【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#347)。
先月の参院選で、完全に勢いづいている「NHK党」ですが、先日、今後行われる予定の各地方選に擁立する候補者の発表がありました。
直近では9月4日に行われる東京都あきる野市の市長選、9月11日に行われる沖縄市議選や北谷町議選などに候補者を擁立する計画で、「選挙ウォッチャー」としては、これらの取材に行かないわけにはいきません。それぞれの候補の当落予測とともに、しっかりまとめてまいります。
なお、N国信者のクソどもに、それぞれの当落予測を教えてやる筋合いはありませんので、このレポートはもちろん「有料」です。直近の選挙から順番に解説してまいります。
■ 9月4日投票・あきる野市長選
市議会の不信任案が再可決され、失職が決定した村木英幸市長の出直し市長選が8月28日告示、9月4日投票で行われますが、7月24日の「あきる野市議選」で165票しか取れず、ダントツの最下位で落選した高沢一成が「あきる野市長選」に立候補してくることが分かりました。
かつては高沢一成のN国党批評ブログが素晴らしいので、「ちだいも参考にしたらどうだ?」とURLを送って来る人までいたのですが、僕は一貫して「こいつはアンチとN国信者の中間」としており、このたび、N国党からの立候補が正式に発表されましたので、ガッツリと「N国信者」として扱うことになりました。N国党アンチの風上にも置けないクソです。
市議選ですらダントツの最下位で落選するぐらいに弱いのに、自民・公明推薦の元市議や現職との戦いに勝てるはずもなく、データを解析して当落を予測するまでもなく「落選確実」なので、スルーで良いかと思います。
高沢一成については、過去に立候補歴があり、ともに取材済なので、どんな人物なのかを知っておきたいという方は、こちらからチェックしておいていただければと思います。有料ですが、100円と110円です。
■ 9月11日投票・沖縄統一地方選
9月11日に沖縄県知事選とともに、沖縄市議選や北谷町議選が行われますが、ここに「NHK党」の候補者が擁立されることがわかりました。立候補するのは、今年の参院選で佐賀県選挙区から立候補した眞喜志雄一が北谷町議選、沖縄市議選に不動産業の崎原慎吾が立候補するといいます。
NHK党は、「沖縄県では勝てる」と踏んでいますが、こちらの予測としては、落選が濃厚であるという結果になっています。僕が実際に行ってきた沖縄市議選の体感としても、勝てるようには思えないというのが正直なところで、不動産バブルに沸いているはずの沖縄県で、まさかの市議選に立候補してこようと言っているのですから、経営する不動産会社がさほど儲かっているわけではないということなのかもしれません。
■ 年内・統一地方選までの選挙
今年7月の参院選で議席を獲得し、完全に勢いづいている「NHK党」が各地の地方選に立候補する人を募集したところ、総勢100人以上の応募があったようで、今年だけでも9つの選挙に立候補してきます。
直近では、2期目を目指す中曽千鶴子が立候補を予定しており、前回は駅前で熱心な活動を続けていましたが、今年は参院選の勢いに乗って当選する可能性が高く、クソヘイトババァが連続当選してしまう可能性があります。
10月23日には、埼玉県の草加市議選に柏木芳文が立候補。これまで目立った活動はなく、SNSなども発見できず。「N-1グランプリ」に出場した形跡もないため、一体、どんな人間なのかが全然わかりません。それでも草加市はNHK党の人気が高く、当選してしまう可能性が濃厚です。
10月30日には、千葉県の匝瑳市議選に近藤魁人が立候補する予定になっています。近藤魁人もまた「Nー1グランプリ」に出場した形跡はありません。別人かもしれませんが、SNSを見つけることはでき、Instagramはアカウントがあるだけで投稿なし。画像検索では「株式会社Renovate」でメディア事業部・D2C事業部に所属しているという画像が出てきましたが、本社は大阪市にあり、同姓同名の別人である可能性があります。いずれにしても匝瑳市では当選が難しいと思います。
同じく10月30日には青森市で中村卓也が立候補します。Twitterのアカウントが存在し、堀江貴文の「スパルタキャンプ」なるものに参加したことをキッカケにNHK党に興味を持つようになったようで、永江一石を積極的にリツイートしています。「日本はゼロコロナを目指すべきか」との質問には「バカバカしい。交通事故もゼロにならないのに」に回答しており、基本的に「コロナはただの風邪」と言ってしまうタイプのバカです。堀江貴文を崇拝している人間たちの知的レベルの低さには驚かされますが、こういう人たちを相手にビジネスをしているので、やっぱり堀江貴文は何をやっても成功しないのではないかと思わずにはいられません。
11月20日は、千葉県の松戸市議選に中村典子が立候補します。市議会では何一つ仕事らしい仕事もせず、そこらへんにいる普通のオバサンがただ椅子に座っているだけなのですが、松戸市は柏市と民度が大して変わりませんので、こんな奴でも当選濃厚です。もう少し仕事をする人がいると思いますが、かなりヤバめです。
日程はまだ決まっていませんが、12月には茨城県議選と同日に笠間市議選が行われるとみられ、ここには村田大地が立候補します。村田大地については、今年7月の参院選に立候補したことがありますので、既に分析済となっています。村田大地の部分は無料公開となっておりますので、ぜひご参照ください。
12月には、詳しい日程は決まっていないものの、八千代市議選が行われる予定で、ここには2期目を目指す宮内鋭が立候補します。理論上は当選となっていますが、ワンチャン、落選する可能性があります。この頃までにNHK党の正体を多くの方に知ってもらえるかどうかがポイントです。
