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火曜日も、ぶっちぎりで仕事が出来る方法。

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こんにちは。

谷塚総合研究所・社畜部の塚本です。

今日は、前回の記事「月曜日から、とびきりうまく仕事が出来る方法。」の深堀り。

前回のあらすじ

仕事とは、労働と管理の二つで形成されていて、ともに外部への価値提供を目的とする行為です。

労働が、タスクを完了させます。
管理が、目的へのタスク配分を行う。

今日は、価値について考えてみる。


仕事の最終目的である、価値とは何か?

めんどくさいから結論を言うと、価値とは

「顧客の行動を減らすものか増やすもの」です。

立派なダイヤモンドを持っていても、自宅でただ保管しているだけでは価値を感じません。

ダイヤモンドが価値を発揮するのは、ダイヤモンドが顧客の行動を促す場合のみです。

立派なダイヤモンドを身に着けて、パーティーに出席する。
キレイなダイヤモンドを愛でるように磨く。
憧れのダイヤモンドを手に入れたくて、ショップを調べて足を運ぶ。


逆に、顧客の行動を減らすことによって価値を発揮するものもあります。

以前、私が記事にした「洗濯乾燥機」の紹介ですが、この商品の場合であれば、私の行動を減らすことによって、価値が発揮される。

いわゆる「コスパがいい」と呼ばれるものの価値は、顧客の行動を減らすことによって生じる。


個人でやるなら、行動を増やす価値を作ろう。

行動を減らすものというのは、多くのライバルがいて参入障壁が高い。

だが、行動を増やすものというのは、noteをはじめとしたSNSでの価値の販売にうってつけです。

私たちはインターネットやその他の媒体を使って、まずは「知る」という行動を行う。

「彼はどこの誰か?」「どれだけのフォロワーがいるのか?」「彼は何をしている人なのか?」「彼はどのような情報発信をしているのか?」

知るためには「調べる」という行動が必要で、この段階ですでに「彼」に対して顧客は価値を感じる。

「気になって調べた相手」というのは、気になって調べた。という行動の段階で、すでに価値を一つ獲得するのです。

いわゆるネット広告では、
「彼女の若さの秘密を知りたくはありませんか?」
「彼がこれだけの大金を稼いだノウハウを限定公開中」
などの文言も多く、クリックして詳細を読むだけでも行動であり、価値がある。

ネット広告で興味を持つと人は次に「本当かよ?」と、批判レビューを探す。
あら不思議。すでに二つの行動が生じる。

その広告を「繰り返し、何度も目にする」ことによって、既に価値を感じているその商品から、意識が離れなくなる。

また詳細を見る。批判を探す。代替商品はないのか?実際に価値のあるものなのか?
なんて調べれば調べるほど、それ自体が行動であり、顧客は商品の価値を自ら高め続けてくれる。

ぱっと見ただけではバカバカしく感じるネット広告であっても、その内容を繰り返し調べていくうちに、その行動自体が商品の価値を高めてしまい、実際に購入してしまうわけですね。
つまり「きちんと調べる」といった商品購入の基礎。それ自体が危険だというわけ。


行動の多さがそのまま価値になる。

私は関西に住んでいて「USJ」にはあまり価値を感じないのですが、「ディズニーランド」であれば、とても価値を感じてしまう。

理由は単純で「遠いから」です。

距離が遠くなればなるほど、その場に行くまでの行動量は増え、その行動だけで価値が高まります。

距離が遠ければ、そこにいくまでの道のりを入念に下調べしますし、
「どうせ東京に行くのなら、たくさん観光して帰ろう」となる。
距離が遠ければ遠いほど、あらゆる面で行動が増えるので、そこまで価値のない場所への観光であっても、人は価値を感じてしまうのです。


SNSでの価値を高めよう。

では私たちがnoteなんかを使って、私たち自身の価値を高めるためにはどうすればいいか?

端的に「胡散臭いけどスゴイ数のフォロワーがいる人」であればいいです。

近くにもいませんか?

胡散臭いことによって「この人は何者だ?」と勝手にフォロワーさんが調べてくれます。
その行動によって、私たち自身の価値が高まる。

提示する情報は、なにも専門的であったりとがったものである必要はないのですね。
「胡散臭さ」があれば、普通の人だって誰かに価値を提供できる。

情報に行動を盛り込んでみる。

インスタ映えのために遠くのオシャレなタピオカミルクティーを買いに行く必要はありません。
「私の地元のタピオカ店。○○駅で○○線に乗り継ぎ、○○駅から徒歩5分。道中には地元の有志によって丁寧に手入れされたイチョウ並木があって、買いに行くまでの道のりだって楽しめます。」
読者が勝手に情報を調べてくれるので、これだけでも価値のある投稿です。

Twitterなんかでも、
「大学に合格しました」というより、
「○○塾で○○先生に出会い、1年間の鬼勉強のおかげで、○○大学に入学することが出来ました」というほうが、情報の価値が上がる。

「調べる」「知る」という行動は、SNSにおいて価値を高める手法の一つですね。

出来ることなら上手く使いたいものです。


おわりに

いつの間にか、仕事で使える知識から脱線しましたが、そのままにしておきます。

最後まで見ていただき、ありがとうございます。

続きは以下より。