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INFJの私が母親との関係をMBTIで分析してみた

※こちらはブログに載せていたものを再編集して再掲しています。

おはようございます。
MBTIを知って目下自己理解中のしましまです。

私はMBTIでは
INFJ(内向的・直感的・感情的・判断的)タイプに
分類されると自己理解しています。


私はずーっと親との関係に悩んできました。

特に母親。
分かり合うことすら
あきらめの境地に入っています(^^;

が、せっかくMBTIを知ったので、
今回は、私の母親との関係を
MBTIの観点から分析してみたいと思います。


親に理解されなかった子供時代

私は幼少期から内向的で感受性が高く、
自分の感情や直感を大切にする子どもでした。

でも、両親は
私の内面的な世界や直感から導き出される
理論等を理解することができませんでした。

親の価値観にはまることしか
褒められたことはありません。

母親から「宇宙人」と呼ばれたこともあります。

また、つたない説明が伝わらなかったのか
「親をバカにしている」と言われたこともありました。

親の意に沿わないことに
チャレンジした結果失敗した時に
ざまあみろとさえ言われたこともあります。

まあ私も子どもでしたし
自分の感情や直感を表現することが
難しかったのは確かですが。

自分の考え方は全て否定されて
次第に自己肯定感が低下していきました。

でもずーっとあがき続けていました。


母親はISTJタイプ?

私の母親はISTJ(内向的・感覚的・思考的・判断的)タイプのような気がします。
ISTJ型の特徴はこんな感じだそうです。

  1. 具体的な事実を重視し、現実的で実践的なアプローチを取る。

  2. 強い責任感を持ち、自分の義務を忠実に果たすことを大切にする。

  3. 忠実で献身的。

  4. 自分の感情を表に出すことが苦手。

  5. 安定と秩序を好み、既存の方法や手順に従うことを好む。
    変化よりも現状維持を好む。

S型(感覚型)は過去の経験や実績を重視し、
現実的かつ実践的なアプローチを好む傾向があります。
今思うと、私の母親はその傾向が極端に高いようです。

実績のないものに対する恐怖心が強く、
不確実性を避けていました。

確実性を求めるため、
過去の経験や実績にないものについては、
もし客観的なデータで予測できうることだとしても
自分の経験による判断や意思決定を行っていました。

自分の経験や世間の価値観にないものは
不安要素でしかなかったんです。

それが、私を全否定することに
つながっていたように思います。

※ISTJが必ずINFJを全否定する
というような意図はありません。
あくまでうちの場合です。


INFJとISTJ親との関係性

私の親は、常に現実的な思考を求めてきました。
過去の経験や実績伴った考えや
世間の価値観に沿った評価を重視し
未来の検討や物事の本質には
興味はありませんでした。

一方INFJは全体像を直感的に把握したり
物事の本質を見ようとします。
直感の源泉は過去の経験や知識なども
たくさん含まれるのですが
導き出される結論は未来志向です。

残念ながら、
私のこだわるところと親のこだわるところは
全く噛み合わないんです…。
そりゃしんどいわ😅


あと、私たち個人のことだけでいうと
もう一つの大きな問題あったと思っています。

私が大人を誤認識していたことです。

子どもの頃、大抵のことは
子どもであることを理由にできないと
決めつけられていました。

だから、逆説的に
自分ができることは大人は全部できるものだ
と思い込んでいたんですね。

私は持ち前のNi(内向的直観)と
Fe(外向的感情)で親の考えていることや
親の気持ちを察することができました。
また、そういう考え方もあるけれど
自分とは違うなあと、
受け入れることができていたんです。

けれど、親は察することも受け入れることもできません。
極端に言うと、自分や世間の価値観に合わないものは
全て『間違い』判定なんです。
※全てのISTJがこのような思考なわけではありません。

子どもだからアレもコレも無理って
決めつけておいて、
大人のくせにこんなこともできないのか!

とものすごく憤りを感じていたんですね。
ホントはタイプのせいだったのにw

さらに、その責任感の強さゆえに
「治してあげなきゃ!」
と躍起になっていたんです。
私にとっては大迷惑この上なかったわけです(^^;

逆だったらうまくいったかもしれないですね。
(逆なら逆で、自分の経験上別の問題が
出てくるのですが、それは置いておきます)



MBTIを通して見えてきたこと

私は長年、親との関係に悩んできました。
自分の考え方や感情が否定され、
理解されないことに深い傷を負っていました。
でも、MBTIを知ったことで、
私と親の性格的な違いがあらわになりました。

