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初めて&独りでイタリア旅行した話#5 1日目-イタリア入国!-

こんにちは。
準備編は終わり、いよいよイタリアへ旅行スタートです。今回は前回の記事にはなかった直前準備を補足し、出国~イタリア到着までを綴っていきます。

前回はこちら


直前準備をいろいろと

ぼやっとしていたらもう出発一週間前。初めての海外旅行でありしかも一人旅なので、現地でそうそう助けを借りれるわけでもないですし。
トラブルとはできるだけ無縁でいたいので防げるものは防ぎたいし慌てたくない、と言ったことを考えながら残りの直前準備を終わらせます。

旅関連の本(Kindle Unlimited)を読む(つもりでした)

Kindle Unlimited に1か月間だけ加入しました。こういう時サブスクは役立ちます。KindleはDLしておけば機内モードでも読めるのでiPad Miniに仕込んでおきます。
ばたばたしていて結局出発前は読めず、機内や旅行中に読んだのですが、ソロ旅の準備や注意点、観光スポットなど参考になりました。もっと早く読んでおけばよかった…

戸籍謄本、写真を準備する

万が一パスポートを盗難・紛失した場合に備えます。
外務省HPによると「(略)パスポートを紛失された場合は、直ちに最寄りの在外公館(大使館・総領事館)に連絡し、必要書類を持参して、手続きのために来館してください。なお、パスポートの再発行には、戸籍謄本が必要になりますので、万が一に備えて海外渡航時に携行することをお勧めします。」とのこと。
コンビニで戸籍証明書を発行し、顔写真はパスポート申請の際に余っていたものを持っていきました。

新しいスマホが届く

機種変更用に注文しておいたスマホ、出発直前に到着し前日夜にデータ移行するというエクストリーム機種変になってしまいました…ギリもギリ。みなさんは早めに準備してくださいね。
スマホの発送通知を受け取り、量販店でスマホケース、保護フィルム、ストラップを購入。普段はストラップを使いませんが、スリや落下対策のため。なんとストラップをカッターで切られることもあるとか。海外こわいこわい(結局切られませんでした)。約4,500円かかりましたが保険のようなもの、必要経費です。

これまで準備してきたものをキャリーケースに詰め込み準備完了。
出発前夜は特に緊張も無くぐっすり睡眠できました。


1日目の朝

良かったこと、失敗したこと、気を付けた方が良いことなど
・スマホ機種変更後のsuicaの再紐づけ
・モバイルバッテリーは寿命を確認しておくこと
・両替は必要分(クレカ払いしない場合は多めの方が良いかも)
・空港にビックカメラとドンキがあって便利
・機内では日本語が通じない(それはそう)

おはようございます!と誰にいうでもなく自宅を出発。天気は若干曇りだけどまずまず。まずは新幹線に乗り空港へ向かいます。

ここで早速トラブルが。機種変更したことによりsuicaが紐づいておらずエラー、駅改札を通れません。出鼻を挫かれる形になりめちゃくちゃ焦りました。
駅員さんに助けていただきながらsuicaを再紐づけして解決、無事間に合いました。丁寧に対応してくださった駅員さんに感謝!

浜松町駅からモノレールに乗り羽田第3ターミナルへ。羽田だよね?成田じゃないよね??と何度も確認しながら到着。羽田空港、すごく大きいですね(そういえばマリみてでは成田国際空港からの出発でしたね。志摩子は空港行きの直通バスをお姉様に教えてもらったとかなんとかいうエピソードを思い出しました)。

搭乗手続前に機内持ち込みの荷物を確認したところ、モバイルバッテリーのうち1つ(6,7年前に購入した古いもの)が全く充電されていませんでした…こういったことは事前に確認しておくべきでした。
ITA Airwaysの窓口で搭乗手続した際、キャリーバッグにモバイルバッテリーを入れてはいけないと注意され、手荷物の方に入れることに。当たり前のことではありますが旅行慣れしていないとこんな基本的なことで躓くんですね。。。

空港内のビックカメラでUSB-Cからミニピンへの変換プラグ(イヤホンアンプ入り)を、ドンキホーテでは胃腸薬を購入。鼻炎薬や整腸剤は事前準備していたものの、そういえば胃腸薬を忘れてたな…と思い出したところでしたので助かりました。

