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廣川ちあき
2018年2月7日 22:23
プラットフォームの三分間 廣川ちあき頭上には鳩の羽音が行き来して駅は岩場に似ているらしい駅までに傘に集めた水滴は文字を書くには少し足りない両の睫毛に鉄の庇を装備して女らプラットフォームに並ぶささえもつ脳の重たさ紫陽花は枯れゆくときもまるさを保つ戦いに赴く列に今朝塗ったバターの色のスカートの人靴の歩みの流れを分かつ石としてまもられているアゲハチョウの死枕木を千の鏡に掛