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地図ジャーナルOnline Vol.1

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一般社団法人地図調製技術協会(地調協)がお送りするオンラインマガジンです。
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記事一覧

日本地理学会と共催でサマースクールを開催

2023(令和5)年9月7日、立命館大学東京キャンパス(東京都千代田区丸の内)にて、日本地理学会との共催でサマースクールが開催された。 本サマースクールは地理関連分野に関心のある大学生・大学院生らを対象に、実社会における地理学に関連した技術・知識を学ぶ機会として日本地理学会が毎年開催しているもので、本年度は「地図づくりで社会に貢献する地理学」として、初めて当協会との共催で実施された。 当日は午前中、希望者が会社見学として内外地図株式会社を訪れ、地図会社の現場を見学したのち

2023年9月19日(火曜日)に技術シンポジウム in 名古屋「ハザードマップの活用と課題」を開催します(オンライン配信有)

地図調製技術協会は9/19(火)13:55~17:30、名古屋国際センター(名古屋市中村区那古野一丁目47番1号/地下鉄桜通線「国際センター」駅下車すぐ)にて、技術シンポジウム「ハザードマップの活用と課題」をオンラインとのハイブリッドで開催します。 今回は名古屋国際センターで開催される第56回地図展(地図展推進協議会主催)に合わせて、初の中京地区での開催となります。 本シンポジウムは測量系CPDポイントの対象となります(3ポイント)。 <シンポジウム開催趣旨> 毎年のよう

2023年9月19日(火曜日)に地図カフェ in 名古屋「地図の図式を語ろう」開催します

地図調製技術協会は9/19(火)19時より、レストランジェル コウベカン(名古屋市中区錦1-13-36)にて「地図カフェ in 名古屋」を開催します。あの狂乱の地図クイズ大会以来、実に4年ぶりの地図カフェになります。 今回は名古屋で開催される恒例の地図展(地図展推進協議会主催)に合わせて初の中京地区での開催となります。 同日名古屋国際センターで開催される「技術シンポジウム 『ハザードマップの活用と課題』」(地図調製技術協会主催)の打ち上げも兼ねて地図カフェも開催するもので、

国土交通省主催の          関東大震災100年シンポジウム開催

さる8月28日(月)、東京ビッグサイト(東京都江東区)にて、国土交通省主催の「関東大震災100年シンポジウム」が開催された。 基調講演は、関東大震災研究に関する第一人者である名古屋大学特任教授の武村雅之氏、そして災害研究の権威である関西大学特別任命教授/人と未来防災センター長の河田惠昭氏。 インフラ整備が伴わない人口集中は防災上好ましい状況を生まず、例えば関東大震災や戦災の復興事業についても、復興対象地域は防災上も有効な手立てが講じられたとしても、その外周部は結果的にとり

イベント「地図で夢みるわたしの移住物語」開催!

2023(令和5)年8月7日、内外地図株式会社(東京都千代田区)で夏休み親子イベント「地図で夢みるわたしの移住物語」が開催された。 美しいサンゴ礁に囲まれた海辺の赤瓦屋根のおうちに住み、家族でダイビングショップ経営。 静かな入り江に面した海辺の大きなおうちに住み、お父さんは真珠の養殖業、お母さんはアワビやサザエを採る海女さん。 サイロや牛舎を持つ、広い敷地と暖炉のある大きなおうちに住み、家族でラベンダー栽培やジェラートショップ経営。 「もし、家族で好きなところに住む

ゼンリン地図工房、夏休み家族向けワークショップを開催

株式会社ゼンリンが運営する地図工房(福岡県北九州市)は令和5年7月29日に店舗初となる家族向けワークショップを開催しました。 ディレクティングマップ(東京カートグラフィック株式会社)から講師(太田プロ所属の地図地理芸人の火災報知器小林氏など)を迎え、地図トークを繰り広げながらゼンリン社の地図データから作成した白地図を使って、子供たちがそれぞれのオリジナルのガイドマップを作成する企画。 「地図ってどんなものがある?どんな時に使うでしょうか?」 まず、この問いかけに子供達は首

世界ともつながる北海道地図株式会社GICS(ジックス)を体験してきた。

 当協会の会員会社である北海道地図株式会社(本社北海道旭川市台場一条二丁目1番6号)の東京支店にて北海道地図(株)が展開する次世代コミニケーションシステムGICS(ジックス)を体験させてもらえるということで早速行ってきた。  こちらのシステムは「あたかも同じ空間にいるかのような自然なコミュニケーション」を可能とするという。どういうことかというと、まずソニーグループのMUSVI株式会社から提供される「テレプレゼンスシステム」を使用しているという点が挙げられる。このテレプレゼン

