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グリーン車の思い出。

職場に通っていた時、

よくグリーン車に乗った。

片道2時間の通勤電車は

行きも帰りも混んでいた。

帰り道、混んだ電車にのれず

何本もやり過ごした。

2時間ホームで呑んだ事もある。

そんな時、ふと電車に目をやると

グリーン車の窓が見えた。

足を伸ばして座っている人

パソコンのキーボードを叩いている人

ビールのんで気持ち良さそうな人

目撃したのだ。

次の日、グリーン車に乗っている自分がいた。

笑。

会社勤めを継続するのは大変だ。

ましてや通勤距離が長いと

益々、体力を消耗してしまう。

お金を払ってでもグリーン車に乗りたい。


こんなご時世になった。

随分と景色も変わってしまった。

またグリーン車に乗った私は

ゆっくりと前に進み出したのだ。

これでいいのだ。

À tout à l'heure !




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