私はINFJタイプで、直感的に物事を捉え、
感情を大切にする傾向があります。
直感を大切にし、新しいアイデアや
可能性を追求したいと考えています。

一方、母親はISTJタイプで、感覚的に物事を捉え、
論理的な思考を重視する傾向があります。
過去の経験や実績を重視し、
確実性を求める傾向があります。

そもそも、私と親では
価値観や世界の捉え方が根本的に異なっていたのです
この違いが、
私たちの溝を生んでいたのだと
ようやく気づくことができました。

そして、MBTIを通して、
私たちがお互いを理解しあうことの
難しさを知りました。



親との関係を乗り越えるために

INFJとISTJが分かり合うための
一般的な解決方法をAIに聞いてみました。

  1. 自分の感情や直感を大切にし、それを言葉で表現する努力をする

  2. 自分の長所を伸ばし、自己肯定感を高めていく

  3. 理解者を見つけ、支え合える関係を築く

それぞれに対して詳しく説明してみます。


自分の感情や直感を大切にし、それを言葉で表現する努力をする

ISTJに伝えるためには、
論理的な構成でかつ具体的な事実や詳細を
織り交ぜる、ということです。


つまり

  1. 自分の直感や感情を正確に認識し、言葉にする。

  2. 具体的な事実や詳細を織り交ぜながら、明確な因果関係や順序立てて説明する。

ということ。


これ、INFJにとっては苦手中の苦手なんです…。
第3機能Ti(内向的思考)を
使うことになるからです。

精神的に不健全な場合、
第二機能が上手く機能せず、
第一機能と第三機能がループしてしまう
①-③ループ(INFJの場合、Ni-Tiループ)
とよばれる現象になるそうで、
下手に使うと、第1ー第3ループになるとのこと。

結果、INFJ自身が病んでしまいます。
今思うと、私は長年第1ー第3ループでした。

そして、極めつけは
INFJがどんなに努力してTiを使ったとしても、
ISTJは認知機能のスタックが大きく異なるため、
理解し合えるようになるには
大変な時間がかかることが予想されるんだそうです。

3. 粘り強く自分の感情や直感を言葉で表現し続ける

ことも必要になってきます。
なかなか大変ですね。


ちなみに、これを見て、
自分は無理だなって思いましたw
あきらめの境地大正解。
申し訳ないけれど白旗です。

今までも自分的には手を変え品を変え
さんざん努力してきたつもりです。

若いときは困難に立ち向かう
エネルギーも有り余ってました。

けれど、私も年も取って、
エネルギーには限りがあります。

エネルギーは有効的に使わないといけません。

そこまでしてわかってもらうことに
エネルギーを使わなくてはいけないのだろうか…?
と疑問に思ってしまったわけです。


ちなみに、親との関係をないがしろにしようとか、
そういう話ではありません。
ただ、親にわかってもらうのをやめるだけです。

親にわかってもらえなくても、
ほかにわかっている人が要れば大丈夫。
事実私には夫や子どもたち、
良き友人たちがいます。

さみしいことだけれど、
本質は永遠に分かり合えないのだと
割り切って付き合う方が今の私には合っている気がします。


もしどうしても何とかしたい、
と思っている方がいらっしゃったら、
何の具体的アドバイスにもなっていなくてすみません。


自分の長所を伸ばし、自己肯定感を高めていく

INFJは、自分の感情や直感を大切にしながら、
創造性を発揮することが得意です。

これらの長所を積極的に伸ばしていくことで、
自己肯定感を高めていくことで違いに悩むことを減らす、
というアイデアです。

例えば、芸術活動やボランティア活動など、
自分の感性や共感力を活かせる場面で活躍する。

また、自分の直感を信じて決断し、
それが良い結果につながった経験を積み重ねる、など。

自分の価値を実感できることをすると
自信を持てるようになり
自己肯定感が高まります。

自己肯定感が高まれば、
自分らしさを大切にしながら、
前向きにコミュニケーションを取ることが
できるようになるでしょうね。

もし私にそんな日が来たら、
無理!と言わしめた1つ目の方法に
トライしようと思います。


理解者を見つけ、支え合える関係を築く

INFJは、自分の内面世界を
理解してくれる人と深い絆を築くことで、
心の安定を得ることができます。

家族や友人、恋人など、
信頼できる理解者を見つけ、
お互いを支え合える関係を築くことが大切、
ということなんですね。

理解者との関係では、
INFJは自分の感情や直感を自由に表現でき、
受け入れてもらえる安心感がありますよね。

私は家を出て多くの理解者を得て
ちょっとずつ表現できるようになりました。


今、私は他者理解も理解者との関わりを通して
できるんじゃないかと考えています。

S(感覚型)の人直では、共通言語もなく(苦笑)
分かり合えそうにないですが、
翻訳してくれる第三者がいてくれたら、
お互いに相手のことを知れるのではないか?と
夢想しています。

これは、ISTJをはじめとする
他の性格タイプの人々との
コミュニケーションにも役立つはず。

私は今、この理解者を増やして、
他者理解を深めようと頑張っているところです。


INFJが自分の長所を伸ばし、
理解者との支え合える関係を築くことで、
自己肯定感が高まり、
ISTJとの違いを前向きに受け止められるように
なるような気がしています。

そうなれば、
直接対決でもお互いの個性を尊重し合いながら、
徐々に理解を深めていくことができるかもしれませんね。


まとめ

MBTIを通して自分や親のことを理解したことで
少し心も軽くなりました。

親との関係は私にとって
大きな影響を与えてきました。

でも、それを乗り越えて
自分らしく生きていきたいと思います。

これからも、自分の感情や直感を大切にし、
充実した人生を送っていきたいと考えています。


私の経験が、同じようにINFJタイプの方や
親との関係に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。


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