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【選挙ウォッチャー】 大阪府議選2023・天王寺区&浪速区レポート。

 3月31日告示、4月9日投票で、大阪府議選が行われました。
 天王寺区・浪速区の定数は1となっており、ここには新型コロナウイルスに関連する貴重な情報を提供してくれている林よう子さんが、自民党公認として立候補していました。
 新型コロナウイルスに感染しないために努力している僕たちには、とても心強い存在ですが、京都府議選に立候補した「あかたちかこ」先生と同じくらい、とんでもなくパチキレた選挙戦略を展開していたため、勝負をできていたかと言われると、全然勝負になっていませんでした。ただ、今の自民党にどれくらいのポテンシャルがあるのかというデータを取るには、とっても役立つ選挙区になったのではないかと思います。

和田 賢治 58 現 大阪維新の会
林 よう子 53 新 自民党

 この選挙区のスゴいところは、自民党の林よう子さんが「まったく選挙運動をしなかった」ということです。つまり、「選挙運動による上積みがどれくらいあるのかが分かる」という話です。そして、この結果は、僕にとってかなり意外なものでした。結論から言うと、「選挙運動にはほとんど効果がなかった」と言える結果になってしまったからです。これは有料部分で詳しく解説します。


■ 天王寺&浪速区・選挙ボード解説動画


■ 大阪万博の今を伝える(#7)

工事が進められている大阪万博の会場

 先日、大阪外食産業協会が不参加になると伝えたのですが、その後、大阪万博サイドが粘り強く交渉し、参加してくれることになっていたことが判明しました。当初の予定では2100平方メートルの巨大なパビリオンになる予定でしたが、750平方メートルと半分以下に縮小。
 夢洲だけでなく、関西の会員企業を訪問してもらうための仕組みを導入することで、どうにか採算を合わせようという取り組みになったそうです。ちなみに、どうやら食べられるようですが、調理の過程を見てもらうようなパビリオンになるということで、僕たちとしてはメシを食わせてもらえば十分ですが、パビリオンそのものはあんまり面白そうではありません。
 ちなみに、大阪外食産業協会の参加が決まる一方で、我らが落合陽一先生がプロデュースするパビリオンを建設してくれる業者が決まらず、突貫工事になることは間違いないそうです。落合陽一先生以外に小山薫堂先生のパビリオンも決まっておらず、突貫工事です。


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