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KEiNAの農業体験(2回目)に参加しました!(2023.7.1)

概要

今回のイベントは下記の内容で開催されました。
主に秩父に来て農作業を体験していただくことで、農業に対する理解を深めていただくと共に、秩父の食の豊かさを知っていただくことが目的です。

第2回:2023年7月1日(土)9:30~13:30
開催場所:埼玉県秩父市田村547-1 KEiNA CHICHIBU
募集人数:限定10名※第2回募集締切:6月24日(土)
参加費:各回 2,500円(各回毎に募集をしますが、何度でもお申込み可能です)
※各回毎に昼食・ドリンクが付きます。ご自分で収穫した野菜はお持ち帰り出来ます。
主催:
KEiNA CHICHIBU 共催:秩父市移住相談センター


雨からのスタート

7/1(土)にKEiNAさんの主催する2回目の農業体験をしてきました。
1回目の農業体験には残念ながら不参加でしたが、前回の評判が良かったので、とても楽しみにしていました。
長靴も新調して、準備万端にして当日を心待ちに。
ただ、事前に天気が悪いとの予報で少し心配はしておりました。

予報通り、朝からどんよりした天気でポツポツと雨が降り出し、他の参加者さん達との待ち合わせで、西部秩父駅に9:00集合したときには、すでにかなりの雨が降っている状態でした。

朝から大雨

参加者は、サポーターも含めて全部で10人と多くの人が集まって、あいにくの雨でも皆さんはとても楽しみにしているご様子。
2回目の方も少なくなく、皆さん秩父が大好き、少しぐらいの雨など気にしないという強いメンタルの方ばかりで、こちらも見習わないといけないと恐縮してしまいました。

農業体験は難しくても、屋内での作業もあるということで、参加社の方と一緒にKEINAさんの農園にタクシーで移動。
KEiNAさんに到着すると、やや雨が小ぶりになってきていて、簡単な農作業もできるぐらいになったので、ほっと一安心。そんな中で、いよいよ体験が始まりました。

新しい調味料を作る?!

まずは、ハーブと食用酢を使った『インフェーズドビネガー』というスペインの調味料を作るということで、KEiNAさんの敷地に植えてある、ハーブを皆さんで摘みました。

雨の中ハーブを摘んでいる

カッパを身に着け、小雨の中、ローズマリー、セージ、タイム、オレガノなど様々あるハーブの中から、参加者の方それぞれが好きなものを少しずつ摘み、一握りほどもって併設されている屋内のスペースに移動。
各自小さな瓶をもらい、そこに酢をいれて、今摘んできたハーブの水をふき取って入れるという作業です。

摘みたてのハーブ

摘みたてのハーブはとてもいい香りがして、それを味わいながらの作業でしたので、皆さんも笑顔を見せながら、テンションも高い状態でいくつかを摘み取り、屋内のスペースで水分をふき取りました。
KEINAの管理者の方から、作り方のレシピの配布と丁寧な説明があり、準備もしていただいていたので。サクサクと作成ができました。

調味料作成の説明中

作成方法としては、小瓶の中に、収穫してきたハーブを入れて、フレッシュローリエ、にんにく、玉ねぎ、にんじんなどを入れます。

作成中のハーブ入り調味料

そこに黒コショウ、コリアンダーシードやフェンネルシードなど、普段はあまりお目にかからない薬味をフライパンで丁寧に煎って、じょうごで入れるのですが、こういう作業を普段行わないためか、参加者の方々は興味津々で、おもしろそうに順番に作業をしておられました。

黒コショウ、コアリンダ―シード、フェンネルシードを混ぜ合わせたもの
材料を煎って、酢ををなじみやすくする

最後に、小瓶に食用酢を入れ、おしゃれなシールを張ってみると、雑貨屋さんで売っているぐらいの素敵なものが出来上がり。

シールを貼って調味料完成

作成した調味料はくせがないという話があると、「いろんなものに使えるね」と参加者の方々は嬉しそうな様子でした。

畑のお宝ジャガイモ堀

その後、雨がほぼ止んだため、食用酢は一旦終了として、畑のほうがに出かけることになりました。KEiNAさんの畑には、いろんな農作物があり、ピーナッツやいちじくなど、あまり目にしない農作物もあって、参加者の方も「こんな植物からできているんですね」と
驚きの声が上がりました。

