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自然と里山を言葉で感じる~2024年6月

俳句や短歌を作り始めて3か月がたちました。メモとペンをいつも持って、感じたこと、気になったことをすぐに書き留める習慣がだいぶ身について来ました。

今年3月、フェイスブックで「自然と里山を言葉で感じる・楽しむ・語る~俳句・短歌、川柳、かるた・標語」という公開グループを立ち上げました。

俳句・短歌を詠んだり、川柳を吐いたり、かるた・標語を作ったりして自然や里山(の中の活動などを含む)を感じたり、楽しんだり、語ったりするグループです。作品を作らなくても、一緒に楽しむだけでもOKです。

ご興味ある方、是非、ご参加くださいご参加ください。
https://www.facebook.com/groups/savoringword

まだ初心者ですが、私の作品の中から主に選んでご紹介します。


夏の俳句・短歌

6月のはじめにゲンジボタルを見にいきました。
ピークは過ぎていて数は 少なかったのですが、久しぶりに見る蛍はいいものでした。

◎魂を 闇夜に残す 蛍かな

◎蛍の灯 天に溶けゆき 星ひとつ


◎無防備に 葉っぱの上の キリギリス 
 喰われようとも ただただ生きる

◎雨雲や ラッパを吹かず 夏の町 

◎十薬の 石鹸よりも 白き苞
 日暮れに放つ 彩を昼刈る


◎色づかぬ 鬼灯がすきと 夕日さす

 これと蛍の句がお気に入りです。(注記)

 関連短歌:
 夕焼けが 差すのを忘れた 鬼灯を
 色づかぬのも 好きと君が言う


◎青苔の 切り株一つ 時纏う

 詠むのにいろいろと迷いました。

◎夏の朝 雲の流れて 書をえがく

◎巣に一羽 子燕誘う 風優し

◎蝶鳴らす らせんの鐘や 捩じり花


川柳

◎蛍の灯 乱視でおとく 倍に見え

◎誰が見る 絶滅のあと 人新世

◎目をつむり 危険も見えぬと 見えぬプラ 

◎右左 茅の輪くぐりて 蜂ダンス

 今年は私もくぐる機会に恵まれました。最初、作法がわからなくて…


前月の記事

注記

鬼灯の句ですが、後日、「鬼灯」が秋の季語であることに気がつきました。調べたつもりでしたが、誤りでした。

色づかぬ 鬼灯がすきと 夕焼けて

季重なりですが、一旦はこんな修正しか思いつきません。

(2024/8/19)

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