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2021年の12ヶ月を振り返ってみる③ 7月〜9月

あっという間に2021年も後半。

7月。
子どもたちと一緒に勉強勉強勉強。
今年初めから J-SHINE の 小学校英語指導者認定資格を取得しようと勉強中(?)。
で、この7月はオンラインでのセミナーを第1回目を受講。

職場と家と駅前での買い物、という3点移動ばかりの生活をどうにかしたい!と前年から英会話スクールに10年以上ぶりに通い始めていた。
そこで、前々から「とれるならとりたいな」と思っていたこの資格が「オンラインで受講できるんですよ」「今受講していただいているコース+αの料金でとれますよ」と勧められたのだった。
しかも勤務先に相談してみたら、これから小学生の英語の授業に活かせるよね、ということで「+α」分を支給してもらえることにもなったのである!
(勤務先、仕事はハードだけど、こんなふうに何か勉強したいです、というと応援してくれるんですよ。ほんと有難し。)
講義も実習もオンライン。
オンデマンドの講義は佐藤久美子先生、松香洋子先生、といった一流の先生方ばかりだし、
セミナー(実習)は名古屋を中心に全国の人とZoomを繋いでの実施。
コロナ禍の思わぬ恩恵。
とはいえなかなか休みもとれないので、
このオンラインセミナーなんて2月に申し込んでからようやく1回目の受講だったのである。
腰、重いねえ・・・・・・。

そう、いつも私は何かを始めようとすると腰が非常に重くて、
何でも始めるまでにものすごく時間がかかるのだけど、
始めてしまえば愉しいし夢中になるのは経験則で知っている。
今回も愉しかった。
ということで、年が明けた現在もゆっくりではあるけれども受講中。

歌の方では、大田美和さんとTwitter上で盛り上がって「やろう!」となった「ほととぎす競詠」がついに実現した。
この時点ではまだ全然決まっていなかったのだけれど、
その後、本阿弥書店の「歌壇」12月号に競詠45首として掲載!

オンライン授業準備の夜は更けてひと声名乗る山ほととぎす  美和
オンライン会議の間に聞こえくるほととぎす、ああ君の街にも  芳生

文学部を出てよりトッキョキョカキョクに追いかけられて改札口へ  美和
言い合いてまた笑いたる春遠しわれらのトーキョートッキョキョカキョク    
                                芳生

本阿弥書店「歌壇」2021年12月号 大田美和・齋藤芳生「ほととぎす競詠」

愉しかったですね、大田さん!ありがとうございました。
そう、「やろう!」と思ったらやってしまえば愉しい。

8月。
夏期講習、夏期講習、夏期講習。

歌の仕事としては、中森舞さんの『Eclectic』の書評を書かせていただいた。

そして、第42回かりん全国大会(オンライン)。
2日目にパネラーとして参加。
今回のテーマは、
「言葉」と「生」――いい歌って何だ!
何だろうね、本当に。

もともとコロナ前から忙しさにかまけて東京歌会などにほとんど行かなくなっていて、
かりんの人たちの話を直接聞くことも、話をすることも、
本当に久しぶりだった。
終わってから師匠に電話をしたら、
「あんたと丸地さんが空穂の歌を引いてきたのは面白かった」
などなどひとしきり話した後、
「あなたの歌はみんなちゃんと読んでますよ。
大丈夫だからがんばんなさい。」
と言っていただいて、ちょっとうるっとなった。

9月。
仕事仕事仕事。
仕事に追われるなかだったけれど、
小川優子さんの歌集『流浪の果実』の書評を書かせていただく。

小川さんは私と同じ福島県(そして中通り)出身。
美しい歌集でした。ありがとうございました。

そしてこの月は、
工藤正市写真集『青森』
に出会えたことが私にとってはかなり大きな出来事だった。
方々で話題になっているけれど、ええ、いいんです本当に。

この写真集については、翌月「梧葉」にも書いた。
せっかくだからその文章も近々noteに上げようと思う。

というわけで、よく働いてよく書いた3ヶ月でありました。
(ぴいさんも元気だったよ。)

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