外貨両替専門店で、とりあえず10,000円分をユーロに両替。旅行中はほとんどクレカ払いになるだろうと予想し、それほど多く両替はしませんでした。これは結果的に良かったと思います。

離陸~機内

良かったこと、失敗したこと、気を付けた方がよいことなど
・ビーフオアチキン? とは聞かれませんでした
・初めての英会話(会話のレベルじゃなかったけど)、何とかなりそう!
・一人1セット毛布と枕のようなものが座席にある
・通路側座席の方がトイレに行きやすい

ITA Airwaysに乗り込み、ほぼ定刻通りに出発。

いよいよ出国!ITAのロゴがカッコいいですね

着席し飛行機が動き出します。機内アナウンスは最初イタリア語、次に英語の順で行われました。機内安全ビデオ(Safety Video)はスポーツをテーマにしておりユニークな演出でした。JALの場合歌舞伎だったりと国によって特色がありますね。
そして無事離陸。ああ、いよいよ独り海外旅行の始まりだと思うと妙に感慨深いです。
離陸時は晴れていましたが、その後隠岐あたりから次第に雲が多くなりました。

離陸後1時間半程度で最初の機内食タイム
「パスタと和食、どちらがいいですか?」男性のCA中心に聞いて回っています。ほとんどの人がパスタを選んでいる様子で、自分もパスタを選択。和食の場合どんな食事だったのだろう。おにぎり?それとも麺類?
ドリンクはジュース、ワイン、水(Aqua)など様々。私は水を頼みました。「ビーフオアチキン?」ではなかったですね。けいおん!の唯と梓のやり取りがとても好きで。

最初の機内食。パスタか和食かを選べました。

トイレは比較的綺麗でした。古くもなく清掃されており好印象です。洗面所はお湯が出る仕様で、液体石鹸も使えました(どんな先入観なんだか)。
なお往路は窓側の座席でしたのでトイレに行くのに若干気を遣います。トイレのこともありますが腰痛持ちなので定期的に立ち上がったり歩いたりしたいなと思い、復路は通路側の座席にしました

食事の後は窓のスクリーンを閉め室内照明を落とし、機内がおやすみモードになりました。それでもまだ離陸から2、3時間程度。眠気はまだ無く、座席のモニターでブレードランナー2049を観ました。ただ、持参したオーテクのカナル型イヤホンと相性が合わず音量が爆音で調節に苦労しました。

それから直前に購入した変形可能なシリコンスタンドがタブレットを固定するのに役立ちました。改めてARIAやGunslinger Girlを読んだり。買ってよかったです。普段使いもできそう。

前の席の人が指輪を座席の下に落としてしまい、取ってあげたら連れの男性にサンキューと言われたので咄嗟にノープロブレムと答えたりしました。これが初めての英会話。

離陸後約7時間後に軽食の提供。おにぎりかサンドイッチを選べましたが私はサンドイッチとコーラにしました。最初「Coke, Please!」と言っても通じませんでした。おそらく発音が悪いのでしょう…

チーズ&ハムのサンドイッチ&コーラ

残り3時間弱のところで乱気流に入り少し揺れましたがじきに収まりました。

着陸1,2時間前くらいに最後の食事。ポテサラとハムのサンドイッチ、バジル味の鶏肉とチーズを生地で包んだパイ?ブリトーみたいなやつ?と、毎日果物(乾燥果実とウエハース)、ロータスのクッキー、ナッツ。
(ナッツは持ち帰りましたが、次の日思わぬところで役立ちました)

着陸 1時間前くらいの食事。右上はあつあつのブリトー

隣の席の姉妹(家族で旅行しているらしい)が、ローマ→フィレンツェとトランジットするが入国審査はローマでされるの?と質問が。自分はローマで降りるしそもそも海外旅行自体初めてだしわからない、と答えると、どうやら私が旅慣れてる人だと思われていたようです。そんなことはない、羽田空港に行く段階からおっかなびっくりしているというのに…

飛行ルートを見るとずいぶん遠くまで来たものだなと改めて思いました
飛行機は飛び、地球は回る

イタリア入国!

