【マルログ Vol.11】情報弱者にならない為に~情報に振り回されないリテラシーを身につける方法~
インターネットの普及により、情報の収集、コミュニケーション、学習、娯楽など、さまざまな活動がオンラインで行われるようになりました。しかし、膨大な情報が溢れる中で、正確な情報を見分け、適切に活用するためのスキルが求められています。-チャットgptより-
いつも購読してくれている方、ありがとうございます。
今回は俺が間違った情報を信じてしまった為に苦労した経験から、間違った情報から身を守る方法や、信頼性の高い情報の選び方やポイントなどについて解説する。
俺は前回の記事で解説したように失恋したことがキッカケでちゃんと恋愛を学ぼうと思ってグーグル先生に頼ったり、恋愛系YouTubeや書籍、Twitterをみて「モテる方法」を一生懸命に学んでいた。
当時はネットの情報はすべて正しいと思っていて、どこを調べても皆同じようなことを言っていたし書いてあったので安心している自分がいた。
それにネットのブログなどの記事では検索上位に挙がっていた記事が正しいと思っていたし、恋愛系YouTuber、Twitterも登録者が多い人やいいね数が多い人が正しいと思っていた。
コメント欄の隅から隅までみても皆肯定的な意見が多かったので自分の中で信ぴょう性が高いと認識していた。
「みんなが同じようなことを言っているから正しい情報に違いない」
と当時リテラシーが今よりも低かった俺はこれらの情報を鵜呑みにして、それを信じてがむしゃらに行動していたが、実践しても上手くいかない日々が続いた。
俺の主戦場は主にマッチングアプリだったのだが、確かに会うことまでは出来たとしても時間はかかるし、金もかかるし、ドタキャンはされるし、二度目はないし、三度目があっても特に盛り上がることはなかった。
極めつけは付き合えたとしても映えスポットに連れていってほしいと頼まれたので、連れていった次の日友達伝いで彼女がアプリをまだやっていた事を知った。そこで2人で撮った写真が加工して使われていたなんて舐めた行為をされるなんてこともあった。
ネットで調べた「モテる情報」を実践しても自分がモテるなんてことはなかった。
この時「自責思考のやつがモテる」なんてことを鵜呑みにしてしまっていたので、「俺の魅力がなかっただけ」と情報に対しては全く疑うことはなく、引き続き恋愛情報をかき集める日々を過ごす。
ある時「そや、女のことは女がよく知っているやろ」とひらめいたので、「女性恋愛系YouTuber」で検索して、見るようになった。
ーここからが非モテが更に加速していくのであったー
っていう感じで間違った情報を鵜呑みにしてしまうと、せっかく努力をしていても大したリターンは得られないどころか現状が更に悪くなるパターンに遭遇する。
情報は「何を言うかではなく、誰が言うか」が重要なので、例え間違っている事を言ってたとしても、チャンネル登録者が多かったり、Xのフォロー数が多かったりすると以前の俺のように「この人の言うてることは正しい」となってしまう。
「権威性は信頼を担保する」のである。
中にはぜってーおかしいよコイツ!
ってなるような情報でも、誰かは信じている可能性がある
例えばこんなウソクソとわかりきったようなことでも、メディアに大々的に放送されていたら信じてしまう人はいるだろう。
家事ができる=清潔感のある男性はマジで意味がわからない。家事できる男を増やしたい気持ちがあるのだろうが、もう少しやり方があったやろ、と思わず突っ込んでしまった。
「令和では〇〇な人がモテる」
多様性が認められている中、この言い回しは実にやらしい言い方をしている
コレを鵜呑みにするとどうだろう
極論になってしまうが女は家事をしなくてもいいんだと努力しなくなるし、男は家事できたらモテるんだと間違った方向へ努力してしまう
(できるに越したことはないが)
例え結婚できたとしても男の権威性が下がり、女がつけあがり家事も仕事もできる都合のいいハイブリッドATMマンになる未来が見える
そもそも家事が出来る男がモテるに決まってるやろ!
ましてや共働きをしないといけない、支え合っていかないと生活が厳しいこの大不況時代の令和においてズボラで家事しない女なんて誰が選ぶねん。
すみません。少々興奮してしまいました。
情報社会の現代ではこんな風にインフルエンサーたちのポジショントークが溢れている。
今の俺ならまずこんなクソみたいな情報は信用しないが、少なからず信用してしまう人は必ずいる。
なぜなら人は信じたい情報(自分にとって都合のいい情報)を信じるように出来ているからだ
これを確証バイアスといい、ざっくり説明すると自分の考えや信念と合った情報を役に立つ情報を記憶し、脳が勝手に優先的に選別してしまう。反対に反証する情報や自分にとって都合の悪い情報は無視または集めようとしない、または否定的に捉えてしまう。
このような傾向から非モテ大国JAPANの誠実で優しい男性の多くはエアプの恋愛情報に引っかかりやすく、やれ清潔感のある男がモテる、誠実で優しい男がモテるなんて情報を信じてしまうし、店員に横暴なやつはモテない、奢らないケチなやつはモテないなんて情報を信じてしまう。
実際は店員に偉そうな態度をとっている夫婦なんてよく見るし、奢るどころか奢らせている男もいるのに関わらずだ。
俺だって「クズがモテる」なんて信じたくなかった。好きな子がクズと付き合ってしまったことに納得いかなかったし、浮気された時の相手も揃いも揃ってクズみたいな男ばかりだったのにそれでも信じたくなかったので、「クズはモテる」という自分にとって不都合な真実から目をそらし続けていた。
女性は大切に扱うべきだと思っていたので初日で打診しSEXするのはオカシイと思っていたし、キスや手を繋いだりするのも「そういうのは付き合ってからするものだ」と親や周りが言っていたので付き合ってからするのが普通だと思い込んでいた。
だが、実際は会って初日で付き合ってもいないのにキスしたり手繋いだり、ホテルに行ってSEXする女がいるのが事実だ。
そう、正しい情報を集め、情報に振り回されないために最も重要なのはキレイごとなんかよりも「事実」を見ることが最も重要なこと。(前置き長くなった)
事実を見るためにはどうすればいいのか、それは単純明快である
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