vol.6 初めて知った!フリーランス妊婦とお金の手続き
こんにちは、コズです!
このnoteでは、1年のうちに「フリーランス独立→婚活→結婚→引っ越し→妊娠(Now!)」を怒涛に過ごしてきた38歳♀(2024年時)の経験談を書き綴っています。
今日は、「フリーランスで妊娠した場合のお金の手続きに」ついてお話をしていきます!以外と情報が出てこなかったりするので…ぜひ多くの方の参考になれば嬉しいです!
そもそもフリーランスになると…税金や健康保険、年金について、知らなかったことってたくさんありますよね。特に会社員から独立した場合は、会社が全部処理していることが多いので、フリーランスになってからは全て自分で確認・手続きをしていく必要があります。なんだか複雑そう‥と尻込みしてしまう方も多いと思いますが、大丈夫!!一つずつ確認をしていけば、不安も解決します!
私も妊娠の経験は初めてなので、今回を機に知らないことはたくさんありました。順に紹介していきます〜!
1.年金の免除手続き
今回初めて知った中で、見落としそうになったのは年金と保険料の免除手続きですね!これ皆さんやってるんでしょうか・・・(ザワザワ)
年金、正式名称を「国民年金」と言います。納めるお金のことを「国民年金保険料」と呼びますが、健康保険とは異なりますのでご注意を。(私はいつも年金と保険が混ざってよく分からなくなる。。。)いわゆる、老後にもらえる年金の積立ですよね。(老後以外でも受給できるものはあります)
必ず納める義務になっているものですが、妊娠による免除申請を提出すると、出産する前月から4ヶ月間分の年金が免除されます!現在の保険料が1ヶ月あたりの支払いが1.7万円ほどなので‥4ヶ月となると合計6.8万円くらいが免除されるんですね。なお、免除期間については保険料を納めたものとして後の受給額に反映されますので安心です!
詳細はリンク先もご確認くださいね、
2.保険料の免除手続き
年金の次は、健康保険料です。フリーランスで言うところの国保、保険証の発行に必要なものですね。健康保険も年金と同じく納める義務があるものです。妊娠すると、出産した翌々月、つまり2ヶ月分が免除となります。保険料の金額は、前年の収入によってそれぞれ異なりますので一概には言えませんが‥月に1.5万円支払っているとすると、2ヶ月分の3万円が免除になるということです。私の場合、健康保険料は住んでいる地域の役場から封書が届きました。「妊婦は免除が受けられるので、申請してください」のようなご案内をもらっていたと思います。電子申請対応だったので、すぐに手続きを済ませました。ただ、手続きの完了についての案内がなかったので、前述した年金手続きの際に、健康保険についての状況も確認をしました。
健康保険については市町村役場の管轄なので、ご自身の住んでいる地域のHPをご確認ください(以下は千葉市の例です。)
3.限度額適用認定証の申請(帝王切開など医療費が高額になった場合)
これは妊娠中に入院が発生しない、帝王切開のない普通分娩の場合は不要になります。私の場合、帝王切開での出産が決まったのでこちらの制度を利用することになりました。健康保険証を持っていれば、大きな金額の医療費になったとしても、自己負担額が減額されるものです。この制度を利用するには、限度額適用認定証を役場に発行してもらい、医療機関への提出が必要になります。また、保険証は毎年7月に更新されるので、出産予定日に保険証が切れていないかは注意です。限度額適用認定証の期限は、保険証の利用期限に紐づきます。私は9月出産だったので、保険証が変わる7月以降での手続きをしました。また、予定せず緊急帝王切開になった場合でも2年以内の申請で減額(払い戻し)ができるようです。帝王切開の可能性は全体の25%ほど‥結構可能性は高いものなので、帝王切開になるか分からない場合でも、心配な方は認定証の申請だけしておくのも良いのかなと思います。特に費用もかからず、使わなければそれで済む話なので。
4.妊婦さんの保険に加入しておく
これは任意になりますが、私はすでに35歳を過ぎている高齢出産にあたるので、念の為保険に加入しました。もともと保険に入っていれば、妊娠時のトラブルについてカバーできるものもあると思います。私の場合は、何も保険に入っていない状態で妊娠が分かったので、どの保険でも入れるというわけではありませんでした。また、多すぎるサポートや費用も望んでいない中、最終的には母子保険「はぐ」に加入しました。「はぐ」では帝王切開や切迫早産のための入院、産まれた赤ちゃんの集中治療が必要だった場合など、妊娠と出産に特化したサポートを受けられます。妊娠19週まで入れますし、スマホで完結するのでつわりなどの体調不良時でも簡単に加入が可能です。私は標準サポートプランで月3,000円ほど保険料を支払っています。妊娠期間中
の10ヶ月分だとしても、3万円程度。これくらいの金額で、万が一の時の備えがあるのは安心でしたね。実際、帝王切開をすることになっていたので加入していて良かったと思っています。
こんなところでしょうか??
少し調べると、出産育児一時金や妊婦健診の助成などは出てくると思うのですが、年金と健康保険の手続きについては記載がなかったのでフリーランスの皆さんは忘れず手続きをした方がいいですね!
また、再度お伝えしておくと、これはフリーランスの場合であり、会社員の場合は手続きが異なるので、お気をつけください。(会社員の場合、国民年金ではなく厚生年金、国民健康保険ではなく協会けんぽ) 会社員から独立する際に、このあたり結構混乱しましたね。。。そう言う意味でも、会社員は守られているというのが分かります。ただ、だからこそ縛っているものも多いです。フリーランスになって一番恩恵を受けているのは、まさに妊婦になってから。私の場合は在宅なので、いつ寝転がってもいい、体調悪くなったら自分の裁量でリスケや調整ができる、周りの状況に流されず自分の体を優先できる、会社へ出勤しなくてもいい…この状況は、本当に助かります。
今回の記事が、今後フリーランスで妊娠・出産を考えている方の安心材料になればいいな。それでは、毎週更新を目指して来週もお楽しみに!