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箱根「金乃竹 仙石原」で極上お忍びステイ(お食事編)

続いては、旅館において
温泉と並ぶもうひとつの醍醐味
「会席料理」のレポートです

(前回の記事はコチラ)
https://note.mu/chichi_to_hotel/n/neff6eebcb87a

金乃竹は お部屋食。
しかもお部屋には立派なテーブルと椅子がある、「お食事部屋」なるものがあって、
料亭の個室にいるような感じでいただきました。

お部屋食の旅館は数あれど、だいたい居間の畳に座って食事のイメージじゃないですか?

そう思うと、この設えは個性がありますね。

お献立

ズラリ。
先にお伝えしておくと、
椀と煮物は美味しそうすぎて
すぐに食べ始めてしまった為、写真がありません。笑
待てなかった…
なので写真に収めたものだけ。

先附、添え、猪口

上右が【先附け】海老、ウニ、黒あわび茸、極小蕃茄(めちゃめちゃ小ちゃいトマト)の土佐酢和え
上左が【猪口】とうもろこしの羊羹だそう。優しい野菜の甘い味。

手前が【添え】
左の炙り煮穴子しっとり美味しかった


造里

ハタ、マグロ、カンパチ、アオリイカの4種類

お供は土佐醤油だけじゃなくて、
右は「泡の塩」

泡の塩…。初めて聞くワード。

こんな手のかかりそうなのは、きっとどこかで買うんだろうと思って聞いてみたら、

「こちらは料理長が、お刺身の食感を邪魔しないお塩を と、こだわって手作りしたものです」

と。

あっぱれ…
確かにお刺身と馴染む。
海の香りがした

焼物

酒匂川産(神奈川県を流れる川)の鮎
確実に美味しいです。後ろは地酒の飲み比べ。

揚物

鱧といちじくの揚げ物。
田楽味噌につけて、赤ワインと合わせて。コクのオンパレード。

留椀、御飯、香物

地魚御飯と
湯葉が入った赤出汁のお味噌汁。

御飯が白米でなくて、地魚御飯なのがよい!
最後のお味噌汁がすべてを整えてくれる感じがする。胃がホッとする赤出汁。

水物

お献立に3種類書いてあったから、選ぶパターンかと思ったら全部出てきて嬉しい誤算。
フルーツといちごのジュレ。
栗カボチャの羊羹。
抹茶アイスクリーム。

お気に入りはコレ!
ジュレのいちごは
「箱根りりか」という品種で、金乃竹オーナーさんが作ったらしい。いちごも作ってるんかい……
甘いけど程よい酸味もあって美味しい。


ご馳走さまでした

どれも美味しかったけど、夕食を最高にしてくれたのは
間違いなく、担当してくださったシバタさんという女性スタッフさんのおかげ。

笑顔が素敵で、質問にもきちっと答えながら食事を楽しませてくれました。愛嬌のある方でした。

お部屋食だと、厨房からお部屋までの間に食事が冷めちゃうところもあるけど、
温かいものを温かく食べられたのが嬉しかった。


また、私はとてもワインが好きなのですが、ドリンクメニューにグラスワインが赤白3種類くらいずつあったので、お料理に合うものをお願いしたところ、

ホテルのバーテンダーの方がわざわざいらして、すごく魅力的に説明をしてくださったのが良かった。



「大切に扱ってくれている」って
思わせてくれる旅館のおもてなし、大満足のご夕食でした。

次の記事は旅館のバーで飲んだくれたお話。

チチより

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