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【選挙ウォッチャー】 衆院選2021・大阪9区レポート。

10月19日公示、10月31日投開票で、衆院選が行われました。べつに取材をする必要もないかと思ったのですが、一応、行っておこうかな程度のことで、「うんこ足立先生」のいる大阪9区に入りました。ちなみに、「うんこ足立先生」というのは、足立康史先生の定着したニックネームで、その名の由来は、足立康史先生がTwitterで「うんこ、うんこ」と連発していたことによるものです。「足立康史(スペース)うんこ」の予測変換を目指しているのではないかとされ、みんなで協力してあげようということで、「うんこ足立」という名前が定着したものです。そんなわけで、今日のレポートはいつになく「うんこ臭いレポート」に仕上がっているかもしれませんが、どんな選挙だったのかを簡単に解説しておこうと思います。

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原田 憲治 73 現 自民党
足立 康史 55 現 日本維新の会
大椿 裕子 48 新 社民党
磯部 和哉 49 新 無所属

社民党の大椿裕子さんは、れいわ新選組、日本共産党も推薦しており、いわゆる「野党共闘」の候補です。磯部和哉さんは完全なる無所属。事実上、自民党の原田憲治さんと、日本維新の会の足立康史さんとの一騎打ち。前回は足立康史さんが「小選挙区で落選したら比例復活しない」と有権者の前で約束したにもかかわらず、いざ本当に小選挙区で落選すると、しれっと比例復活。マジモンの「うんこ」であるところを堂々と見せつけました。一方、今回は自民党の原田憲治さんの方が「自民党の自主的なルール」によって比例重複なしで立候補しましたので、比例復活もできずに終わりました。


■ 磯部和哉候補の主張

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今回、無所属で立候補してきた磯部和哉さんは、選挙ポスターも貼れていないし、せっかくの選挙公報も手書きのオジサンです。公約の中に「図書館の24時間営業」なるものもありますが、最近はコロナで深夜にコンビニに行くこともなくなったのに、深夜に図書館に行く用事なんてありません。コンビニの場合は深夜営業することで、より儲かるということがあるのかもしれませんが、図書館をそこまで頑張らせることの意味がわかりません。時代はどんどんオンラインになっているのに、まさに逆行する考え方で、いろいろと書いていますが、全体的にザックリしていました。もちろん、こんなことでは当選はおろか、供託金さえ没収されてしまったので、300万円が無駄になりました。そのお金を僕に欲しかったです。


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