良かったこと、失敗したこと、気を付ければよかったことなど
・海外ローミングモードはお手軽で良い
・入国審査のラインは国(地域)毎に分かれている
・とりあえず初めてでも独りでもなんとか電車移動などできる
・お腹から声を出そう

ということで約13時間のフライトを経てフィウミチーノ国際空港に到着。このとき現地時間20:30頃。お疲れさまでした。
腰は幸いにして爆発していません。帰りもこのまま保ってほしいです。

到着後すぐに海外ローミングをオンに設定、現地の電波を受信します。空港の現地SIM売り場は並ぶかもしれないですし、スマホの設定一つで完結するのは本当にラクでした。

入国検査?のルートをユーロ圏の方角に間違えようとしたり、トイレに寄ったり荷物を受け取ったりしてとりあえず無事 \イタリア入国!/
さて、これから電車の切符を買います。初海外旅行、何もかも初めてだらけですが何とかなるでしょう。まずは駅に向かいます。

ガイドもいない、同行者もいない、オロオロしながらTrainの表示どおり右に進みます

切符の販売機があったので、Google Mapの経路で時間を確認し、TrenItaliaのテルミニ行き切符をクレカで購入。カードを挿入してPINコード(暗証番号)を入力すれば問題なし。出発まであと6分とちょうどいい便がありました。

左の電車に乗り、テルミニ駅まで約30分。
カラフルな電車がかっこいいですね。

出発前の車内アナウンスは何もなく突然ドアが閉まり発車。海外ってこんなものなのかな。夜だからかかなり空いていました。座席は自由なので窓際の席に座りながら異国の夜の風景をぼんやりと眺めながら電車は直通でテルミニへ。途中車掌?のお姉さんがチケット拝見と。見せるとチケットの端をちぎられました。こんな感じなんですね。

テルミニ駅に到着、夜なので駅内の人は少なかったのですが、駅を出ると確かに治安が悪そうな雰囲気が
街頭の少ないところは少し身構えながら歩きました。金持ちには見えなそうな見た目、格好でしたので大丈夫とは思いますが。

土曜の夜だからなのかレストランでは外の席で食べてる人もいました。いいですね、こういった開放的な雰囲気。

建物、街頭などまさに異国に来た感じでテンションが上がります!
土曜の夜だからか、レストランにはまだ人々がワインやビールを飲んでいる姿が。

海外だからか、日本とは違う空気というか匂い。なんだか独特ですね。排ガスの匂いでもないし、なんでしょうね、現地の木々など植物の匂いでしょうか?よくわかりませんが。

できるだけ街灯のある大きな道を選びながら15分ほど歩いてホテルに到着。フロントの方はイタリア語だったと思いますがこちらはカタコト英語で何とかしました。宿泊費は前もってクレカで支払済みでしたので特に問題もなく、2階の部屋へ。

オーソドックスなホテルという感じ。天井が高くて圧迫感が無くて良いです。
ちゃんと浴槽があります。清潔感があっていい感じ。

鍵は日本のホテルにもよくあるカードタイプのものでした。チェックアウトまで持っていて良いそうです。それから電気ケトルが壊れていて沸かせませんでした。それ以外は概ね良い設備です。浴槽もあるし。
そうそう、室内用スリッパ持って来ればよかったと思いました。次に海外旅行するときにはリストに入れておこう。
あと洗濯どうしようと今更。でも何とかなるでしょう。

テルミニ駅の自販機で水を買い10€札を崩そうと思ったのですがなぜか出来ず。釣銭切れでしょうか。結局この日水が買えず、でもホテルの水を飲むのが少し怖かったので、水は明日にしました。保つかなあ…

機内食でそこそこの量を食べたのであまりお腹は空いていませんでした。夕食は食べず、明日の朝どこかで食べようかなと考えます。この辺り完全にノープランでした。

明日の準備をして、ラジオ体操で体をほぐしベッドへ。ですが結局時差ボケで5時ぐらいまで寝れませんでした。

反省、全体的に自分の声が小さい!

※2日目に続きます。

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