その備え、大丈夫？被災したからこそわかる本当に必要なモノ。

「9月に入ったら防災用具を見直そう！」
昨年9月の台風で被災したわが家は
10日間ほどの停電や断水を経験しました。

いつ、何処で起こるか、わからない自然災害。

今年も各地で災害が発生していますね。
8月末にInstagramに投稿した内容ですが、
大切だと思ったので、noteでもシェアしようと思います。

わが家は、すぐ持って出れるよう、玄関にこんなふうに防災グッズをまとめています。

中身は防災グッズのチェックリストを見ながら
被災したときに困った経験を活かして
準備しています。

チェックリストは
首相官邸のウェブサイトに紹介されている
家庭での災害の備えを参考にしながら
経験上足りないと思うものを足しています。

上記チェックリストの他に、私があったほうがいいと思うものは…

・簡易トイレと消臭グッズ
今のトイレって、家庭用もスイッチ式が多いよね。電気が止まると流せなくなるよ！わが家は簡易トイレと凝固剤・消臭グッズを駆使して生ゴミとして処理できました。

・簡易コンロとガスボンベの予備
ガスも止まる可能性あり。IHの家庭は、電気が止まったらコンロが使えなくなるね。非常時は物資も不足するし、非常食は味が単調で心も身体も弱りがち。果物や手料理が本当にありがたかった。特に子供や高齢者が同居されている方は、家族の免疫力を下げないためにも料理できる環境が大切。

・ヘッドライト
停電時、両手で作業したいけど手持ちランプだと片手が塞がってしまって不便だった。ヘッドライトがあると料理や子供の着替えの手伝いなど、両手が使えて便利。

・使い捨てのお皿やコップ＆ラップ
断水すると洗い物が出来ない…！でも日々食べるもので汚れたお皿が溜まっていくわけで…。貴重な飲み水をお皿洗いに使うわけにもいかない。そんな時は、使い捨てのお皿やコップが便利。さらにお皿にラップをひいて使えば、数回は連続で使えます。

・霧吹きやウエットティッシュ、すぐ乾く手拭い
長引く停電と断水でお風呂も入れなくなります。万が一断水は免れても、停電した場合、お風呂のお湯の温度管理ってスイッチですよね。つまり、お湯が出ないんです。でも長くお風呂に入らないと、汗疹やかぶれの原因に…。そんな時は霧吹きに水を入れて吹きかければ、少量の水でさっぱりできます。または手拭いなどのすぐ乾く素材を濡らして身体を拭く。タオル地より手拭いのほうが乾きやすくて便利。

・多めの保冷剤を冷蔵庫に常備。製氷機能付きの冷蔵庫なら常に氷を作っておく
停電時は冷蔵庫も止まります。この季節常温だと食べ物は傷みやすい…。普段から冷蔵庫に保冷剤や氷が常備されていれば、停電しても2.3日は冷蔵庫内の温度が低く保たれますよ。

・家族全員分の長靴
家屋の倒壊や道路の冠水時、足もとにはガラス等と危険物が多くあります。普通の靴では足を傷つけてしまう恐れが。被災時は怪我をすると、そこからバイキンが入ってしまう可能性も。傷口をすぐに洗うための水や消毒液も用意できるかわかりません。移動する時は長靴など怪我する恐れが少ない靴が安心です。

・車のガソリンは常に満タンに
被災時、物資がなくなっても支援はすぐに来ません。昨年公的機関からの援助は被災から1週間以上過ぎてからでした。車は物資を手に入れるための移動に使ったり、暑さを逃れるためにエンジンを入れてクーラーをつけたり。あと、去年夫がやってくれて助かったのは、エンジンから電気をとってくれたこと。私はやり方よくわかってないんですが💦停電時、車が電力になるなんて知らなかったので、助かりました！

思いつくのはこんな感じかな。

非常事態のときは
物資は全く手に入らなくなるし、
ストレスで免疫も下がりがち。
衛生面や精神面を整えることが、
被災時の健康状態を保つ秘訣だと感じました。
特に子供やお年寄り、妊婦さんなどから弱ってしまうので
準備は本当に大切です。

先の説明でも伝えましたが、
公的機関の援助は被災後すぐには始まりません。
1番大変なときは自分たちで乗り越えるしかありません。

わが家は季節の変わり目に
暑いときの防災
寒いときの防災
と、防災グッズも衣替えしています。

皆さまも、これを機に
台風シーズンに突入する前に
ご家族で防災グッズの見直し
是非してみてね！

何か気になることがあれば
気軽にコメントしてください！
私の経験から答えられることがあれば
なんでもお返事します＾＾

下道 千晶（モデル / 染色作家）
Instagram : @chiaki__sh
https://www.instagram.com/chiaki__sh/
お仕事、日々の暮らし、手仕事について気ままに更新しています。
こちらものぞいてくださると嬉しいです。

お仕事のご依頼はこちらまで↓