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2021年の12ヶ月を振り返ってみる② 4月〜6月

4月。
4日、一羽のボタンインコが我が家にやってきた。
名前をいろいろ考えていたのだが、母の「簡単なのがいい」という一言で「ぴい」に決定。
Twitter上では敬意を込めて「ぴいさん」と呼んでいるが、
実際の呼び方はその時その時で
「ぴい」「ぴいちゃん」「ぴいこちゃん」「ぴいのすけ」などなど変わりながら現在に至る。12月で1歳。
知識としては知っていたけれど「ラブバード」と呼ばれるだけあって本当に人なつっこい。そして賢い。
はじめはおっかなびっくりだった母が、今は孫のように可愛がっている。
このご縁で「短歌往来」の特集に参加させていただいたほか、
ぴいさんのおかげでいろいろ歌ができた。

青い小鳥なぜなぜ青いてのひらにくびを傾げるわが青い鳥
賢いねえと青い鸚哥をほめている母の小さくなったてのひら
「小鳥の歌」うたえば跳ねて首をふるボタンインコも歌が好きなり
にんげんの無礼非礼をゆるさない鸚哥に親指を咬まれたり
尊厳を冒されたなら怒らねばならぬボタンインコもひとも

「短歌往来」2021年11月号「青い鳥小鳥」

仕事の方は4月から週6日勤務になり(自分の希望)、
また大きな仕事も任されてスタートからなかなかハードだった。
走れるか、12月まで!?と思っていたのだけど、
なんとか無我夢中で走りきったねえ。えらい。

5月。
ゴールデンウィークで、ようやく8日間の休み。

Twitterで滝平二郎生誕100周年記念のバンダナが当たった!
これは大変にうれしかった。

このゴールデンウィーク中、
小林真代さん=マーサの歌集『ターフ』の書評を書いた。
「ターフ」、行ってみたかったなあ。

久しぶりにオンラインで「ロクロクの会」の歌会に参加できたのも嬉しかった。
ゲストは江戸雪さん。
やっぱり歌の話ができるっていいよね。

本はあまり読めていないのだけど、
Netflixやアマプラで映画やドキュメンタリーをいろいろ観た。
一押しはこれ!!

これ3時間半あるんですよ。
「いや、いくらNYPLでも映画3時間半は長いんじゃ?」と思うでしょ。
これは「映画」じゃないの。
ニューヨーク公共図書館の「体験ツアー」なの。
3時間半、短い。
司書さんたちの電話によるレファレンス業務の様子から始まるんですが、まあそこから既にすごいの。
作家や詩人による講演会あり、朗読会あり、
大学生への研修あり、
コンサートあり、
近隣の子どもたちへの学習指導ボランティアあり。
3時間半、ほんと短い。観れば分かる。

6月。
忙しい、という言葉は嫌い。でも忙しい。
景気づけに Kindle Oasis を買った。
買ったもののなかなか読書進まず。

でも田村元さんの歌集『昼の月』は届いてすぐに読んだよ!
また「なあなあ」で何かやりたいですね、田村さん。

ぴいさんをお迎えして約3ヶ月、ということで、
6月末には健康診断と伸びたくちばしや爪を切ってもらうために初めて獣医さんに連れて行った。
結果異常なし!


仕事の他はほぼぴいさん一色、という感じの3ヶ月であったな。

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