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HSPの私が生きる道(9) - 読んでよかった本

読書の秋ではありますが、年がら年じゅう本の虫、chickiiです。
流行りのタグ #推薦図書 に乗っかって、独断と偏見で3冊ご紹介いたします。

男性HSPの述懐 - ナナメの夕暮れ / 若林 正恭

男性HSPを自認する者として、HSPの方にはこの本を強くオススメしたいと思います。

HSPではないかと言われる有名人としてよく名前が挙がる、芸人・オードリーの若林さん。今回の著書では「セーターの袖がチクチクする」「学ランの第1ボタンが苦しくてしめられなかった」をはじめとした、HSP的なエピソードが多数(自覚的に)収録されており、個人的には深く共感を覚えました。

世間を、自分を受け入れ難く感じ、尖っていた若かりし頃と、芸人としてブレイクして初めて「社会」に揉まれ、徐々に折り合いの付け方を覚えはじめた現在との対比が面白く、感慨深いです。

TVやラジオでのイメージを覆すほどに理知的に、時に赤裸々に、文学的に。日常の内省から海外旅行の記録まで、かなりの読み応えです。
オススメすぎてTwitterでも紹介した始末。

ストレスを感じたら読む本 - 自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス / 矢作 直樹

救急医療の現場で人の生死と向き合ってきた医師が、ストレスを抱え生きる人に向けて「マインドフルネス」についてやさしく紐解いた、癒しのベストセラー。

「マインドフルネス = 瞑想」として認知されている側面もありますが、マインドフルネスとは「今」に意識を向けることで、著者・矢作氏は下記のように述べています。

「誰でもいつでもすぐできる」
「ひとつも難しいことや、特別な方法はありません」

マインドフルネスについて「知っている」から「体感的に分かる」へ進むための手引書だと思います。
休みましょう、今すぐに。

体調不良からの立ち直り方 - 自律神経どこでもリセット! も~っと ずぼらヨガ / 崎田ミナ

ストレッチやヨガをキャッチーに図解するイラストレーター・崎田ミナ氏による、「ずぼらヨガ」シリーズ2作目。
1作目も読んだのですが、こちらの2作目に載っているポーズの方が断然やりやすかったです。

慢性的な体調不良を抱える著者・崎田氏(私はこの時点で圧倒的シンパ)が多忙な日々を乗り越えるために立ち直った話から始まり、「リフレッシュ」「元気が出る」「リラックス」と目的別のポーズ(エクササイズ)、朝昼夜の時間帯に合わせたエクササイズメニューを、ポップなイラストで丁寧に解説しています。

私も今年の猛暑にやられ、超絶体調不良の時期がありましたが、「子どものポーズ」などのエクササイズは取り組みやすく、体もほぐれて適度に温まり、回復の一助となりました。

非常にとっつきやすいイラストのおかげで、ヨガの専門知識がなくても実践しやすいのがオススメポイントです。


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