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ゼンリン地図工房、夏休み家族向けワークショップを開催

株式会社ゼンリンが運営する地図工房(福岡県北九州市)は令和5年7月29日に店舗初となる家族向けワークショップを開催しました。

ディレクティングマップ(東京カートグラフィック株式会社)から講師(太田プロ所属の地図地理芸人の火災報知器小林氏など)を迎え、地図トークを繰り広げながらゼンリン社の地図データから作成した白地図を使って、子供たちがそれぞれのオリジナルのガイドマップを作成する企画。

自由な発想で子供たちがそれぞれ悩みながら描いていく

「地図ってどんなものがある?どんな時に使うでしょうか?」
まず、この問いかけに子供達は首を傾げてしまいます。普段使っているはずの地図がなかなか想像できないでいました。
そこで、小林氏が「ゲームの中にも地図は使われているよ!」などとヒントを出すと、
「桃鉄(桃太郎電鉄)!」
と答える子供も出てくるなどして、徐々に地図について慣れてきた様子が伺えました。

地理院地図を見たり、色鉛筆やシールを使って書き込んでいく

地形図の中から地図記号を探したり、地図記号の成り立ちを学んだりして、いよいよ白地図に書き込んでいきます。
用意した白地図は事前に聞いていたそれぞれのお子さんの小学校を中心とした地図。
「いつもの公園どこ?」「ここがよくいくケーキ屋さんだよ。」と保護者の方と会話をしながら作成する姿がとても印象的でした。

親子で協力して作成するのが楽しい

最後に「地図がもっと好きになった人?」との問いかけには目を輝かせて力強く全員のお子さんが手をあげていました。
地図工房オリジナルの缶バッチも作ることができて盛りだくさんのイベント。子供達の夏の思い出になったことでしょう。

地図記号がたくさんの缶バッチ

小学校1年生のお子さんを持つお父さんは「こんなに地図が読めるとは思わなかった。いつの間にか場所を覚えていたんですね」と驚いた様子でした。
デジタルの地図ではなかなか養えない空間を認識する能力を、アナログの地図を使うことで鍛えることができるといいます。
知育というキーワードにおいても「地図」というコンテンツはかなり有能であると改めて感じました。

地図工房

地図を使ったものづくりの楽しさや塗り絵・切り絵の面白さを伝えるため2021年10月30日オープン。お家の近くや好きなまちの地図を使ったものづくりが楽しめる。キーホルダーや缶バッチ、レーザーカッターを使ったものなど。
地図工房HP
住所:福岡県北九州市小倉北区室町1丁目1番1号
リバーウォーク北九州4F
●JR小倉駅小倉城口(南口)出口より徒歩約10分
●JR西小倉駅南口出口より徒歩約5分
電話番号:093-482-2288
営業時間:10:30〜18:00
定休日 :毎週月曜日

地図工房 夏のイベント

夏休みのワークショップやイベントを開催中。
詳しくは公式X(Twitter)にてお伝えします。
そのほかゼンリンミュージアム、マップデザインギャラリーでも夏休み企画を開催中。

ディレクティングマップ

東京カートグラフィック(株)が展開する小学生・ご家族向け地図イベント事業
https://directing-a-map.com/
今後の予定
8/19(土)ハンカチメーカーブルーミング中西と人形町本社にてコラボイベント
https://www.blooming.co.jp/archives/26336
8/23(水)学びのフェス
https://www.manabi-fes.net/
など。問い合わせはHPにて。

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