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キャパオーバーになった時に行う3つのこと

皆さんこんばんは。
ちばこです。

昨日、介護業界の仲間から「千葉ちゃん、前向きになれない!キャパオーバーかも!」とご連絡をいただきました。私でよければ、とお話を聞かせていただいたのですが、お話しする中で気づいたことをシェアしたいと思います。

①キャパオーバーに気づいたら、キャパオーバーです!と言うこと。
介護のお仕事についている方は、責任感高く頼まれたことは断れない傾向にあります。熱心な介護職さんであればあるほどそうで、リーダー職はなおさらです。
欠員出たから夜勤明け残ってくれる?→わかりました!
シフト組み直して休み調整してくれる?→わかりました!
研修組まなくちゃいけないから、プログラム組んでくれる?→わかりました!
24時間365日続く生活を支えるお仕事なので、立ち止まるわけにはいかず、気がつけば山のような仕事を抱えて終わらない!なんて、身に覚えがありますよね(笑)

私は、頑張れる時には頑張ればいいと思います。
必要な仕事だし、頑張りたい時だってあるから。

でも、なんだか前向きになれなかったり、朝起きるのが辛くなったり、夜眠れなくなったり…誰かを責めたくなったり、ほろりと涙が出たり。
キャパオーバーのサインを感じたら、すぐに信頼できる人に「キャパオーバーです!」と宣言してください。
大丈夫、周りの人だって強いんです(笑)少し頼ってみましょう。

②信頼できる人に、とにかくなんでも話すこと。
相手が信頼できる人であれば、言葉に出して、自分が何を辛いと感じているのか、どうしたいと思っているのか、たくさん言語化して話して、ストレスや不安を手放していきましょう。
人の悩みの大半は、話すことで解決するそうです。
言語化することで頭の中が整理され、自分が何を辛いと思っているのか、何が問題なのかがはっきりとしてきます。
この時のポイントは、初めに示した通り信頼できる人・話に横槍を入れずにうんうんと聞いてくれる人に話すこと。途中で話を遮り「最悪だね!ウンタラカンタラ…」と乗っ取られてしまうと、モヤモヤが残ってしまうのでご注意を!(笑)

③目標・ゴールを共有し、現状を整理して課題を洗い出すこと。
これは、勤めていた会社で繰り返し教えていただいたのですが、問題を把握したい時にはまず「目標・ゴール」を把握することが大切です。会社であれば、経営理念や介護方針を中心とした「どんなケアを提供したいのか」といった理想の姿のことです。具体的な業務であれば、いつまでにどんな状態を作りたいのか、そこで働いている人の理想の状態はどうか、を一度整理します。
これは、主観で行うのではなく会社として全体の目標を知る必要があります。介護の現場でも理念教育の大切さが、話されるようになっています。目の前の業務をがむしゃらに進める前に、一度立ち止まって目標を把握するところから始めていきましょう。
目標が明らかになったら現状把握。
現状と目標の差が課題です。
課題に優先順位をつけて、本当に今やらなくてはいけないのか?といったことを精査します。先延ばしにできることは先延ばしにしましょう(笑)
あなたの心を守ることが一番大切です。

最後に、
ここまで上げてきましたが、これらは私がキャパオーバーだった時にできなかったことでもあります。
大変なことを知っているから「頑張ります」しか言えなかった。
カッコ悪い気がして、相談もできなかった。
でも、キャパはいっぱいだったから、冷静に分析できなかった。
できなかったからこそ、もしも今同じようにキャパオーバーでどうしたらいいかわからない!という人がいれば、このお話が届けばいいな、と思います。
キャパオーバー、体験しておいてよかった!

もし誰にも言えないときには私でよろしければ、お話も聞きますので。
今日が無事で幸せだねえ、と笑っていきましょう!

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