12月25日には、お笑い芸人・永井秀和さんが立候補すると話題の西東京市議選があり、ここには丸山孝文が立候補することになりました。8月17日の総会で急遽決まったもので、もともと西東京市に住んでいるわけではないので、今から物件などを探して引っ越す必要があります。居住要件を満たすためには、12月18日の前日、12月17日までの3ヶ月となりますので、少なくとも9月17日までには西東京市内に住所を移している必要があります。
同じく12月25日には福津市議選が行われる予定となっていますが、前回もN国信者が立候補したものの、こちらは全然ダメでした。今回も参院選の票を分析する限り、ここでは当選が難しいと思いますので、あんまり熱心に見る必要はなさそうです。ただ、同時に宮崎県知事選などが行われていると思いますので、ついでに見てくることはありそうです。
■ ガーツーの暴露がいつまでも出てこない件
東谷義和が8月21日にオープンすると言っていた月額3980円の有料オンラインサロン「ガシル」が、予定通りにオープンできず、Instagramで謝罪をしていました。第1弾は浜辺美波さんに関するパパ活系の暴露をすると言っていた東谷義和でしたが、オンラインサロンをオープンできなかったことで、この暴露もまた延期になっています。
そもそも東谷義和は「BTSに会わせる」と言って、ファンの女性たちから巨額のお金を騙し取り、逮捕されないように海外に逃亡中です。そんな海外逃亡中の人間がやるオンラインサロンに参加し、しょうもない暴露話を聞くためにクレジットカード情報を入力するというのは、あまりに頭が悪いと思うのですが、頭が悪くなければ投票用紙に「ガーツー」と書いていないだろうし、N国信者になんかなっていないと思うので、半分くらいはカモられるだけの人生を過ごせばいいのはないかと思ってしまいます。
さて、東谷義和の謝罪は、まるで謝罪になっていませんでした。
8月21日のオープンに向け、「メールが送れない」などのバグが取れないため、東谷義和含めてスタッフ一同、2日ほど寝ておらず、徹夜で作業を進めているが、予定に間に合わなかったと言っていました。しかし、ここに詐欺師の片鱗を見ることができます。
そもそも、システムを作っているのは東谷義和でもなければ、スタッフでもありません。その口ぶりから、どこかの会社とやり取りしているようですが、クライアントはガーシー側であり、スタッフが徹夜になってしまう理由は全然わかりません。もちろん、東谷義和が徹夜をする意味も全然わかりません。もっと言うと、「メールが遅れない」というのはバグでしょうか。登録された会員に対して、何かしらのインフォメーションを一斉送信するようなことを盛り込もうとしているのかもしれませんし、登録した人に自動的にメッセージを送る仕組みを導入しようとしているのかもしれませんが、そんなものは、どのサイトにもだいたい備わっている基本的な機能であり、そこまで難しいシステムではありません。
東谷義和がやりたいことは、独自のアプリなりホームページから、東谷義和の動画を見せる代わりに、会員から月額の会員費を取れればよく、そこまで難しいものではありません。実際、高橋理洋が「東谷義和のために作ったものがある」と話をしていて、これを利用すれば、すべての問題はとっくに解決していたはずです。しかし、そんな善意で作ってくれたシステムを使わず、自前で用意しようとして、「メールも送れない」という体たらく。
さらに、このオンラインサロンが、一体、いつになったらオープンするのかは謎だらけです。というのも、業者の話では「あと2日で完成する」ということですが、どんどん先延ばしにされているので信用できないとして、業者を変更する可能性まで示唆しているからです。だいたい「メールが送れない」というバグを解消するのに2日かかるとは思えませんし、どこの素人に注文したら、そんなことになるのかが全然わかりませんが、そんなにレベルの低い会社があるんだったら、「東谷義和に謝ってこない」というだけで芸能人の暴露をしているぐらいなので、その会社のこともめくってやればいいのではないかと思います。でも、おそらくそんなことはしないでしょう。
この件は「俺だとムカついてしまうから」という理由で、同行している後輩に任せているようですが、トラブルがあった時ほど責任者が動かなければならないのに、部下に丸投げ。ここから先、どんなトラブルがあっても後輩の能力に全任せをして言い訳をするのではないかと思います。また、期限を守れなかったことを反省しているというのなら、とにかく今度はいつまでにオープンすると具体的な日程を示すべきですが、それすらしていないのですから、ますます能力が低いです。間違いなく、一般社会ではまったく通用しないレベルの能力の低さだと思いますが、ここまで能力の低い人間を国会議員にして、一体、何に期待できることがあるというのでしょうか。バカなんでしょうか。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
現在、NHK党の支持率は0.3%前後とされ、一応の下落傾向にはあります。東谷義和が国会に出席しないことを好意的に捉える人は少なく、テレビや新聞の露出も減り、ネット上には批判的なコメントが並んでいます。
一方で、僕自身の数字は上がっており、体感的には、鈴木エイトさんが注目されたことで、僕も若干の恩恵を受けられているのではないかと考えています。少しずつですが、「NHK党=カルト」ということも知られるようになってきたのかもしれません。
NHK党との次の勝負は、10月の川西市議選で中曽千鶴子、11月の松戸市議選で中村典子をしっかり落選に導けるかどうかです。中曽千鶴子の方が当落線上にあると思われ、今のところ、中村典子は余裕で当選してしまいそうな塩梅です。まずは、川西市議選でヘイトおばさんの中曽千鶴子を1期で引きずり下ろすことが大切です。あと2ヶ月ですが、しっかりとやっていきましょう。