イチジクの囲いの前で話を管理人さんの話を聞く

その後、収穫ができるジャガイモがあるということで、皆さんで一緒に土を掘って、土の中に埋もれているじゃがいもを次々と掘り出しました。

埋まっているジャガイモを掘り返す作業

都会に住んでいると、土に触れることがあまりないためなのか、皆さん楽しそうに丁寧に土を掘り返して、出てくるたくさんのジャガイモをかごの中に入れていました。

大盛りのジャガイモ

プチトマトとなすの手入れ

ジャガイモ堀が終わると、今度は場所を移動して、プチトマトを支柱に結び付ける作業と枝の剪定を行いました。

支柱につながれたプチトマト

どういう作業かというと、プチトマトはある程度伸びると、重くなりツタのようになってしまうため、横に支柱を立てて幹を縛り、地面につかないようにする作業です。

そして、それが終わると今度は剪定です。
プチトマトは枝分かれするのですが、あまり枝が増えすぎると、栄養が分散してしまい、良いプチトマトができないということから、皆さん慎重に不要な枝を見極め、手を使って丁寧に切っていました。

プチトマト剪定

両方とも、一見、かなり地味な作業ですが、参加者の方は真剣に作業説明を聞き、躊躇することなくロープでしっかり幹を縛り、枝を切っていく作業を面白そうにやっていました。
トマト自体は、たくさん実っていましたが、まだ青い状態で食べられない状態で、残念ながら食べられなかったのが残念でした。

あとは、ナスの横に支柱を立てるという作業を行い、農作業は完了。

ロープでナスを支柱に結び付ける

と、一緒にいたほかの農家さんから、「キュウリやかぼちゃなどを収穫する体験はいかがですか?」というありがたいお誘い。
全員は無理だということで、数人が残ることになり、わたしはまだ調味料の作業を終えていなかったため、一緒に残作業を行い、BBQのお手伝いなどしてみなさんの帰りを待つことに。

新鮮な野菜と手作りコーラ

しばらくすると、大きな袋を持って帰って来られました。
中には、キュウリやトマト、ナス、トウガラシなどの新鮮な野菜がたっぷり。予想を超える収穫量と美味しそうな野菜の数々に、残っていた参加者さん達のテンションがあがります。

採りたて新鮮なたくさんの野菜

事前に飲み物を選べたので、自家製のクラフトコーラを注文しました。
飲んでみると、普通のコーラとは全然味が違って、こちらはほんのり甘味があって、コクのある人工甘味料などが入っていない、自然なコーラ飲料水といった感じ。

オリジナルのクラフトコーラ

他にも紫蘇やオレンジなどの自然なジュースがあり、どれもおいしそうでした。いよいよ皆さんが揃ったところで、BBQの開始です。

田舎のBBQは想像を超えます

肉がしっかり詰まったハンバーグを始め、焼き立てパン、漬物などと、次々と出てきましたが、そのほとんどが手作りで、KEiNAのスタッフの方が、時間と労力を多く使って作ったものだとわかり、とても感激しました。

どれもおいしそうな食材の数々

続いて、先ほど掘ったジャガイモのホイル焼きに新鮮なキュウリの丸かじりと、畑で採れたものをすぐに調理するという、田舎ならではの食材が並び、皆さんは笑顔で次々と箸をつけていました。

手作りパンとジャガイモの蒸し焼き

そして驚いたのが、とうらがしの大きさです。
通常手のひらより小さいのですが、数倍もある大きさのとうがらしを丸焼きして、ふるまってくれました。

大きなとうがらし

野外で食べるだけでも、料理がおいしくなりますが、自然を背景にBBQをして、美味しい食材を堪能するというのは、かなり贅沢だなぁとつくづく感じました。

バーベキューの皿

BBQも終わり、最後に、じゃがいものお土産やトマトの苗などが渡され、参加者の方々は大満足の様子で、家路につかれました。

今回の参加した感想

今回は、単なる農業体験ではなく、食に対する意識を変えるほど新鮮でおいしい食材のものばかりで、ますます秩父の自然や農業に関心をもっていただけたのではないかと、感慨深いものがありました。

遠路はるばる秩父に来られた参加者の方々、お疲れ様でした!
そして、KEiNAさんのスタッフの方々、趣向をこらしたイベントをしていただき、ありがとうございました!

最後に集合写真をパシャリ

次回開催予定

第3回:9月2日(土)開催予定

詳細な内容については、KEiNAさんのInstagram移住センターのHP等で随時アップしていきますので、興味のある方は、是非チェックしてみて下さい。


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