2023年度サマースクール「地図づくりで社会に貢献する地理学」開催

地図調製技術協会は9月7日(月)に、日本地理学会との共催により2023年度サマースクール「地図づくりで社会に貢献する地理学」を東京都千代田区丸の内の立命館東京キャンパスで開催します。 本サマースクールは実社会における地理学に関連した技術・知識を学ぶ機会として、日本地理学会が毎年開催しているもので、2023年度は「地図づくりで社会に貢献する地理学」をテーマに、地調協との共催で地理学の基礎となる地図づくりの最新状況や、デジタル社会に対応する地図会社の活動を紹介します。 また、新

国土地理院、測量事業関係功労者等を表彰

令和5年7月19日に国土交通省国土地理院において令和5年度測量事業関係功労者表彰・優良業務表彰および優良技術者表彰が行われ、当協会の西山理事(東京カートグラフィック代表取締役)が測量事業関係功労者表彰を、国土地図株式会社および東京カートグラフィック株式会社が優良業務表彰を受賞しました。(優良業務表彰はともに共同企業体の代表会社としての受賞) 表彰の概要は 「測量技術の向上及び円滑な事業の推進に資することを目的として、測量事業の発展に寄与した者、並びに国土地理院発注の測量業務

訃報

元地調協特別会員、技術委員会(現、研究・教育部会)副委員長の大浦基弘様が去る6月13日(火)75歳でご逝去されました。 謹んでお悔やみを申し上げますと共に、生前の協会・業界への多大なる貢献に対し、改めて御礼申し上げます。 大浦さんの思い出  大浦さんの発案で、2011年6月21日付で地調協に「旧研究・教育委員会同窓会」が立ち上がりました。活動内容も大浦さんが既に決めており、年2回のプライベート飲み会(暑気払い、忘年会)となっています。それ以外の活動は基本的にありません。

京阪神版鉄道地図鑑が台湾で翻訳出版

台湾は、日本とならんで鉄道ファンが多いことが知られている。 「|鐵道迷」というのだそうだ。 日本同様、乗り鉄・撮り鉄などの様々な専門分野をもっているようだが、これらの人々は、台湾だけでは飽き足らず、鉄道王国日本にも大量にやってくるのだ。 来日する「鐵道迷」は、まずは日本の列車に乗車することを楽しみにしている。日本各地を結ぶ新幹線はもちろん、有名な観光列車や特急列車、私鉄も含めて数多くの種類がある日本の鉄道車両に乗ってみたいのだそうだ。 同時に写真やビデオの撮影を行う人も多

昭文社とゼンリンが出展

6月28日から東京ビッグサイトで開催されてるキャラクターやブランドなどライセンスビジネスの展示会「第13回ライセンシングジャパン」に昭文社が、メタバースやデジタルツインなどさまざまなXR(VR・AR・MRなどの総称)技術が一堂に会する「第3回XR総合展」にゼンリンがそれぞれ出展した。 根強い「ことりっぷ」のブランド力 昭文社は今回、ライセンスビジネスに特化した展示会「ライセンシングジャパン」に出展、同社の主力ガイドブックである「ことりっぷ」のライセンスビジネスをアピールした

お知らせ:くらしと測量・地図展開催

測量の日記念イベント「くらしと測量・地図展」が今年も開催されます。 今年のテーマは「関東大震災から100年」。国土地理院による特設コーナーが設けられます。 また、今回は4年ぶりにミニ講演会も開催予定です。 https://www.gsi.go.jp/kanto/kanto40002.html 当協会も例年通り出展致しますので、 みなさま方のご来場をお待ちしております。 ★開催期間:令和5年6月7日(水)~9日(金)       10:00~19:00(最終日のみ17:00ま

第14回EDIX 教育総合展(東京)

去る2023年5月10~12日の3日間、東京都江東区有明の東京ビッグサイトにて第14回EDIX教育総合展(東京)が開催され、地理・地図関連では帝国書院・東京書籍・平凡社地図出版が出展を行った。 帝国書院は、「デジタル教科書・教材」を前面に出し、デジタル化された現在の教科書を児童・生徒が学習者用端末で閲覧して使用する「超教科書」と、指導者用を含む支援ツールについての紹介。 東京書籍は、教科書には直接触れず、その周辺ツールとしてのドリル教材・Webアプリ教材や校務支援システム