので、池戸万作には立花孝志のどのあたりがスゴいと思っているのかを論理的に説明してほしいです。


■ 印西市長選にN国が襲来

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7月12日告示、19日投開票の印西市長選に、先週の東京都議補選にアベノマスクブラ姿のポスターを貼って大問題になった新藤加菜さんが立候補してくる見込みです。もし新藤加菜さんが市長になったら、副市長には立花孝志を指名するそうで、「助かる命を守らない」と宣言しているバカが副市長になったら、印西市は大変です。しかも、選挙の初日と最終日には印西市に入るそうですが、それ以外は秋葉原などの東京都内で選挙活動をする予定だといい、印西市長選に勝つというより、ただみんなの前に立ちたいだけ。しかし、今回の印西市長選は新藤加菜さんが立候補しなければ無投票当選になっていたはずなので、まったく志のないバカの選挙遊びのせいで、印西市は数千万円の出費をせざるを得なくなりました。本当に印西市をどうにかしたいと思っている人が立候補するなら無駄ではないのですが、こいつらがやっていることは自己満足の公開オナニーなので、テメエらの選挙遊びに費やされる税金なんて1円もないはずなのです。なので、印西市民の皆さんには、どんなに現職にあんまり良いイメージがなかったとしても、ここまでクソではないはずなので、NHKから国民を守る党やホリエモン新党の候補者には絶対に投票しないでください。しっかり供託金を没収して、少しでも税金がかからないように、印西市民一丸となって戦っていただきたいと思っております。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

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僕はかねてから「バカはバカ同士、同じ周波数で共鳴する」と言ってきました。今回も池戸万作が立花孝志を絶賛しているのを見て、同じ周波数なんだと実感しましたが、そんな奴が山本太郎さんのことも絶賛しているのですから、だいぶ複雑です。もしかすると、れいわ新選組の寿命はそんなに長くないんじゃないかと思うようになりました。NHKから国民を守る党は年内にもなくなる可能性がありますが、れいわ新選組も5年後にはなくなっているかもしれません。

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