30歳で看護師になりました①

 大学を出て、一般企業に就職し、そこから看護学校に入り直して30歳で看護師になった話。社会人から看護師を目指す方の参考になればと思い立ち、少しずつ書いてみることにしました。


「何で看護師?」

 医療とは全く関係のない大学で、バンド活動にのめり込みプロドラマーになろうと本気で考えていた学生時代。結局フリーランスでドラマーとして食べていく覚悟がつかず、一般企業の総合職として就職します。ただ目的もなく、考え方も未熟だった私は人間関係に躓き2年で退職をします。

 そんな時、祖母が持病を悪化させ、更には自宅で転倒し大腿骨頸部骨折、その入院生活で認知症の発症と悪化。まさに負のループで最終的には病院で看取りをしました。自宅に帰りたいと言う希望を叶えてあげられなかった後悔と無力感だけが残ったのです。そこから看護師と言う道をぼんやり考えるようになりました。

「久しぶりの受験勉強」

 とにかくやってみようと受験申し込みに間に合い、学費も自分で賄える学校を探し願書を提出しました。そして本屋で参考書を購入。「あー、数学受験科目にあるんかーい!」と叫びそうになりました。そう、私は完全なる文系人で数学は大の苦手。ただ助かったのは数学A 1だったか、基本的な部分のみが対象だったため何とかなると確信。数年ぶりの受験勉強に挑むのでありました。


続きは次回。読んで頂き、ありがとうございました!

もし社会人受験を考えておられる方で聞きたい事があれば、ご遠慮なさらずコメント下さい。私の体験を踏まえたお話で良ければお伝え出来るかと思います。

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