【選挙ウォッチャー】 大田区長選2019・分析レポート。
大田区は、世田谷区に次ぐ人口の多さで、眠らぬアジアンシティ「蒲田」があるカオスな場所です。人が観光で訪れるような場所でもないし、大井競馬場にも川崎競馬場にも近く、妙にモツ煮込みが似合う地です。オシャレとは無縁であり、ちょっとヤバめの人しか住んでいない印象です。小さな町工場があるような工業地帯であり、平日の昼間から飲んでいる人もたくさんいる独特の雰囲気を醸し出している場所なので、大阪で言うなら西成区や浪速区に近いニオイがします。そんな場所なので、ネトウヨをこじらせ放題にこじらせたヤバい奴が野放しになっており、杉並区の次ぐらいにカオスな街だと言っても過言ではありません。そんな大田区では、区長選と区議選が行われています。
松原 忠義 76 現 自民・公明推薦
岡 高志 43 新 無所属
神田 順 71 新 立憲・共産推薦
現職は御年76歳。北区では84歳の現職が音喜多駿センセイを下しているので、76歳ならまだまだフレッシュだと言えるかもしれませんが、43歳の無所属の候補と、共産党が推薦する東京大学教授が立候補。なかなか見応えのある激戦になりました。
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