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AGAについて その2

AGAは男性型脱毛症

主に思春期を過ぎたあたりから出現する薄毛の症状です

一度症状が発生してしまうと残念ながら完治する事はありません

どんどんと進行していき
側頭部と後頭部の毛以外は抜け落ちていきます

所謂、波平さんのような状態です

ヘアセットを楽しみたい人からすると、ショッキングな事実かもしれなせん

だだ、安心して欲しいのは進行を遅らせる事や薄毛の状態を改善する事も適切な治療を行えば可能です

内服薬等を飲んで抜け毛を抑えていく事はできます

花粉症なども一度発症してしまうと中々完治は難しいですよね?

毎年ある一定の期間、花粉症の症状に苦しめられてしまう人は多い
近年では現代病とも呼ばれるようになってきました

花粉症の症状を抑える為に薬を服用する人は少なくないです 

すると、かなり花粉症の症状は抑えられます

AGAもそれと同じ

薬の力を使って進行を遅らせる事ができます

じゃあ、AGAの初期症状とはどのような状態なのでしょうか?

まずは分かりやすいのが抜け毛
1日100本以上は正常な状態の人でも抜け落ちます

1日、200本以上抜け落ちていくのであればAGAの症状が疑われる可能性も

また、毛の成長過程も正常な毛はしっかりとした硬い毛の状態まで成長して抜け落ちるのですが

AGAの影響を受けている毛は柔らかくて短い未熟な毛の状態で抜け落ちていってしまうのです…

前回にも書きましたがAGAは生活習慣、遺伝等の影響もありますが

一番は男性ホルモンの影響によるものが非常に多いと言われています

テストステロンという男性ホルモンが5αリダクターゼという還元酵素と結びつき
ジヒドロテストステロンという悪玉男性ホルモンとなる

ジヒドロテストステロンが髪の毛を作りだすお母さん細胞に新しい毛を作る働きをストップするよう働きかける
また、毛の生まれ変わりの周期をみだし今ある髪の毛が抜ける原因を生み出しているのです


まずは、今ある髪の毛を抜けないようにする方法として

内服薬があります

市場ではフィナステリド、プロペシア、ピンペシア、アボルブ、デュタステリド等という内服薬がります
先発薬やジェネリックと種類は様々です
その薬の役割というのは、先程もでできたテストステロンと5αリダクターゼの結びつきを阻止し、ジヒドロテストステロンの生成を抑える働きがあります

悪玉ホルモンであり、AGAの影響を与え抜け毛を発生させてしまうそもそもの根元であるジヒドロテストステロン

それが作られないようにする事で今ある毛を守ります

ただ、一点要注意なのは
5αリダクターゼは1型と2型と2種類あり
1型は毛乳頭付近から発生する還元酵素
2型は皮脂腺付近から発生される還元酵素です

薬によっては1型のみを阻害するもの
1.2型の両方を阻害するものとがあります

多くの原因は1型といわれる場合もあるので、まずは1型のみをブロックする薬から試してみるのも一つの方法です
ただ、それでも抜け毛が減らないとなるとダブルでブロックできる薬に切り替えてみても良いかと思います

最初から両方ブロックできる方を飲めばいいじゃないかと思われるかもしれません

ただ、この薬は薄毛が気になる限り継続して飲み続ける必要があるものです
1ヶ月、2ヶ月だけ飲み続ければよいものではありません

継続するにはそれだけコストがかかります

1型のみブロックする薬
1.2型の両方をブロックする薬

後者の方がやはりコストはかかります
ランニングコストを抑えられるのであれば極力抑えていきたいですよね?

もし、1型のみブロックする薬で効果が実感できるのならば

コストの低いそちらの薬を継続をオススメしたいものです

ただ、やはり薬となると副作用ももちろんあります

特にフィナステリドの薬は飲み始めの時は初期脱毛という毛が抜け落ちてしまうという副作用がでてしまう可能性があります

毛を失わない為に飲み始めたのに…逆に毛がどんどん抜け落ちていくのですよ…

凄く不安な気持ちになると思います

だだ、これは薬の副作用として起こっている事なのでむしろキチンと薬が効いている証拠でもあります
悲観的に捉える必要はございません!

また、前立腺の癌を見つける為に必要な数値が下がってしまうので発見が遅れる可能性がある
その点も注意すべき点であると考えます

内服を飲むのであれば、定期的な血液検査を受ける事をオススメします

最近では、個人輸入を行い薬を安く簡単に入手する経路もあります

ただ、知識なく飲むのは恐ろしいもの

フィナステリドは毎日同じ時間に飲む飲み方も大切です

また、飲み忘れた後に飲むタイミングなどもあります

せっかく飲むんだったらきちんと正しく継続する事

これは本当に大事な事です

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